シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2018年7月23日~7月27日(7月4週目)

ダウンタウン・シアトルの歴史あるコンサートホール、ショーボックス(The Showbox)が、44階建の高層アパート建設により取り壊される可能性があると複数の地元メディアが報じている。今週、バンクーバー, BCのOnni Groupがシアトル市に申請した開発計画によると、建物は高さ440フィートで、1階には店舗スペース、また442戸の居住ユニットが含まれている。1st Ave. の Pike St. と Union St. の間、パイクプレイス・マーケットの近くに建つショーボックスはちょうど79年前の1939年7月にオープンし、ジャズ、グランジロック、ポップミュージックまで有名ミュージシャンが同ホールでコンサートを開催している。Onni Groupはショーボックスに加え、かつてシアトル・タイムズが置かれていたサウスレイクユニオンの2ブロックにもオフィス・ビルの建設を計画している。KING5の関連記事はこちら


シアトルの新ストリートカー、線路よりも車体幅が広すぎる?

7/25/2018 ・KING5

ダウンタウン・シアトルに計画の新ストリートカー、シティ・センター・コネクターで、市運輸局が発注した合計5200万ドルのストリートカ−の車両10台が、すでに運行が行なわれている他の2線の車両と比較して車体が重く、長くて幅が広いことが外部機関のコンサルタントKPMGの報告で判明した。24日(火)のダーカン市長室の声明文では、発注したストリートカーが敷設されている線路、また整備施設を利用するのにサイズ的に合うかどうか定かではないと述べている。また同計画の完全な透明性と説明責任を確実にするため、市はKPMGの最終報告を市民に公開すると話している。今年3月、ダーカン市長は費用の見積もり金額が増加したことを理由に、同計画を即時停止する決定を下し、市に経費について見直すよう命令した。計画当初、費用は1億7700万ドルと見込まれていたが、デザイン費、工事費などの上昇、またストリートカーの車両代が少なく見積もられていたことなどで見積もり金額は2億万ドル以上に上昇し、2300万ドル以上の資金不足に直面する可能性がある。現在運行中のストリートカー、ファースト・ヒル線、サウスレイクユニオン線をつなぐようデザインされているシティ・センター・コネクターは、ダウンタウンの1st Ave. 沿いに計画されている。KING5の関連記事はこちら

アメリカで最も住みやすい大都市、シアトルが1位

7/24/2018 ・KING5

金融関連の調査や情報提供を行うWalletHubが最近発表した2018年の「アメリカで最も住みやすい大都市」ランキングで、シアトルが1位に選ばれた。2位はバージニア州バージニアビーチ、3位はテキサス州オースティン。ノースウエスト地域ではポートランドが7位となっている。同社はアメリカ国内にある人口30万人以上の大都市62を対象に、アフォーダビリティ、経済、教育や健康、生活の質、安全性などの合計56項目について調査を行い、100ポイント満点でそれぞれの都市に得点を付けた。シアトルは合計63.63ポイントで総合1位、カテゴリー別でみると経済、教育と健康で1位、生活の質で6位、安全性では30位、アフォーダビリティでは50位という結果だった。KING5の関連記事はこちら


ライトレールの拡張線、ベルビューのトンネル掘削が完了

7/23/2018 ・KING5

ライトレール拡張線であるイースト・リンクの工事で、新駅となるイースト・メイン・ステーションとベルビュー・ダウンタウン・ステーションの間のトンネル掘削が完了したとサウンド・トランジットが20日(金)に発表した。トンネル掘削作業に要した期間は15カ月で、当初計画していたよりも5カ月早く完了。37億ドルの予算で工事が行われているイースト・リンクは2023年開通予定で、同拡張線のダウンタウン・シアトルとレドモンドのオーバーレイクの距離は14マイル。インターナショナル・ディストリクト・ステーションとダウンタウン・ベルビューをおよそ20分で結ぶ。KING5の関連記事はこちら