▲外はエリオット湾、内はエントランス・ホールが見下ろせるカフェもオープン ▲「ウィンドウ・オン・ワシントン・ウォーターズ」では、マイクを付けたダイバーと対話できるショーが毎日開催され、子供達に大人気©Seattle Aquarium 去る6月22日(金)、拡張工事を終えた「シアトル水族館」がオープニングを迎えた。来訪者は月曜までの4日間で約1万8,000人。夏休み中の子供を連れた人々が連日長蛇の列を作っている。総工費4,100万ドルを掛けて増設された約1,700平方メートルのスペースにお目見えしたのは、ふたつの水槽。ひとつは、開放的なエントランス・ホール内の巨大水槽「ウィンドウ・オン・ワシントン・ウォーターズ」だ。縦約6メートル×横約12メートル、厚さ30センチ以上という、世界的にも最大級の1枚ガラスを隔てて広がる海の世界。エリオット湾から直接引き込んだ45万リットル以上の海水で満たされた水槽に、オリンピック半島北のニア・ベイ、ファン・デ・フカ海峡の海底が再現されている。リアルに造られた岩々の間にさまざまな種類の海洋生物が見られ、水槽に顔を近付けて眺めていると、まるでダイビングしているかのような気分に浸れる。もうひとつの水槽は、デセプション・パスの海溝に打ち寄せる波を体感できる「クラッシング・ウェーブズ」。ガラスにはね返る水しぶきは迫力満点だ。 | |
▲巨大水槽の上には、自然光を演出する照明。その様子は、カフェからガラス越しに見ることができる ■Seattle Aquarium |
シアトル水族館の新アトラクションワシントン州の海をリアルに再現!
- 04/20/2017
- スポットライト
2007年08月掲載
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