シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2014年7月3日(木)

今日のニュース

 

全米自動車連盟(AAA)によると、今年の独立記念日の旅行者数は昨年比で約2%増加し、各地の道路や空港では大混雑が見込まれている。今月に入ってガソリンが9セント値上がりしたにもかかわらず、独立記念日の連休の旅行者はアメリカ全体でメモリアル・デーの連休よりも500万人多いとみられる。ワシントン州のガソリン1ガロン当たりの平均価格は4ドル前後で、昨年の同時期に比べ25セント高いが、航空運賃は若干値下がりしている。運輸局は、フェリー、国境付近や山道などでは激しい交通渋滞が予測されるために、旅行は計画的に行うように呼びかけている。特にI-90のスノコルミー・パス、Hwy.2のスティーブンズ・パス、I-5のオリンピアからタコマの間とカナダとの国境で混雑が見込まれている。King 5の関連記事はこちら

オリンピアで企業の外壁に落書きをした男が逮捕

オリンピア市のダウンタウンで、21歳の男が企業の外壁20か所にスプレーでいたずら書きをした容疑で逮捕された。男は2日(水)零時ごろ、建物の外壁にスプレーを吹き付けている所を警官に目撃され、道の反対側へ逃げたとされる。オリンピア市はいたずら書きの消去を業者へ委託しているが、3月からは作業員が1人増えて4人となった。業者によると、繁華街の道路に落ちている注射器やごみなどの清掃も行っているが、仕事の約4割がいたずら書きの消去であるという。King 5の関連記事はこちら

アイスクリーム店Molly Moon’sが悪臭で訴えられる

シアトルのクイーン・アンにあるアイスクリーム店Molly Moon’sが、隣で商売をする仕立屋、Superb Custom Tailorsから訴えられている。仕立屋のオーナーによると、2012年から13年にかけて店内にMolly Moon’sから漂ってくる生ごみのような悪臭が充満して悩まされた。その原因は配管設備の欠陥であるとみられ、その改修後は悪臭がしなくなった。仕立屋は、Molly Moon’sに約4万ドルの損害賠償を求めている。これに対して、アイスクリーム店はコメントを控えている。King 5の関連記事はこちら

シアトル学校区、検討中の始業時間変更の調査に多額の費用

シアトル学校区の教育委員会は2日(水)夜に行った投票の結果、学校の始業時間変更案について本格的に調査を実施することが決定した。この案件は、高校は現行のスケジュールより遅く、小学校では早く授業を開始するというもので、2年間に渡り検討が行われている。今後は生徒のスポーツ活動やデイケア、生徒の雇用機会などへの影響についての調査、分析を行い、これには50万ドルの費用が必要になる可能性があるという。教育委員会は2015年9月に調査報告を受ける予定で、始業時間の変更が可決された場合、2016年以降の実施となる。関連記事はこちら

リンウッド市では2015年より花火禁止?

安全を理由に、独立記念日を祝う花火の販売を禁止する市が増加しているが、リンウッド市議会においても投票の結果、2015年よりその規制を実施することが先月決定した。議長の Loren Simmonds氏は市民の、特に違法花火に対する懸念が増加していると主張。一方、花火の規制に反対する団体、Lynnwood Citizens for Fireworks and Freedomはこの決議を住民投票にかけるため、有権者2700人分の署名を集めたいとしている。同団体を率いるTed Hikel氏は、市議会の決定は住民の声を十分に反映していないという内容のコメントをしている。近隣の市で花火の販売が禁止されていることから、リンウッドは数年前から花火を求める人々が多く訪れている。関連記事はこちら