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2014年3月10日(月)

今日のニュース

 

ワシントン大学のキャンパス内にあるバーク博物館は8日(土)、先月サウス・レイク・ユニオンの工事現場から発見されたマンモスの牙を見るために訪れた人たちで長蛇の列ができた。コロンビア・マンモスのものとされる牙は、シアトルで発見された化石の中で最も完全かつ最古のマンモス牙とみられている。古生物学者らは、牙を石こうとアルミホイルなどでできたギプスで保護し、また乾燥して割れたり裂けたりしないように注意を払っている。牙は15日から20日までの土日のみ同博物館で展示され、その後は研究のための準備が進められる。King 5の関連記事はこちら

クラッカマス・リバーに架かる橋が取り壊し

オレゴン州グラッドストン付近のクラッカマス・リバーにかかるOld Trolley Bridgeが、9日(日)に取り壊された。破壊寸前の危険な状態にあった同橋は、先週木曜日には数時間のうちに約4インチ動いたことが確認されていた。ボートに乗る人たちへは橋へ近づかないように警告が出され、付近の住民へは橋の撤去作業中は家にいないように指示されていた。少し離れた所では、撤去作業の様子を見に人が集まっていた。King 5の関連記事はこちら

ワシントン西部で3月には珍しい1インチ超えの大雨

週末の大雨のために、ワシントン西部のいくつかの河川に洪水警報が発令された。シアトルからタコマにかけての地域では8日(土)、1インチを超える雨量があった。3月にこれほどの雨量があるのは珍しいことだが、今年はこれで2度目。土砂崩れで線路が塞がれたために、サウンダー列車とアムトラックはエベレット‐シアトル間で運転見合わせ、運転再開まで代替バスが運行される。土砂崩れは、Des MoinesやHoodsport付近のハイウェイ101でも発生している。King 5の関連記事はこちら

福島原発の放射能汚染水、来月西海岸に到達?

福島原子力発電所から漏れ出た放射性物質を含む汚染水が、アメリカ西海岸へ来月4月頃に流れ着く可能性があると専門家達が報告している。海洋化学の専門家であるKen Buesseler氏は先週、現在予測されている汚染水の放射線レベルは人体や環境に影響のでないきわめて低いものと述べた。しかし、 実際に安全性を確認するため、さらなるモニタリングを呼びかけている。Buesseler氏の研究モデルによると希釈された放射性物質はシアトルの北に漂着し、そのあと海岸線に広がるという。オレゴン・コーストでは2012年4月より、州の自然保護官が海水と砂のサンプルを採取してモニタリングを開始、ワシントン州では海水のテストは行われていない。また、パシフィック・コーストでは海水を採取しての連邦機関におけるモニタリングは実施されていない。関連記事はこちら