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島の優しさに抱かれながら 日本語で受けられる高度な眼科治療

2010年09月掲載

ベルビューこども音楽教室セレブレート・アジア!▲「緑内障などの重大疾患を早期発見するために、年に1度は眼科の定期健診を」と千明先生。急患も受け付けているセレブレート・アジア!▲ウィッビー・アイ・センターでは、術後のケアその他の詳細について日本語のパンフレットを用意。電話でも日本語希望と伝えれば、千明先生が直接応対してくれる

「2年前、旅行で訪れたウィッビー島の美しさに魅せられて、他州から家族で移住。ちょうど後継者を探していたウィッビー・アイ・センターを見つけ、そこで開業することになりました」。京大大学院卒、ロンドン、ニューヨークの高次医療機関で臨床を叩き込まれ、前職では大学病院で研修医を教えていたゴーント千明先生。島の小規模な眼科クリニック院長への就任は、大きな転機となった。「ゆるりとした島の優しさが自分の気性に合っていると感じています。のんびりしながらも細部まで行き届いた治療ができ、良いスタッフにも恵まれました。どこでも仕事ができるのに、なぜウィッビー島なのか、とよく聞かれるのですが、ここが大好きなので」
京大時代から得意の眼科手術は、白内障の手術だけで何千例も執刀。余分な皮膚や皮下組織を切除して縫合し直すアイリフト手術も、加齢のたるみによる視野への影響が証明できれば、ほとんどの保険で適用が認められる。下まぶたのたるみやしわについても手術することができ、一般には保険ではカバーされないものの、美容面で大きな若返り効果が。その際、緻密な診察のうえで希望に沿った目元をデザインすることが可能だが、千明先生は特に二重まぶたの形成において、日本の美容外科の大家、冨士森良輔先生の教えを受けているので頼もしい。そのほか、網膜剥離のレーザー治療から定期健診まで、総合的な眼科治療を提供している。
「経験を最大限に生かした高度な医療で患者さんの役に立ちたい」と語る千明先生。遠方にありながら、アメリカ人は元より、言語面だけでなく日米両方の文化や医療システムに通じている点で安心と、口づてで来院する日本人が増え続けている。

■Whidbey Eye Center
109 NE Birch St., Coupeville, WA 98239
TEL: 360-678-2020
診療時間:8:30 a.m.~4:30 p.m.
休み:土・日曜

*情報は2010年9月時点のものです