シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

初夏のビクトリアへ

2004年06月掲載
エンプレスホテル
▲エンプレス・ホテルとビクトリアの町並み
 
▲見事に咲き乱れるベゴニア
▲人気のバラ園
▲エンプレス・ホテルの斜め向かいにある立法局

週末を使って、ちょっと小旅行に出掛けたい人に人気の観光都市、ビクトリア。ビクトリア・クリッパーにゆられてシアトルから3時間で着いてしまう。初めて来る人は、イギリスさながらの2階建てバス、ダブル・デッカーに乗っての市内観光に参加するのがいいだろう。煉瓦造りの歴史ある建物や、手入れの行き届いた緑や花が多いのに驚かされる。今回は、そんなビクトリアの見所をちょこっとご紹介。

■ブッチャート・ガーデン
花好きな人は必見。世界各地からたくさんの種類が集められているバラ園や、ベゴニアなどは今が見頃だ。雨でも、無料で傘を貸し出してくれるので、十分楽しめる。

■アフタヌーン・ティー
ビクトリアといえば、エンプレスホテルのアフタヌーン・ティーが有名。ビクトリア女王もビクトリア滞在時には宿泊するといわれるこのホテルだが、アフタヌーン・ティーはジーンズにTシャツというラフな格好(短パンや、破れたジーンズ、タンクトップはダメ)で大丈夫。ケーキやスコーンだけでなくサンドイッチも出るので、ランチを兼ねて、日本人好みのあっさりした食事とクセのないお茶を楽しもう。食べ切れなくても、ちゃんと持ち帰りの紙箱を用意してもらえる。

■クレイグダロック城
インナー・ハーバーから、車で10分。クレイグダロック城は、約110年前に石炭で財を成したロバート・ダンスミアが建てた城のような豪邸だ。家族が1900年代初頭に手放して以来、陸軍病院や学校として使われた歴史を持つ。内部は、ステンドグラスや天井画、アンティークなどがいっぱいで、タイムスリップしたような感じ。

■ミュージアム
ブリティッシュ・コロンビア・ミュージアムには、インディアン・アートの作品、動物のはく製と、ありとあらゆるものが展示されている。エジプト展が7月10日から開催されるので、ぜひ足を運んで欲しい。また、ワックス・ミュージアムでは、ダイアナ元皇太子妃や、ブッシュ大統領など有名人の蝋人形がたくさん。様々な処刑方法を説明した蝋人形はリアルでなかなか怖い。

そのほかのオススメは、エンプレス・ホテルの斜め向かいにある立法局や、エンプレス・ホテルの裏にある「センスがいい」日本人経営のギフト・ショップ、インナー・ハーバーで絞りたてジュースを売るスタンドのレモネード(炭酸水か水か選べて、2.50カナダドル)など。週末や、夏休みを利用して、のんびりと過ごしたい。

【DATA】
■Victoria Clipper
2701 Alaskan Way, Pier 69, Seattle, WA
TEL:1-800-888-2535、206-448-5000(シアトル)、250-382-8100(ビクトリア)
ウェブサイト:www.victoriaclipper.com(オンラインで予約可)
■Butchart Garden
800 Benvenuto Ave., Brentwood Bay, BC
TEL:1-866-652-4422、250-652-4422
ウェブサイト:www.butchartgardens.com/lang/japanese.php(日本語)
■Fairmont Empress
721 Gorvernment St., Victoria, BC
TEL:250-384-8111
■Craigdarroch Castle
1050 Joan Crescent (Off Fort Street), Victoria, BC
TEL:250-592-5323
ウェブサイト:www.craigdarrochcastle.com/index.html
■Royal British Columbia Museum
675 Belleville St., Victoria, BC
TEL:1-888-447-7977、250-356-7226
ウェブサイト:http://rbcm1.rbcm.gov.bc.ca
■Royal London Wax Museum
470 Belleville St., Victoria, BC
TEL:250-388-4461
ウェブサイト:www.waxworld.com