▲新鮮な魚介を使った創作料理も多数 ▲寿司を味わうならぜひカウンターで 79年からオーナーとして寿司店を切り盛りしてきたベテラン・シェフの池ヶ谷さんが、昨年12月、さらにレベル・アップした鮮魚専門レストラン「ひろし」をオープンさせた。以前からの常連を含め、すでに多くの日本人客が訪れている店内は、東京やニューヨークのトレンドを取り入れたデザイン。洋風のダイニング・ルームと竹を使った寿司カウンター、フロアは2色のトーンで統一され、すっきりとした雰囲気を醸し出している。 アメリカでは巻き寿司などアメリカン・スタイルの寿司が流行しているが、日本の伝統的なにぎりのうまさをもっと味わって欲しいという池ヶ谷さん。オススメのにぎりは、しょう油、みりん、酒に15分ほど漬けた、昔の江戸前風マグロのづけ(2貫$5.20)、鰹だしが利いた土佐じょう油で味わうヒラメの昆布締め(2貫$5.20)。そして、今が旬のトロを特製ニンニクじょう油に漬け込んだ後にバーナーで軽く表面を焼いたトロあぶり(1貫$7.20)は、日本で食べたら3,000円する逸品。「コストは掛かるが、良いものを提供し、安心して味わっていただきたい」と、池ヶ谷さんは語る。 酒類のメニューは、ワインがメイン。季節によってセレクションが変わり、その日の食事と気分に合ったテイストをチョイスできる。迷ったら、ワインに詳しいウエーターに相談しよう。 |
コメントを書く