地滑り被災地、洪水の水が引いて捜索が進展スノホミッシュ郡のハイウェイ530で先月22日に発生した地滑りで死亡が確認された人の数は、2日（火）夕方現在で28人となり、うち22人の身元が判明している。犠牲者の多くは、鈍的外傷が原因で亡くなっている。被災地ではここ数日の晴れた天候により洪水の水が引き、犠牲者の捜索がやりやすくなっているが、週後半から再び雨天が予報されており、捜索員らの作業についての不安は払拭できない。また、捜索が行われている区域は下水や化学薬品などで汚染されているため、捜索員らは防護服を着用して作業に臨んでいる。King 5の関連記事はこちら 絶滅危機のスチールヘッドの稚魚、河川へ放流スチールヘッドの保護団体『Hood Canal Steelhead Project』は、フッド・カナル近くの川に約100匹のスチールヘッドの稚魚を放流した。同団体は、政府や非営利など9つの組織からなり、絶滅の危機にあるスチールヘッドのふ化放流に取組んでいる。団体は、稚魚を放流した川の名前を公開していない。スチールヘッドを釣ることはフッド・カナル流域の河川では禁じられている。King 5の関連記事はこちら 女子学生、地滑り犠牲者の残された馬の世話に励むアーリントンの大学生Alexis Blakelyさんは、ハイウェイ530の地滑りで亡くなった友人の馬16頭の世話を行っている。Alexisさんは毎日、学校が終わると被災地から1.5マイル離れた友人の小さな牧場へ行く。Alexisさんは、馬の世話は楽しく、セラピー効果もあり、全く苦にならない。犠牲者のことを考えると悲しくなったが、地域が助け合っている様子をみて頑張ろうと思ったという。Alexisさんは、学業と馬の世話との両立で朝早くから夜遅くまで働いている。King 5の関連記事はこちら | ||