2018年4月9日～4月13日（ 4月2週目）

13日（金）午後にシアトル中央図書館にて、新たにアメリカ市民となる23カ国からの移民、62人の帰化式典が執り行われる。米国市民権・移民業務局（USCIS）シアトル地区のディレクターが宣誓を読み上げ、シアトルのジェニー・ダーカン市長が基調演説を行う予定。今週はナショナル・ライブラリー・ウィークであり、また図書館が移民のために多くの教育プログラム、また言語関連の書籍などのリソースを提供しているなどの理由で、帰化式典会場に同図書館が選ばれた。KING5の関連記事はこちら

時事解説誌のUSニューズ&ワールド・レポートが2018年度の「最も住みやすいアメリカの都市トップ25」を発表し、ノースウエストではポートランドが6位、シアトルが10位に選ばれた。同誌はアメリカ在住の2000人以上へ、新しく生活する場所を決定する際に最も重要になる要因について質問するアンケート調査を実施。国内の125都市の生活費、雇用市場、犯罪率、教育の質などのデータとアンケート結果に基づいてランキングしている。シアトルは昨年の6位から下落したが、雇用に対する需要が高く、アメリカ在住者が生活するのに好ましい街として高く評価していることが上位に選ばれた理由となっている。また、ポートランドは昨年の32位から26ランクアップした。1位に選ばれたのはテキサス州オースティン、2位はコロラド州スプリングス、3位はコロラド州デンバーとなっている。KING5の関連記事はこちら

米国内務省はマウント・レーニア国立公園、オリンピック国立公園、イエローストーン国立公園など含む人気の国立公園17カ所の入園料を5ドル値上げすることを12日（木）に発表した。ほとんどの公園では6月1日から値上げが実施され、いくつかの公園では一般車両1台の入園料30ドルから35ドルになる。昨年秋には国立公園局が17カ所に対して、70ドルまで値上げする提案をしていたが、市民、議員や州知事などから多くの反対意見が寄せられていた。国立公園ではやり残している116億ドルのメンテナンス計画やインフラ整備計画を進める資金が必要なため、値上げが検討されていた。KING5の関連記事はこちら

ワシントン州運輸局（WSDOT）は4月20日（金）より、I-5北行き車線 Martin Luther King Jr. Wayと N. Ravenna Blvd. 間の約13マイルで、少なくとも6週末にわたる大規模な道路改修工事を実施する。劣化したコンクリート・パネル、橋のエキスパンション・ジョイント取り替えや道路の再舗装などが行われ、工事が行われる金曜の午後9時頃から翌週月曜の午前5時頃の間、走行車線の規制が実施される。また5月18日〜5月14日と6月1日〜6月4日の2週末については、West Seattle BridgeからYesler Way間の北行きが全車線通行止めになる予定。WSDOTは工事中の交通渋滞をなるべく軽減するため、公共交通機関の利用や車の相乗りなどを呼びかけている。また午前8時以前、または午後8時以降のI-5の利用やHwy.99、I-405などへの迂回も勧めている。昨年にはI-5北行き車線補修計画の第1段階となる工事が別の区間で行われており、1960年代のI-5建設以来、これらの区間での本格的な改修工事は初めてとなる。Seattle Timesの関連記事はこちら

公記録探しや、身辺調査のための情報を提供するウェブサイト Backgroundchecks.org が選んだワシントン州の最も優れた学校区2018が発表され、マーサーアイランド学校区が1位に選出された。2位以下はレイクワシントン学校、スノコルミー・バレー学校区、ベルビュー学校区、カマス学校区の順となっている。同団体によると、アメリカ国内の9577学校区以上を対象に調査を実施し、生徒の成績、中途退学率、学校の基金、地域の貧困率といったデータに基づいて順位を決定している。私立の学校は含まれていない。KING5の関連記事はこちら

9日（月）午後11時半過ぎにケント市のSR516、W. Meeker St. 付近で、逆走が原因で車4台が衝突する事故が発生し、2人が事故現場で死亡、6人が負傷した。ワシントン州警察によると死亡したのは、逆走した車に乗っていたフェデラル・ウェイ在住の36歳と38歳の男性で、2人は兄弟。38歳の兄が運転するトヨタ・カムリで高速道路の西行き車線を東方向へ走行し、車2台に衝突した。また、すでに衝突していた車を避けようとした別の1台がガードレールにぶつかり、その後事故に巻き込まれた1台に衝突。それぞれの車には2人ずつ乗車しており、5歳の女の子を含む負傷者6人は病院へ搬送された。事故現場付近のSR 516は事故処理のため、両方向車線とも6時間近くにわたり閉鎖された。KING5の関連記事はこちら

シアトルのウッドランドパーク動物園では、開園以来初となるサイ（2頭）の展示「Assam Rhino Reserve」が5月5日より開始される。先週6日（金）には、サンディエゴ動物園サファリパークから月齢17カ月の雄のインドサイ、Tajが到着。このサイは2016年11月10日に誕生しており、ヒンズー語で王冠 、または宝石という意味がある名前が付けられた。間もなく到着するもう1頭のサイ、Glennはオハイオ州ガンバーランドにある保護センターThe WildsでTaj誕生の翌日2016年11月11日に生まれ、同州出身の宇宙飛行士で政治家のジョン・グレンにちなんで名付けられた。2頭は現在、体重がおよそ1500パウンドだが、大人になると4000〜5000パウンドまで成長するとみられる。KING5の関連記事はこちら