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2016年6月6日~10日(6月2週目)

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8日(水)に開かれたシアトル市議会では、シアトル警察北管轄区域の新建物建設案について話し合われたが、参加した市民からは建設予算の高さに批判の声が上がった。提案によると、予算はアメリカ国内の警察署建物で最も高い約1億6千万ドル。Aurora Ave. N と N. 130th のブロックに建設予定で、建物は耐震性があり、体育館や射撃場も備える。表側の壁はガラス張りで、市民への透明性を表すデザイン。また屋外には、一般市民のためにファーマーズ・マーケットなどが行えるスペースが含まれる。同席したシアトル警察署長は、現在の建物は古く、署員の増加で手狭になった上、署員のトレーニング量は以前より増えているにもかかわらず、その施設が併設されていないため新しい建物が必要と話した。資金については地方債と物品税から一部を拠出する案などが上がっており、マレー市長は市が所有する建物の売却資金を充てる提案もしている。市が承認すると、建設工事は来年に開始され、2019年にオープンする予定。KING5の関連記事はこちら

WA州公立学校の保健教育へ「性的指向」を新たに追加

6/8/2016 ・KING5

高校までの公立学校における基礎教育プログラム運営などを行うワシントン州のOffice of Superintendent of Public Instruction (OSPI)は2016-2017年度の保健体育の教育におけるガイドラインを最近発表したが、新しく追加された「性的指向」は多くの保護者の関心を引いている。新しいガイドラインには、キンダーガーデンで性別の表現が複数あることへの理解、4年生には性的指向や性同一性の意味について学ぶことなどが含まれている。OSPIの担当者は、子どもたちが性別に関わらず、やりたいスポーツができ、身に着けたい色の洋服が着られるよう、性的偏見を取り除くことを目指して新しい内容が取り入れたと話している。細かな授業内容については保護者の意見を取り入れて、各学校区が決定する。KING5の関連記事はこちら

13年ぶりにレニア・ビールがワシントン州で製造

6/7/2016 ・KING5

シアトル発祥の地ビールで、現在カリフォルニアのビール会社が所有するレニア・ビールが、13年ぶりにワシントン州で製造、出荷される。同ブランドの20年ぶりの新作となるPale Mountain Aleは、ウディンビルのレッドフックビール工場で6日(月)と7日(火)に約2万ケース分が初めて瓶詰めされ、1-2週間後にはワシントン州、オレゴン州、アイダホ州、モンタナ州、カリフォルニア州北部の小売店、レストランなどで販売される。ビールとそのパッケージングは1930年代の禁酒法時代直後をイメージして作られ、原材料の二条大麦やホップはヤキマ・バレー産を使用している。レニア・ブリューイング・カンパニーは1878年にシアトルで創設。同社のレニア・ビールはノースウエストで人気のブランドとなったが、1999年にカリフォルニアのビール会社に買収され、過去13年間はカリフォルニア州で製造されていた。KING5の関連記事はこちら

ワシントン州西部、今週末までに気温が大きく下がる予報

6/6/2016 ・KING5

シアトルでは6月5日としては過去最高記録となる華氏93度まで気温が上昇し、ワシントン州西部全体でも非常に暑い1日となったが、今週末までに気温は大きく下がると予報されている。KING5の気象予報士によると、6日(月)と7日(火)の最高気温は80度台前半から半ばになると予想されるが、その後は60度台半ばまで下降するもよう。週末の10日(金)から11日(土)にかけて低気圧が州西部へ移動し、にわか雨が降る確立が高くなり、最高気温は平均気温を下回る50度台後半から60度台前半まで落ち込むとみられる。KING5の関連記事はこちら