ハワイからの風をお届けします「Hawaiian Breeze」

▲味満点、ボリューム満点のメニュー。ディナー価格がランチ価格と変わらずお手ごろなのは嬉しい

2005年8月にウォーリンフォードでオープンしたハワイアン・レストラン「Hawaiian Breeze」。店内にはオーナーの純子さんがハワイから持って来たという小物や写真が飾られていたり、ハワイアン音楽が流れていたりして、「ハワイって素敵！」と思わせる雰囲気だ。

純子さんはとても料理好きで、学生時代から料理の腕を振るい、何人もの友達のお腹を満たしていたという。幼い頃から休みになると、ハワイに住む親戚の家に滞在し、さまざまなハワイ料理を学んだ。その経験と料理好きが高じてハワイアン・レストランをオープンするに至った。

▲ハワイアン・フルーツのジュースも。写真は「グワァバ・ネクター」と「リリコイ・パッション」（各＄1.50）。どちらもさわやかな味

メニューはすべて純子さんのオリジナル・レシピ。15種類のスパイスを混ぜて作った特製のタレに鶏肉と牛あばら肉を漬けてから焼く「Hawaiian BBQ MIX（＄7.95）」は、とても柔らかく、味もしっかりとお肉に染み込んでいてかなりの美味。ハワイ料理の定番ロコ・モコ（＄6.50）は、ご飯の上にハンバーグと半熟の目玉焼きが乗り、たっぷりとソースが掛けられて出される。とてもシンプルだが、ソース次第で味の良し悪しが決まるこの料理、もちろんソースもハンバーグも純子さんの手作りで、これもまた美味。

	▲いつも温かい笑顔で迎えてくれるオーナーの純子さん（右）

開店したばかりにもかかわらず、このお店には、ハワイから移り住んでいる人や以前にハワイに住んでいたことがある人などが、懐かしい味を求めてやって来る。「ハワイの人はたくさん食べるんで……」というだけあって、1品1品が驚くほどの量。

これからシアトルは冬支度に入っていくが、この「Hawaiian Breeze」には、いつでもハワイからの暖かい風がオーナーの純子さんの笑顔と共に運ばれて来ることだろう。