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一時帰国をより快適に!成田・羽田空港 活用ガイド

日本の空の玄関である「成田空港」と「羽田空港」の最新情報とその活用術についてご紹介! 皆さんの一時帰国がより快適なものとなりますように。(2023年6月)

※ 掲載情報は2023年6月時点のものです。


インフォメーションセンターを活用して、日本への一時帰国の快適旅を実現!

主に訪日外国人向けに日本の旅をサポートする空港のツーリストインフォメーションセンター。あらゆるニーズに応えるサービス内容は、日本への一時帰国者もぜひ活用してほしいモノばかり!上手に活用すれば、快適な一時帰国になること間違いなしです。

成田国際空港 Visitor Service Center

“ワンストップで旅の全てがそろう”

成田国際空港第1ターミナルの到着ロビー(1階)にある「Visitor Service Center」は、訪日外国人だけでなく、一時帰国者にも便利な施設です。

このセンターのコンセプトは「Trip Tailor」。日本を訪れる人それぞれの旅の目的や希望に合わせ、テーラーメイドのように日本の旅を自分仕様にしつらえてくれるセンターです。中央カウンターでは、国内の観光案内はもちろん、旅行プランの作成やホテル予約、各種チケットの購入までワンストップで叶います。

その他、国内空港最大級(約1300m2)を誇る施設内には、携帯電話やWi-Fiのレンタル、レンタカー、ATMや自動外貨両替機、コインロッカー、スマホなどが充電できるシーティングスペースなど、さまざまなニーズに応えるサービスや店舗が配置され、旅の利便性を高めています。手軽に利用できる設備が整うVisitor Service Center。ぜひ活用してみては?

*ライトハウス調べ

◎ Visitor Service Center
場所:成田国際空港第1ターミナル1階
Webhttps://www.narita-airport.jp/jp/news/vsc_open_201710

 

羽田空港 Keikyu Tourist Information Center

“旅のコンシェルジュがおもてなし”

羽田空港で日本の旅に関する情報やサービスが得られる案内所やセンターは主に3カ所。その中の一つ、「Keikyu Tourist Information Center」は、第3ターミナル駅2階到着ロビー階・改札横にある訪日外国人向けの観光案内所です。首都圏を中心とした交通案内、PASMO(ICカード)や乗車券等の発売、観光案内などにコンシェルジュが対応してくれます。外貨両替店も隣接しており、コンパクトながらサービスが充実している情報センターです。

*羽田空港第3ターミナルには他に「観光情報センター」もあり、こちらは一部のみオープンしています(2023年5月23日現在)。

◎ Keikyu Tourist Information Center
場所:羽田空港第3ターミナル駅2階
Webhttps://www.keikyu.co.jp/visit/haneda-airport/use/international/tic.html

 

宅配サービスで一時帰国の荷物問題は解決!

一時帰国の大きな悩みの種といえば、スーツケースなどの「荷物」をどう運ぶかという問題。そのストレスを解消してくれるのが「手荷物宅配サービス」です。

JAL ABCの「空港宅配サービス」

JAL ABCの「空港宅配サービス」 では、空港から日本の滞在先へ荷物を運ぶ「到着宅配」 、滞在先から空港までの「出発宅配」が利用できます。

到着宅配は下記の国際空港到着階のJAL ABC宅配カウンターで申し込めます。なお、出発宅配は予約が必要です。空港別に予約締め切り日や最終集荷日が設定されているので、事前に確認しておきましょう。空港カウンターでは、段ボールやガムテープなどの「梱包資材の販売」もあるので、アメリカ帰国便の搭乗前に小さな荷物を一まとめにするのにも便利です。

また、滞在先のホテルへ荷物を届けてくれる「ホテル宅配便サービス」( 一部の空港とホテルで実施)や、数時間から渡航中の数日間、荷物を預けられる「手荷物一時預かりサービス」 もぜひ利用したいサービス。配送可能なホテルや預けられる荷物のサイズなどJAL ABCのウェブサイトに詳しく説明されています。

さらに、新千歳・関空・福岡など国内22の空港から羽田空港に向けて出発するJAL国内線利用者は、出発空港で預けた荷物を当日内に滞在先ホテルで受け取れる「手荷物当日配送サービス」も活用したいところ。詳細は以下で確認を。

◎ JAL ABC
場所:成田第1・2、羽田第1~3、関西国際第1、中部国際第1ターミナルにカウンターあり
Webhttps://www.jalabc.com/

◎ JAL「手荷物当日配送サービス」
Webhttps://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/baggage/samedaydelivery/

 

ヤマト運輸の「空港宅急便」

重たいスーツケースやかさばる手荷物を空港から日本の滞在先、日本の滞在先から空港へ配送してくれるヤマト運輸の「空港宅急便」 。日本の滞在先から日本の空港へ荷物を送る場合は、出発2日前(一部地域は3日前)までに荷物を送り、出発当日に出発空港のヤマト運輸カウンターで受け取ることができます。配送エリアは日本全国。「往復宅急便」も利用できます。宅急便運賃や空港手数料、対応サイズなどの詳細はヤマト運輸のサービスサイトで確認を。

注意したいのは、ボストンバッグを送る場合は専用の「カバー」が必要なこと。ボストンバッグやスーツケース用のカバーのほか、梱包に必要な材料はヤマト運輸の空港カウンター、営業所、クロネコマーケット(オンラインショップ)で購入できます。

また、ヤマト運輸は「手ぶら観光サービス」に取り組んでいます。中でも、東京駅丸の内北口クローク、パシフィコロジスティクスセンター(パシフィコ横浜内)のヤマト運輸のカウンターでは、手荷物の一時預かりのほか、成田・羽田空港へ手荷物を当日内に配送する「手ぶら当日配送」にも対応。上手に活用すれば、一時帰国も軽快になるサービスがそろっています。

◎ ヤマト運輸「空港宅急便」
Webhttps://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/airport/

◎ ヤマト運輸「手ぶら観光サービス」
Webhttps://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/hands-freetravel/

 

ANAの「空港宅配サービス」

到着空港から日本国内の滞在先(指定場所)へ、または日本の滞在先から国際線出発空港まで手荷物を配送します。空港から滞在先への配送は、到着当日に各空港のカウンターで申し込めます。一方、滞在先から空港までの集荷・配送は、成田・羽田・関空発のANA国際線(共同運航便、他社便名のANA運航便は除く)の予約・購入者のみ対象なので、注意が必要です。

◎ ANA「空港宅配サービス」
場所:成田・羽田・関空でサービスを提供
Webhttps://bit.ly/42IiBVm

 

一時帰国中のネット環境 ~ 日本で使えるSIMカード、レンタルWi-Fi比較

日本に一時帰国の際、「通信手段」の確保は最優先事項。帰国中、スマホやインターネットに接続するにはフリーWi-Fiの利用やSIMカードの購入、モバイルWi-Fiのレンタルといった方法があります。中でもSIMカードとモバイルWi-Fiは、アメリカ国内で手配して日本の空港で受け取れるサービスがあるのでおすすめ!そこで、SIMカードとレンタルWi-Fiをまとめてみました。滞在日数や用途に応じて最適なものを選びましょう。

おすすめSIMカード

※料金は2023年6月時点の情報
※表の一部が隠れている場合は、横方向にスクロール可能。

サービス名特長メリット・デメリット利用料金例受け取り場所・配送先
購入方法
ジャパンSIMカード
(Hanacell)
日本一時帰国に特化したSIMカード。日本の携帯電話番号を取得して通話できる上、年間8ドルの維持費で使用期限なしで使えるので、一時帰国の回数や滞在期間にかかわらずフレキシブルに対応できて便利。【メリット】
維持費を払えばずっと同じSIMカードが使える。音声通話も可。アメリカで入手できる。
【デメリット】
日本の滞在先に配送できない。月間使用量が3GB超になると低速になる。
29ドル
(使用月だけ)
日本の空港(成田・羽田・関空・中部国際・那覇)、身分証明書に記載の住所(アメリカ国内)
Nippon SIM for Japan滞在日数(8〜365日)と使用容量(3G〜無制限)に応じてさまざまなプランがある。ドコモ回線を使用。【メリット】
InstagramやFacebookなど特定のアプリの使用は使用容量にカウントされないプランがある。一部のSIMはアメリカのAmazonで買える。
【デメリット】
データ通信専用のSIMなので、音声通話ができない。
2480円~
(30日間・3GB)
日本の空港(成田・羽田・新千歳、中部国際)、家電量販店、日米のAmazon
JAPAN TRAVEL SIMドコモ回線を使用するので、サービスエリアは日本全国でつながりやすい。【メリット】
容量無制限のプランが多い。使用容量をオーバーしてもリチャージすれば使い続けられる。
【デメリット】
音声通話ができない。
オープン価格
(※ 参考価格1.5GB 2222円 Amazon)
日本の空港(成田、羽田など)、家電量販店やコンビニなどの店頭、オンライン
Mobal短期滞在向けと長期(90日以上)滞在向けのSIMカードを提供している。プランによっては日本の電話番号も入手できる。【メリット】
一部のプランでは、日本の電話番号を取得できる。英語のカスタマーサポートあり。アメリカでも受け取れる。
【デメリット】
滞在日数によっては、1日ごとの料金設定がされているWi-Fiをレンタルした方がお得な場合も。
4730円
(8日・音声なし)

7920円
(30日・音声通話付き)

日本の空港(成田、羽田、関空、那覇)、全国の主要駅やトラベルセンター、アメリカの住所、日本の滞在先
Google Fi Wirelessアメリカ、日本を含め200カ国以上で利用できるGoogleのMVNOサービス。契約台数に応じて基本料金の割り引きも。
*これはSIMではなくMVNOサービスです。
【メリット】
国移動の手続きなく、アメリカ国内と同じように日本で自分の携帯電話を使える。
【デメリット】
物理SIM(SIM Kit)の契約にはアメリカ国内の住所が必要。
65ドル/1カ月
(unlimited plusプラン)

20ドル/1カ月+$10/GB
(Flexibleプラン)

公式サイト(eSIM契約)、アメリカ国内の住所(物理SIM契約)

おすすめレンタルWi-Fi

※料金は2023年6月時点の情報
※表の一部が隠れている場合は、横方向にスクロール可能。

サービス名特長メリット・デメリット利用料金例受け取り場所・配送先
購入方法
Skygo WiFi日本はもちろん世界100カ国で利用できるWi-Fi。スマホやノートパソコン、タブレットなど、さまざまなデバイスを同時に5台まで接続可。世界各地を1台でカバーできる。【メリット】
アメリカ国内で受け取りや返却ができ、データ容量無制限で利用可能。
【デメリット】
日本国内の空港で受け取りや返却ができない。
10ドル
(1日あたり)~
*各種割引あり
ロサンゼルス国際空港、サンフランシスコ国際空港、トーランス店(CA州)、アメリカ国内の住所
Wifiレンタルどっとこむモバイルバッテリーやケーブル類なども併せてレンタルできるオプションサービスが充実。【メリット】
日本国内専用Wi-Fiの端末の種類が豊富。日本の郵便ポストで返却できる。
【デメリット】
データ量「無制限」とあっても1日3GBを超えると通信速度が制限されるので注意が必要。
496円
(1日あたり)~
日本の空港(成田・羽田・新千歳・関空・伊丹・福岡・那覇など)、日本のコンビニ、日本の滞在先
Sakura Mobileドコモの回線を使用するので、つながりやすい。Wi-Fi機器はすぐに利用できる状態で用意されているので便利。【メリット】
レンタルパッケージには前払いの返却用封筒が含まれているので、返却は帰国前に日本のポストに投函するだけ。
【デメリット】
混雑した観光地では通信速度が遅くなることも。
329円
(1日あたり)~
日本の空港(成田・羽田・関空)、日本の滞在先、「ゆうゆう窓口」のある郵便局
wifiレンタル屋さんドコモやSoftBankなどの正規キャリア回線使用のルーターも選べる。【メリット】
会員になるとレンタル料金の10%をポイント還元。ポイントは延長や次回の利用の際に使用できる。
【デメリット】
長期利用は他社に比べ割高になってしまう場合がある。
390円
(1日あたり)~
日本の空港(成田、羽田、新千歳、関空、中部国際、福岡)、日本の滞在先、店頭(秋葉原)
Japan WirelessプレミアムWi- Fi プランなら、容量無制限で同時接続10台まで可。さらに20時間分のバッテリー容量【メリット】
24時間英語でのサポートあり。日本の郵便ポストから返却可。
【デメリット】
羽田での受け取りは不可。
615円
(1日あたり)
日本の空港(成田、関空、中部国際、福岡)、日本の滞在先

 

成田空港・羽田空港から主要駅へ、バスと電車どちらを選ぶ!?

“交通手段の選択はメリット・デメリットを考慮して”

成田、羽田空港から主要駅へのアクセス方法は、主に電車とバスの二つの方法があります。

電車は時間が正確ですが、バスに比べると料金が高く、大きなスーツケースを抱えての乗り換えは不便なことも。一方、バスは、渋滞による遅れのリスクがあります。そこで、東京近郊の主要駅へのアクセス方法をまとめました。移動手段選びの参考にしてみてください。

成田空港のアクセス

(※運賃は2023年6月時点の情報)

 電車バス
東京駅へ

京成スカイライナー(日暮里駅経由)
所要時間:約52分(※乗り換え時間含まず)
運賃:2740円

JR成田エクスプレス
所要時間:約50分
運賃:3070円

エアポートバス東京・成田
所要時間:約62分
運賃:1300円~

東京空港交通(リムジン)
(~東京駅八重洲北口・鉄鋼ビル)
所要時間:約90分
運賃:2800円

新宿駅へ

京成スカイライナー(日暮里駅経由)
所要時間:約57分(※乗り換え時間含まず)
運賃:2780円

JR成田エクスプレス
所要時間:約90分
運賃:3250円

東京空港交通(リムジン)
(~新宿駅西口)
所要時間:約130分
料金:3200円

横浜駅へ

京成スカイライナー(日暮里駅経由)
所要時間:約73分(※乗り換え時間含まず)
運賃:2780円

JR成田エクスプレス
所要時間:約81分
運賃:4370円

東京空港交通(リムジン)/京浜急行バス/京成バス
(~横浜駅・YCAT)
所要時間:約130分
料金:3700円

羽田空港へ以下の羽田空港のテーブルを参照

羽田空港のアクセス

(※運賃は2023年6月時点の情報)

 電車バス
東京駅へ

京浜急行線(品川駅経由)
所要時間:約27分(※乗り換え時間含まず)
運賃:480円

東京モノレール(浜松町駅経由)
所要時間:約18分(※乗り換え時間含まず)
運賃:670円

東京空港交通(リムジン)/京急バス
所要時間:約55分
運賃:1000円
(※京急バスは5/8現在運休中)

タクシー
所要時間:約30分
運賃:9350 円(高速料金1950円を含む)

新宿駅へ

京浜急行線(品川駅経由)
所要時間:約32分(※乗り換え時間含まず)
運賃:510円

東京モノレール(浜松町駅、都営大江戸線・大門駅経由)
所要時間:約30分(※乗り換え時間含まず)
運賃:720円

東京空港交通(リムジン)
所要時間:約75分
運賃:1300円

横浜駅へ

京浜急行線(京急空港線エアポート急行・逗子、葉山行)
所要時間:約25分(※乗り換え時間含まず)
運賃:340円

京浜急行バス(~横浜駅・YCAT)
所要時間:約35分
運賃:590円

成田空港へ

京浜急行線(品川経由、成田エクスプレス乗り換え)
所要時間:約90分
運賃:3550円

京浜急行線~京成成田スカイアクセス線
(相互乗り入れで乗り換えなし)
所要時間:約90分
運賃:1690円

東京空港交通(リムジン)
所要時間:約65~85分
運賃:3200円

 

免税店でのお買い物、これからは証明書類が必要です!

消費税免税制度が改正され、2023年4月1日より免税販売の対象となる人の条件が変更になりました。海外に居住し、日本国籍を有する一時帰国者については、次の1と2の条件を両方とも満たす人が免税販売の対象となります。

  1. 日本国外に2年以上居住し、そのことが「在留証明」または「戸籍の附票の写し」で確認できること
  2. 「在留証明」または「戸籍の附票の写し」は、いずれも日本へ帰国した日から6カ月前の日以後に作成されたものであること

つまり、2023年4月以降に免税店で買い物をする場合には、アメリカに2年以上住んでいることを公的な書類で証明しないと免税価格で買えない、ということ。したがって、一時帰国中に、免税店での買い物を予定しているのならば、帰国前に領事館で「在留証明」を取得する、または帰国後に「戸籍の附票」を取得するのを忘れずに!

詳しくは観光庁のウェブサイトで確認できます。

 

 

羽田空港、成田空港での買い物、空港近くの大浴場・温泉

以上の情報に加え、ライトハウス電子版の特集『一時帰国 Are you ready?成田・羽田空港活用ガイド 新千歳・関空・福岡も!』では、飛行機を降りてすぐ、または搭乗ギリギリでも立ち寄りたい羽田空港、成田空港の買い物スポットや、空港からすぐの場所にある大浴場・温泉の情報についてはリンクのページへ!

ライトハウス2023年6月号『一時帰国 Are you ready?成田・羽田空港活用ガイド 新千歳・関空・福岡も!(P16~P20) »

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*情報は2023年6月現在のものです

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