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2023年3月13日~3月17日のニュース

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ベルビュー教育委員会、小学校2校の統合計画を承認

3/17/2023・KING5

ベルビュー教育委員会は16日(木)、生徒数の減少を理由に、ウィルバートン小学校とイーストゲート小学校の2校を他の学校と統合する計画を承認した。この承認については3人の理事が賛成に投票し、2人が棄権。秋からウィルバートン小学校の生徒はクライドヒル小学校とエナタイ小学校に、イーストゲート小学校の生徒はスピリットリッジ小学校に通うことになる。ベルビュー学区は当初3校の統合を提案していたが、地域からの意見のヒアリングを重ねた結果、計画を変更。新計画では、統合を検討されていたアードモア小学校は統合されず、アラビア語のヘリテージ・ランゲージ・プログラムを設け、また生徒を惹きつけ維持するための「革新的なアプローチ」を職員とともに開発・実施する。過去3年間でベルビュー学区の生徒は1,500人以上減少しており、この傾向は今後も続くと予想されている。KING5の関連記事はこちら


ワシントン大学の桜、開花ピークは4月上旬の予想

3/16/2023・KING5

例年は3月第3週頃に満開となるワシントン大学(UW)の桜だが、今年は寒波の影響で数週間遅れの4月上旬に開花のピークを迎えるとみられている。70%の花が咲いた時点で開花のピークと判断されるが、3月20日(月)時点の開花は10%と予想されている。シアトルの桜の名所として知られる同大学のクワッドには29本のソメイヨシノが植えられており、その多くは樹齢80年以上。UWキャンパスには他にもさまざまな種類の桜が100本近く植えられており、桜が開花する時期になると多くの花見客で賑わう。訪問者が花見を計画できるよう、UWは桜に関するページを公開している。KING5の関連記事はこちら


昨年の車両盗難台数、ワシントン州は全米3位

3/15/2023・KIRO7

先週発表された全米保険犯罪局(National Insurance Crime Bureau)の報告「2022 Vehicle Theft Trend Report 」によると、昨年の車両盗難台数でワシントン州は全米3位となっている。2022年に盗難被害にあった車両台数は全米で1,001,967台で、ワシントン州内では46,939台。人口が圧倒的に多いカリフォルニア州の202,685台、テキサス州の105,015台に、ワシントン州が続く。また、2019年から2022年にかけてのワシントン州の車両盗難率は31%増加しており、35%のイリノイ州に次いで2番目の高さ。全米の大都市圏別では、シアトル・タコマ・ベルビュー地域が7位で30,572台の車両が盗まれ、2021年よりも30%増加している。ピュージェット・サウンド自動車盗難対策本部によると、2023年3月はピアス郡で748台、キング郡で1,351台、1日平均では約75台が盗まれており、自動車のオーナーに盗難防止装置の使用を推奨している。KIRO7の関連記事はこちら


パイクプレイス・マーケット付近の桜の木、撤去が開始

3/14/2023・KING5

シアトル市は14日(火)、パイクプレイス・マーケット付近にある樹齢数十年の桜の木8本の撤去を開始した。地域住民から桜の撤去への反対を受けており、市は新しい桜の木を植え替えすることを決めている。 Pike St. の1st Ave. と2nd Ave. の間にあるこれらの桜は80年代前半に植えられたもので、シアトルの活動家らは、第二次世界大戦前にパイクプレイスマーケットで働いていた多くの日系アメリカ人や、戦時中の日系人の強制収容などを示す、歴史的・文化的関連性を持っていると述べている。シアトル市によると、桜の木は寿命を過ぎており、もともと植えられていた木のうち5本はすでに枯れて伐採された。市はこの8本に加え、さらに16本の桜を他の場所にに植える予定。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州のCOVID-19家庭用検査キット無料配布、5月に終了

3/13/2023・KIRO7

ワシントン州保健省(DOH)は、5月11日をもってCOVID-19家庭用検査キットを無料で配布するプログラムを終了すると発表した。州は2022年1月に同プログラムの専用サイト「Say Yes! Covid Test」を開設し、これまで100万世帯に1500万回分以上の検査キットを配布してきた。現在も同ウェブサイトから無料の検査キットを注文できるが、DOHは13日(月)より、最も検査キットを必要とするコミュニティーにフォーカスして配布対象を移行していく。連邦政府によるCOVID-19家庭用検査キットの無料配布は、在庫が続く限り入手可能。また保険会社は、5月11日の連邦公衆衛生緊急事態の終了まで、保険加入者1人あたり毎月8回の自宅検査費用を負担することが義務付けられている。KIRO7の関連記事はこちら


セルフレジやATMでのクレジットカード情報盗難に警察が注意喚起

3/13/2023・KIRO7

エベレット警察の金融犯罪担当刑事は、ワシントン州西部のセルフレジやATMにおいて、Bluetooth対応の情報読取装置(スキマー)を使ってクレジットカードやデビットカードの情報を不正に抜き取る手口が増えていると警告している。店舗のセルフレジのIngenicoブランドのカードリーダー、また特定の銀行の屋外にあるATMにスキマーが設置されているのが確認されている。スキマーはカード情報とPINパッドで入力した暗証番号を記録できるように設計されており、スキマーの近くにいるだけで、Bluetooth対応機器を経由してカード情報の取得が可能。警察はクレジットカード情報の盗難を防ぐため、カードリーダーに装置が被せられていないかの確認、隠しながらの暗証番号入力、銀行店舗内のATMの利用、クレジットカードなどの利用履歴の確認などを行うよう、住民に注意喚起している。KIRO7の関連記事はこちら