シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2012年11月9日(金)

今日のニュース

 

シアトルのLongfellow Creekは10年前、複数の団体によってギンザケ(Coho Salmon)の繁殖のために美化された。小川の塞がれた箇所を開通し、幅の広い排水溝や橋をかけ、ウェストシアトルの産業エリアや住宅地の開拓の際に失われた森林を回復。その甲斐あって、間もなくギンザケがLongfellow Creekへ遡上し始めた。しかし、そのサケの多くは雨の後、病気になるか死んでしまっている。流出した雨水からは有毒化学物質が見つかっており、専門家らによると、Longfellow Creekのように高度に都市化された地域にある小川への、有毒な化学物質の流入をすべて排除することはできないということだ。それでも、毎年毎年うまく生き残ったサケが遡上してくる。King 5の関連記事はこちら

シアトル市、雪対策の強化の検討中

シアトル市は、厳しい冬の嵐に備えて、雪対策の強化を検討中だ。ストリートメインテナンスディレクターのPrattさんによると、新たに4台の除雪機が使用可能で、市は除雪のために塩をメインに使用しているが、それらはこれまでのものよりも3倍もの塩を搭載することができ、20マイル延長して塩をまくことができる。さらに、路面温度センサーも加わり、リアルタイムで橋や道路の凍結をディスパッチャ-に伝えることができる。King 5の関連記事はこちら

ダウンタウン・エベレットの築100年超アパートで火災

エベレットで8日(木)、築100年を超えるアパートから出火し、ひとりが建物内に閉じ込められるという出来事があった。火事が起きたのはダウンタウンの中心にあるアパートで、閉じ込められたのは最上階の住人。救出へ行った消防隊は、玄関ドアを開けたが炎の他には何も見えなかったという。炎は20フィートに達し、電線にかかるほどだった。このアパートには13ユニットあるが、スプリンクラーやアラームシステムはなく、住人のひとりは「ドアを開けたらホールが一面煙だらけで、財布だけを持って裏のドアから逃げ出した。」とコメント。隣にあったアンティークショップとピザレストランも火事の影響を受け、消火活動は6時間に渡った。火事の原因は分かっていない。King 5の関連記事はこちら