シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2014年3月11日(火)

今日のニュース

 

シアトル周辺では昨年度、バスや電車など公共交通機関の利用者数が大きく増加した。サウンド・トランジット社によると、昨年同社のバスやライトレールを利用した人の数は約3030万人で、2012年から8%以上の伸び。景気改善に伴う雇用率の上昇で、通勤に交通機関を利用する人が増加したことが関係しているとみられる。バス乗車率に関しては、キング郡やブレマトンなど増加した地域のある一方で、オリンピアやタコマやエベレットなど減少したところもあることが、米国公共交通協会の調べで分かった。2012年半ばに15%の業務削減を行ったエベレット・トランジットの乗車率は12%減少している。ワシントン・フェリーの乗客数は2250万で、2012年に比べて1%強の伸びだった。King 5の関連記事はこちら

アンケート結果「シアトル警察はマイノリティに対して不平等」

シアトル警察はさまざまな人種や民族の人たちに対して平等な扱いをしていない、というアンケート結果が10日、市議会へ報告された。65ページに及ぶ報告書はシアトル・コミュニティ・ポリス・コミッションによって作成。同団体は、シアトル警察の改革を目的とし、連邦司法省とシアトル市の合意で2012年に発足し、多様民族からなるシアトル市民の声を伝える役割をしている。報告者によると、アンケート回答者の68%がシアトル警察は人種や民族間の扱いに不平等さがあるとしている。コミッション共同議長は、市民の警察への信頼が低いことは残念なことだ、と語った。King 5の関連記事はこちら

オリンピア警察署で窃盗品返却のためのオープンハウス開催

オリンピア警察は10日(月)、サーストン郡内で発生した住居侵入窃盗事件の窃盗品を被害者へ返却するためにその品物を一般公開した。昨年11月から先月までの間に起きた事件に関して、警察が窃盗犯から押収した時計や宝石などの品々を見ようと、大勢の被害者が警察署へ現れた。閲覧の申し込みをした約25%の参加者、被害にあった品物を見つけた。もう戻って来ないと諦めていた、思い出のある品を取り戻した参加者は、喜びの表情を見せた。次の一般公開は市役所にて12日(水)午前9時に行われる予定。King 5の関連記事はこちら

猫が狂暴になり、飼い主が911へ通報

9日夜にポートランドに住む男性が、22ポンドの飼い猫が赤ん坊を襲い、家族全員が寝室に逃げ込んで出られない状態になっていると助けを求め緊急通報した。7ヶ月の赤ん坊にはけがは無いとのことだったが、電話を受けたオペレーターは電話越しにこの猫の鋭甲高い鳴き声を聞いた。男性はラックスと名付けられたこの猫が赤ん坊を襲ったことから、ラックスの背後から蹴ったところ、狂暴になったという。警官が到着した時、通報した男性は少し震えた声で電話口の指令員に、もし寝室を出ることになったら、ラックスと戦わないといけないと話し、警察を家に入れることを渋った。警察は手際よく、わなを使って台所にある冷蔵庫の上いにたラックスを捕らえ、犬を含む家族全員は無事だった。関連記事はこちら