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2024年1月8日~1月12日のニュース

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飛行機のドアプラグが吹き飛ぶ事故、アラスカ航空の乗客が集団訴訟

1/12/2024・KING5

オレゴン州ポートランドを離陸した直後にドアプラグが吹き飛ぶ事故が発生したアラスカ航空1282便の乗客6人が、運航機を製造したボーイング社を相手取り集団訴訟を起こした。シアトルに本拠を置くStritmatter Firmが原告の代理人を務めており、事故による身体的な負傷や精神的苦痛に対する補償を求めている。訴状によると、乗客の1人は脳震盪や首と背中のケガ、耳の内出血などの被害を受けたと主張しており、他にも呼吸困難や飛行機を降りた後に発作を起こした乗客もいる。またボーイング社がドアプラグを機体に適切に固定せず、737マックス9型機をアラスカ航空に納入したと訴えている。ボーイングのデーブ・カルフーンCEOは9日(火)にレントン本社で開かれた会議で、同社のミスを認める発言をした。連邦航空局(FAA)と国家安全保障運輸委員会(NTSB)はともに、ドアプラグが外れた原因や、ボーイング737 Max 9型機の製造について調査している。KING5の関連記事はこちら


シアトル・シーホークスのピート・キャロル氏が監督職を退任

1/10/2024・KING5

ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のシアトル・シーホークスでヘッドコーチを務めていたピート・キャロル氏が、監督職を退任することが10日(水)に明らかになった。シーホークスのジョディ・アレン会長の声明によると、キャロル氏は同球団のアドバイザー職に移行することに合意した。同氏がシーホークスを率いた14シーズンにおけるチームの成績は137勝89敗。在任中には連続2回のスーパーボウル出場(2014年2月と2015年2月)を果たしており、2014年2月にフランチャイズ初のスーパーボウル制覇も達成。またシーホークスはキャロル氏の下でプレーオフに10シーズン出場したが、過去3年のうち2年は出場を逃している。72歳のキャロル氏は昨季、NFLにおける最年長の監督だった。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州西部の山で非常に稀なブリザード警報

1/9/2024・KING5

ワシントン州西部の一部に非常に稀なブリザード警報(Blizzard Warning)が9日(火)に発令された。同州では10年以上発表されていなかったこの気象警報は、標高2,000フィート以上の山を対象に9日午前4時から10日(水)午前10時まで出されている。パシフィック・ノースウエスト地域でよくみられる大雪警報(Winter Storm Warning)は12時間で6インチ、または24時間で8インチの雪が基準となるが、ブリザード警報はこれに強風が加わる。国立気象台は強風により、3時間以上にわたって視界が1/4マイル以下になり、風速35マイル以上の強風、または風速35マイル以上の突風が頻繁に吹くと予想している。さらに現時点で週の後半に、一部の低地において軽い積雪が予想されている。12日(金)から14日(日)までは気温も下がり、最高気温は20度台から30度台前半、朝の最低気温は20度前後になる見込み。KING5の関連記事はこちら


ワシントン大学がカレッジ・フットボールの優勝を逃す

1/9/2024・KING5

8日(月)に行われたカレッジ・フットボール・プレーオフ(CFP)優勝決定戦でワシントン大学・ハスキーズ(2位)とミシガン大学・ウルヴァリンズ(1位)が対戦し、ハスキーズが34-13で敗れた。第1クォーターにはミシガン大学のランニング・バック、ドノバン・エドワーズ選手が40ヤード以上のタッチダウンを2回決め、その後も同大学が最後まで試合をリード。今季はパスヤードで全米トップに立ち、ハイズマン賞の投票で2位を獲得したワシントン大学クオーターバック、マイケル・ペニックス Jr.選手は第2クォーター終盤に3ヤードのTDパスを成功したものの、ウルヴァリンズのディフェンスを崩すことができなかった。ワシントン大学の連勝は21勝でストップした。KING5の関連記事はこちら


機体の一部が吹き飛ぶ事故、シータック空港発の多数のフライトにも影響

1/8/2024・KING5

5日(金)夜にオレゴン州ポートランドからカリフォルニア州オンタリオへ向かっていたアラスカ航空1282便で一部の機体パネルが離陸直後に吹き飛んだ事故を受けて、米連邦航空局(FAA)は6日(土)に同機種であるボーイング737 Max 9型機の合計171機に対し、点検のため運航の一時停止を命じている。アラスカ航空は週末、同社の主要ハブ空港であるシアトル・タコマ国際空港(シータック空港)発の数百便を運航中止にしており、多くの旅行者が影響を受けた。8日(月)も同空港では合計81便がキャンセルとなり、そのうち77便はアラスカ航空運航のフライト。米国家運輸安全委員会(NTSB)は7日(日)、飛行機から落下したとみられる2台のスマートフォンや機体のプラグドアなどがポートランドから近いビーバートンで発見されたと報告している。この事故での負傷者は報告されていない。ボーイング737 MAXの製造工場はワシントン州レントンにあり、同機は昨年10月に納品されたばかり。KING5の関連記事はこちら