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「ユンケル」のサトウ製薬 米国現地法人マネジャーに直撃インタビュー!

2011年09月掲載
Interviewees
Sato Pharmaceutical Inc.

サトウ製薬 小林さん
▲小林智哉さん 
Tomoya Kobayashi
General Manager
シンガポール・サトウ製薬で7年間駐在し、米国サトウ製薬に10年8月に赴任。アメリカでの売り上げ拡大を目指す。

サトウ製薬 モリモトさん
▲ウォルター・モリモトさん 
Walter K. Morimoto 
Brand Development Manager
サトウ製薬製品を米国市場に広めるために、日々、全米を駆け巡る日系アメリカ人。

シアトルやポートランドのドラッグストアでも買えるようになった、日本でおなじみの滋養強壮ドリンク、ユンケル黄帝液(英名:Yunker)。アメリカで市場を着実に広げつつあるサトウ製薬の動向に迫る。
取材・文/小関典子 写真提供:Sato Pharmaceutical Inc.

サトウ製薬のアメリカ市場進出の経緯とは・・・
81年10月に米国現地法人としてSato Pharmaceutical Inc.を設立。当初の目的は、「アメリカの薬は強くて飲みたくない」「日本人の体質に合ったものを服用したい」という要望に応えるべく、海外で生活する日本人に向け、信頼性と安全性の高いサトウの医薬品を提供することでした。近年は現地のニーズに合わせ、サトウのノウハウやネットワークを活用し、ローカライズ製品の普及も行っているところです。

ユンケルを含むサトウ製薬のラインナップは・・・
北米向けにデザインされた「Yunker Energy」を08年から西海岸のCVSファーマシーやバーテル・ドラッグにて、また09年より携帯に便利なフィルム・タイプの乗り物酔い薬「Zentrip」を全米のウォルグリーンズにて販売開始し、順調にユーザーを獲得しています。今年12月または2012年初頭には、ユンケル新商品「Yunker Recharge」の発売をCVSファーマシー、日系スーパー各店にて予定。カフェイン・フリー、カロリー・オフで、テアニン&ギャバ成分によるリラックス作用を持ちながら鋭気も養う、夜に飲むタイプの新しいユンケルです。

シアトルで予定されているプロモーションについて・・・
セイフコ球場では、9月12日(月)の対ニューヨーク・ヤンキース戦にて始球式とプレミアムTシャツ1,000枚のギブアウェイ、サンプル配布ほか、当社のマスコット、サトちゃん、サトコちゃんによるパフォーマンスを予定しています。同17日(土)・18日(日)の対テキサス・レンジャーズ戦でもサンプル配布とパフォーマンスがありますので、ぜひお越しください。

シアトルの印象は・・・
自然が多く、環境の良い地域。シアトル市は57万人もの人口を抱え、近年大幅に増えているアジア系は14%であるということもあり、サトウ製薬の製品が受け入れられやすい市場だと考えています。シアトル地区から全米へ、ユンケルやその他サトウ商品の情報を発信して、大きな波に変えていければうれしいです。

*情報は2011年9月時点のものです