©Air Field Co., Ltd. 8月11日(土)に開催される東日本大震災復興支援チャリティー・コンサートに出演する原田真二さんに直前インタビュー。当日のコンサート、そしてシアトルに対する思いを聞いた。 ● 数年前にもシアトルでチャリティー・コンサートを開催、縁やゆかりがあるのでしょうか。 シアトルは、祖父母が1800年代の最後に移民として渡り、父が子供のころを過ごした街です。プライベートで昔から何度も来ていました。そんなわけでとても親しみがあり、第2の故郷のような感じさえしています。親戚も日本よりたくさんいて、ライブをやると本当に喜んでくれるので、今回またライブできることが最高にうれしいです。実現に向けて動いて下さっている全ての皆様に感謝しています。 ● 今回のコンサートは東日本大震災の復興支援も兼ねていますが、主旨に賛同された理由は? 広島出身のアーティストとして、平和への想いを音楽で発信していくことが僕のベースにあり、広島、長崎の「原爆の日」や9.11に合わせて、ニューヨークでのピース・コンサート、国連でのイベントを何年も継続しています。震災復興支援ライブをやることも必然的な流れで、昨年の震災以降、国内外や被災地で100回以上の支援ライブを続けてきました。この度も、シアトルの地から震災復興へのエールを発信できることは本当にありがたいと思っています。 ● コンサートの見どころは? 通常のバンド・メンバーなしでのアコースティック・ライブなので、野外の気持ち良い自然と一体になれるような、シンプルでハートフルなライブにしたいですね。皆様の優しい気持ちが倍増して、日本、そして世界の被災地に届くよう、盛り上げます。 ● シアトルで好きな観光地や、お気に入りの食べ物などはありますか? 18歳で初めて渡米した時もシアトルは外せない場所で、昔から何度もプライベートで訪れています。訪問すると親戚がたくさん集まってくれて、必ず中華料理店に行くので、シアトルというと中華料理のイメージが出てきます!!(笑) ウォーターフロントのシーフード・レストランで食べる新鮮な海産物とシャンパンも最高ですね♪ ©Air Field Co., Ltd. ■ Shinji Harada www.shinji-harada.com 広島県広島市出身。1977年、18歳の時に「てぃーんず ぶるーす」で歌手デビュー後、「キャンディ」、「シャドー・ボクサー」、3枚同時にオリコンベスト20入りするという日本音楽史上初の快挙を成し遂げる。他アーティストにも500曲以上の楽曲を提供。「愛と平和」の大切さを、音楽を通じて地球上に届ける活動を続けている。 (取材/川﨑実穂) *情報は2012年8月時点のものです。 |
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