2018年2月26日～3月2日（ 2月5週目/3月1週目）

シアトルに招致される可能性があるナショナル・ホッケー・リーグ（NHL）新加盟チームのデポジットによるシーズンチケット販売が1日（木）午前10時に開始され、1時間以内に2万5千枚が売れた。2020年の新規加盟を目指してリーグに申請を行ったOak View Groupはチケット販売の目標を1万枚としていたが、予想以上の早いペースで販売が行われ、受け付け開始から12分で目標を達成。同グループのティム・レイウィーク氏やNHL副コミッショナーのビル・デリー氏はこの販売状況について驚きのコメントを出している。シーズンチケット販売開始を記念して同日正午には、スペースニードルにNHLシアトルの旗が掲揚された。デポジットはチケット1枚につき500ドル、また試合を間近で観戦できるセンター・アイス席のクラブ・シーズン・チケットは1000ドル。チケットの正式な価格は2019年に発表されるとみられるが、もしチーム招致が流れた場合、デポジットは返金される。リーグへの新規加盟に関する決定は今年6月までに下され、またチームの本拠地となるキーアリーナの改修工事は今年の秋に開始される予定。KING5の関連記事はこちら

ワシントン州議会上院は1日（木）朝、車のタブ料金を決める車両の査定方法を変更する法案について投票を行い、賛成31票、反対14票で承認した。ライトレール拡張計画サウンド・トランジット3が2016年の住民投票により可決され、資金540億ドルの一部をタブ料金で賄うことが決まっている。しかし州は個人に請求するタブ料金の決定を、実際の車の査定価格よりも高い傾向にある自動車メーカーが提示する販売価格に基づいて行っており、住民から不満の声が上がっていた。法案が成立すると、実際の取引価格を反映した評価に基づきタブ料金が決定され、2018年9月1日までに収めたタブ料金のうち、新評価基準による差額分が返金される。今後同法案は州下院にて検討される。KING5の関連記事はこちら

フロリダ州パークランドの高校における銃乱射事件を受けて、アメリカのスポーツ用品販売最大手ディックス・スポーティング・グッズは28日（水）、今後全店舗においてアサルトライフルや大容量弾倉の販売を中止すると発表した。法律では18歳以上へライフル銃の販売が行えるが、同社は21歳未満に対して全ての銃器の販売も取り止めると表明している。14日（水）にマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で発生した銃乱射事件の容疑者、ニコラス・クルーズが昨年11月、ディックス・スポーティング・グッズにて散弾銃1丁を購入したことも明らかにしている。17人が犠牲となった事件ではこの散弾銃ではなく、アサルトライフルAR-15が使用された。同社は2012年、コネティカット州でのサンディフック小学校銃乱射事件後にアサルトライフルの販売を停止したが、数カ月後には傘下チェーン店フィールド＆ストリームで販売を再開していた。しかし今回はフィールド＆ストリームでも同じ方針が採られる。ディックス・スポーティング・グッズに続き28日には小売大手のウォルマートが、また翌日3月1日（木）には同じく小売大手のクロガーが経営するスーパーのフレッド・マイヤーにて、21歳未満への銃の販売を中止する方針変更を発表した。事件後、大手航空会社やレンタカー会社などが銃愛好家団体の全米ライフル協会会員を対象とした割引などの優遇措置の取り止めを表明している。Seattle Timesの関連記事はこちら

キング郡保安警察によると26日（月）昼頃、スノコルミーでスノーシューイングをしていた10代の男性2人が雪崩に巻き込まれて死亡しているのが見つかった。17歳と18歳の2人は前日の25日（日）にスキー場のアルペンタルへ出かけており、同日に雪崩が発生。夜になっても自宅に戻らなかったため親が緊急通報したが、悪天候のため捜索は26日午前8時になってようやく開始された。25日にはクレエルム近くのスタンピード・パスでも雪崩が発生しており、スノーモービルをしていたグループの1人が死亡、2人が負傷している。KING5の関連記事はこちら