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日本語が通じるのがうれしい! アットホームな産婦人科で出産・検診を

2008年01月掲載

Sambi▲待合室には子供用のおもちゃがたくさん
Sambi▲1年前にできたばかりの診療室

2007年8月、スウェディッシュ・メディカル・センターのバラード・キャンパスに6人目の産婦人科医として着任した倉地晶子先生。アメリカで日本人の両親の元に生まれ、小学生時代をシアトルで、中・高生時代をミシガン州で過ごし、日本語補習学校にも通った。「患者さんと日本語で話せるのは本当にうれしい。プライベートなことを話すのは恥ずかしいという方にも打ち解けてもらって、何でも相談してもらえるようにするのが私の使命」。そう語る倉地先生が産婦人科医を目指したのは、大学在学中に訪れたブラジルで、日本語を話す助産師と医師のふたりが現地の日本人をサポートする姿に感動したのがきっかけという。「産婦人科医は呼び出しが多く、きつい仕事ですが、たくさんの幸せな瞬間が見られるのは、ほかの専門医にはない魅力。やりがいがあります」
ミシガン大学医学部を経てワシントン大学に移り、研修後、同病院での勤務が決まった。「規模が大き過ぎず、患者さんのケアにフォーカスできるバラード・キャンパスは、私にとって理想通りの職場。コミュニティー病院として約50年の歴史があり、看護師は経験豊富で親切。チームワークも抜群です」
同キャンパスでは早産の場合、臨月(40週目)の5週前から出産が可能。16週前から対応する同系列のファースト・ヒル・キャンパスに移ることもできるので、ハイ・リスクな出産となっても心強い。婦人科検診では女性特有のがんと感染症の検査を行う。生理不順や更年期障害、不妊、避妊などの相談にも応じてもらえる。

Sambi▲親しみやい笑顔がチャーミングな倉地先生

Swedish Medical Center
1801 NW Market St., #207, Seattle, WA 98107 ?206-781-6366
診療時間:8:30 a.m.~5:00 p.m.(要予約) 休み:土・日曜
ウェブサイト:www.swedish.org