2018年2月5日～2月9日（ 2月2週目）

キング郡とピアス郡の郡境付近のI-5南行きで8日（木）午後5時前、運転に関する喧嘩により男性（60歳）が女性（24歳）に銃で撃たれて死亡した。ワシントン州警察によると事件直前、渋滞で交通の流れが止まった時に、HOVレーンを走行していた被害者のブルース・ジョーンズさんと同乗者（57歳）はバイクを運転していた加害者の後ろにいた。ジョーンズさんは路肩に入り、加害者の脇に停車して車外に出た。その後加害者がバイクから降りて身体的暴力を伴う争いが始まり、銃を持っていた加害者が1回発砲。加害者自身が発砲後に緊急通報を行い警察が駆け付けたが、ジョーンズさんの現場での死亡が確認された。加害者は取り調べに協力的な態度であると警察は話している。8日夜の時点で警察は加害者を拘束しているが、逮捕はしていない。この事件によりHOVレーンと他の1車線が3時間以上閉鎖された。警察によると、道路の工事が行われ、渋滞がよく起こる現場付近では、運転者間での争いが頻繁に発生している。KING5の関連記事はこちら

MLBのニューヨーク・ヤンキースは7日（水）、NFLシアトル・シーホークスのクォーターバックで、プロ野球選手でもあるラッセル・ウィルソン選手を、トレードによりテキサス・レンジャーズから獲得したことを発表した。ウィルソン選手は2010年、ドラフトによりコロラド・ロッキーズに入団し、傘下のチームで内野手として2年間プレー。ロッキーズに在籍したまま2012年のNFLドラフトでシーホークスに入団した。2013年にはテキサス・レンジャーズに移籍。プロ・フットボール選手となった後は野球の公式戦へ出場していないが、スーパーボウル優勝後の2014年と2015年の春季キャンプに参加している。また今年のヤンキースのキャンプにも参加する予定であると伝えられている。KING5の関連記事はこちら

交通に関するデータ分析や情報提供を行うカークランドのINRIXが5日（月）に発表した調査報告Global Traffic Scorecardによると、2017年においてシアトルはアメリカ国内で9番目に、またタコマは16番目に通勤時間の渋滞がひどい結果となっている。渋滞がない場合の運転時間と比較して、通勤ピーク時の渋滞で遅れる時間の合計は、シアトル周辺では年間55時間、またタコマ周辺では41時間。国内で最も渋滞がひどかったのはロサンゼルスで、渋滞のため遅れる時間の合計は1年間で102時間となり、世界規模でも1位にランキングされている。KING5の関連記事はこちら

昨年10月にバットが持ち去られたマリナーズ元選手ケン・グリフィーJr. 氏の銅像が、3日（土）に修復された。セーフコ・フィールド前に設置された銅像から男性がバットへし折り持ち去った事件が起こった後、そのバットはすぐに現場近くで見つかっており、ようやく溶接と表面加工の作業により元の位置に戻された。銅像はマリナーズから初めて野球殿堂入りを果たし、背番号が球団の永久欠番に指定されたグリフィー氏の功績を称えて設置され、昨年4月に除幕が行われた。修復作業の様子を撮影した動画はオリジナル記事で見ることができる。Seattle Timesの関連記事はこちら