シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2018年8月6日~8月10日(8月2週目)

シアトル・マリナーズのフェリックス・ヘルナンデス投手が先発ローテーションを外れ、リリーフへ転向することが9日(木)に明らかになった。エースとして活躍し”キング・フェリックス”のニックネームで呼ばれていたヘルナンデス投手にとって、メジャー14年目で初めてのリリーフとなる。同投手は今シーズン、これまで23試合に先発して8勝10敗、防御率5.73と成績が振るわず、過去5試合では0勝4敗。スコット・サービス監督は、同日の試合前にヘルナンデス投手へ決定を直接伝えており、本人に告げることは難しかったが、結局はチームのためとコメントしている。KING5の関連記事はこちら


パール・ジャム、ホームレス対策支援金に11000万ドル以上集める

8/8/2018 ・KIRO7

世界的に人気があるシアトル出身のロックバンドのパール・ジャムがシアトル周辺でのホームレス対策の支援活動として行うコンサート「The Home Shows」で、主催者は1100万ドル以上の支援金が集まる見込みである話している。パール・ジャム関連商品の売り上げ、コンサート来場者の寄付金、またシアトルのレストラン80軒以上が、コンサート初日の8日(水)の売り上げの一部をHome Showsへ贈る寄付金などもこれに含まれる。パール・ジャム自身も寄付金1ドルごとに96万ドルまでマッチングすることを約束している。最終的に集まった支援金の合計金額は数週間後に明らかになる予定。ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団やチーフ・シアトル・クラブなど同コンサートの諮問グループは、集まった支援金の贈り先を検討中で、今月末から9月の間には決定するとみられる。ホームレス対策支援金として1000万ドルを集めることを目標としたThe Home Showsは、セーフコ・フィールドにて8日(水)に1回目が行われ、10日(金)に2回目が予定されるが、チケットはすでに売り切れている。KIRO7の関連記事はこちら


山火事の影響でワシントン州の大気質が低下

8/9/2018 ・KING5

ワシントン州保健局は8日(水)、州内外で発生している山火事の影響による大気質の低下について警告を発した。アメリカ国立気象局によると、オレゴン州とカリフォルニア州の山火事で出た煙は9日(木)の朝から午後にかけてにピュージェット湾地域に流れ込む可能性がある。保健局は、大気質の悪いところでは、できるだけ室内で過ごし、屋外での激しい運動は避けるよう呼びかけている。また煙を含む空気は涙目、胸痛が起こる咳などの症状を引き起こす恐れがあるとしている。またPuget Sound Clean Air Agencyの関係者は、慢性閉塞性肺疾患やぜんそくがある人、脳卒中を起こしたことがある人の体調を悪化させることがあり、高齢者や子どもに健康への影響が出ることもあると話している。KINGの関連記事はこちら


REIが国立景観トレイルの維持や修復に64万3000ドル出資

8/9/2018 ・KING5

シアトルに本店があるアウトドア用品店のREIは、アメリカ国立景観トレイル(長距離自然歩道)の維持や修復を行う17の非営利団体に64万3000ドルの資金を提供することを7日(火)に発表した。アメリカ国立景観トレイルは11あり、ジョージア州からメイン州のアパラチアン・トレイル、ニューメキシコ州からモンタナ州のコンチネンタル・ディヴァイド・トレイル、カリフォルニア州からワシントン州のパシフィック・クレスト・トレイルが含まれる。資金は新しい標識やインフォメーション・センターの設置、山火事被害を受けたパシフィック・クレスト・トレイルなど利用者の多い箇所の修復などに利用される。KING5の関連記事はこちら


ペルセウス座流星群、今週末が見ごろ

8/7/2018 ・KING5

今週末の11日(土)から12日(日)、また12日から13日(月)にかけての夜、夏の風物詩であるペルセウス座流星群が見ごろとなる。天文学関連ニュースのウェブサイトSpace.comによると、ビーク時には1時間におよそ60個〜70個の流星を見ることができる。また天文学雑誌Astronomy は、13日(月)の夜明け前が最も観測しやすくなると予想している。流星がよく見えるのは午前0時から明け方の間だが、11日は新月となり、今週末は午前0時までに月は沈んでいるためより観測がしやすくなる。国立気象局は、ピュージェット湾地域の夜の天気は9日(木)と12日(日)が快晴と予報している。KING5の関連記事はこちら


キング郡が瀕死の状態にあるオルカの救済に協力

8/6/2018 ・KING5

ワシントン州、連邦政府、ネイティブ・アメリカンの部族が合同で、絶滅危機に瀕しているセイリッシュ海の南部定住型オルカの救済に当たっているが、先週末にキング郡がそれに加わった。体調不良を起こしているオルカ、J-50とその所属する群れ J podを救済するため、キング郡の調査船、SoundGuardianは5日(日)の朝にピュージェット湾北部に向けてシアトルを出発。SoundGuardianは通常、研究者がピュージェット湾でサンプルを収集したり、ブイのメンテナンスを助けるのに使用されている。キング郡長のダウ・コンスタンチン氏は、群れがいる場所を特定し、オルカに餌と薬を与えるように指示を出している。4歳になる子供のオルカJ 50は最近、体調不良で急速にやせ衰えており、瀕死の状態にある可能性が高いと研究者たちは心配している。また同じ群れ、J podに所属するオルカのJ35は7月24日(火)に出産した後、すぐに子どもが死亡したが、その後何日間もその子どもの体を離さず、押しながら泳いでいる姿がサンファン諸島付近やカナダのブリティッシュ・コロンビア州のサザンガルフ諸島付近などで見かけられ、世界中の注目を集めている。現時点での南部定住型オルカの生息数は75頭。KING5の関連記事はこちら