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2023年10月16日~10月20日のニュース

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中央値価格の住宅購入、シアトルでは年収万以上が必要とRedfinが報告

10/20/2023・KING5

不動産情報サイトを運営するRedfinは今年8月から過去1年間の独自のデータ分析結果を発表したが、中央値の価格の住宅をシアトルで購入する場合、少なくとも21万4904ドルの年収が必要となると報告している。これはアメリカの主要100都市圏で8番目に高く、シアトルよりも上位は全てカリフォルニア州内。国勢調査局によると、2017年~2021年のシアトルの世帯年収の中央値は10万5,391ドルで、中央値の住宅を購入するのに必要な年収との差は大きく、これは全米でみても顕著。全米では、価格が中央値の住宅購入に必要な年収は11万4,627ドルで過去最高を記録しており、1年前より15%高く、パンデミック前より50%以上高くなっている。この理由として、Redfinは過去20年間で最も高い住宅ローン金利と、全国的な在庫の少なさを挙げている。KING5の関連記事はこちら


シアトル市内の路上駐車料金、来週に改定実施

10/20/2023・KIRO7

シアトル市交通局(SDOT)は来週23日(月)、路上駐車料金の改定を実施する。稼働率が通常85%以上の場所では、午後と夜間の駐車料金が1時間0.50ドル値上げとなるが、市内約30カ所の有料路上駐車エリアのうち14カ所では料金の変更はなく、5カ所で需要の低下により料金が値下げされる。今回値上げの対象となっているのはバラード、コロンビア・シティ、ウォーター・フロント、ファースト・ヒルなど。SDOTは駐車料金の調整を冬、夏、秋の年3回、同交通局のデータに基づいて行っている改定される料金の一覧はこちら。KIRO7の関連記事はこちら


ポートランドのブードゥー・ドーナツがシアトルへの進出を計画

10/18/2023・KING5

ポートランド発祥の人気ドーナツ店、ブードゥー・ドーナツがシアトルのキャピトル・ヒルに新店舗を計画していることが明らかになった。シアトル市に提出された建築許可証によると、場所は現在ベトナム・ヌードルのレストランが入居している1200 Pine St. の店舗スペースで、スターバックス・リザーブ・ロースタリーの近く。計画によると、ほとんどの面積は商品の保管・製造に利用し、小さな店舗を併設する。開店の時期は今のところ発表されていない。ブードゥー・ドーナツは、2003年にポートランドで初めてオープンし、これまでコロラド、テキサス、アリゾナ、イリノイ、フロリダ、カリフォルニアなど他の州にも進出している。KING5の関連記事はこちら


キング郡が独自の銃暴力防止に関する事務所の設立を発表

10/18/2023・KING5

シアトル地域における殺人事件の急増に対処するため、キング郡のダウ・コンスタンティン郡長官は17日(火)、独自の銃暴力防止地域事務所(Regional Office of Gun Violence Prevention)を設立すると発表した。シアトル・キング郡の公衆衛生局との提携による機関で、ホワイトハウスが最近発表した銃暴力防止事務所とも連携し、連邦政府の予算を活用する。既存の銃暴力防止に関するプロジェクトを推進するほか、来年にはケント、ビュリエン、スカイウェイへ地域の暴力介入サービスを拡大する予定。17日の時点で、今年シアトルで発生した殺人事件は64件で、すでに2022年の52件を大幅に上回っており、また過去最高だった1994年の69件を超えるペースで事件が起こっている。KING5の関連記事はこちら


シアトルで発生の発砲事件、子どもがいるデイケアの窓が銃弾で割れる

10/17/2023・KING5

シアトルのセントラル・ディストリクトで16日(月)に発砲事件があり、事件現場近くのデイケア・センターでは、子どもがいた建物の窓ガラスに銃弾が当たって粉々に割れた。この事件で47歳の男性が負傷して男性はハーバービュー・メディカル・センターに搬送されたが、命に別状はない。事件現場は23rd Ave S.とS. Jackson St. 付近で、A4 アップル・ラーニング・センターの共同経営者アポロニア・ワシントン氏によると、銃声が聞こえた時は子どもたちはサークル・タイムからおやつの時間に移るところだったが、24人の子どもにほふく前進する体勢をとるよう指示したと話している。ワシントン氏は、同地域の警備を強化するため、警察のパトロールを増やすよう求めている。KING5の関連記事はこちら


シアトル市の最低賃金、2024年1月より時給19.97ドルに引き上げ

10/16/2023・KING5

シアトル市労働基準局(OLS)は16日(月)、2024年1月1日より最低賃金を現在の時給18.69ドルから19.97ドルに引き上げると発表した。従業員501人以上の企業、および従業員が500人以下で医療関連の福利厚生に1時間当たり2.72ドル以上を支払っていない、あるいは従業員が同額以上のチップを得ていない雇用主は19.97ドル以上の時給を支払うことが求められ、福利厚生の支払いやチップでの収入が規定以上ある小規模ビジネスは最低時給が17.25ドル。前年の6.8パーセントの最低賃金引き上げとなるが、これはシアトル-タコマ-ベルビュー地域の消費者物価指数のインフレ率を反映している。シアトル市は全米で最低賃金が最も高い都市の一つ。ワシントン州における来年の最低賃金は、現在の時給15.74ドルから3.4パーセント値上げの16.28ドルと発表されている。KING5の関連記事はこちら


バーテル・ドラッグスの親会社、ライト・エイドが連邦破産法11条の適用を申請

10/16/2023・KING5

シアトルで創業されたバーテル・ドラッグスの親会社で大手薬局チェーンのライト・エイドは、15日(日)に連邦破産法11条の適用を申請し、損失とオピオイド関連訴訟に対処しながら、再建を図るため事業の一部を売却する計画をしている。同社は引き続き店舗やオンラインでのサービスを提供するが、連邦破産法第11条の適用を受けることで不採算店舗の閉鎖計画を早められるとしている。ライトエイドはアメリカ国内で2,000以上の小売店舗を運営しており、シアトルで130年の歴史を持つバーテル・ドラッグスを2020年に9500万ドルで買収。しかしその後、バーテル・ドラッグスの複数店が閉店となり、最近もシアトル市内やリンウッドの店舗が閉店した。ライト・エイドは、数年にわたり年間損失を計上しており、経営難に対処するためコスト削減と一部店舗の閉鎖を進めている。またオピオイドの処方をめぐる訴訟で、同社は財務リスクに直面している。KING5の関連記事はこちら