2018年11月5日～11月9日（11月2週目）

シータック空港では8日（木）より、搭乗券無しでも保安検査場を通過することができる試験プログラム「SEA Visitor Pass」を実施している。試験プログラムが終了する12月14日（金）までの火曜から土曜、午前8時から午後9時の間、1日最高50人まで見送りや飛行機の見学などの目的でターミナルやコンコースが利用できる。SEA Visitor Passに参加するには、空港利用希望日の前日までにオンラインで申し込み、TSA（運輸保安庁）からの許可を取得する必要がある。申し込み受付は平日の午前7時半から午後1時半の間実施。搭乗券を持たない人が保安検査場より先の空港施設を利用できるのは17年ぶり。シアトル港湾局は試験期間中の状況を調査し、今後同プログラムの永久的継続が可能かどうかを検討する。KING5の関連記事はこちら

ワシントン州西部の多くの地域では7日（水）夜から8日（木）朝にかけて冷え込み、気温が華氏30度台まで下がった。8日朝には気温が上昇し始めたが、国立気象局によると午前7時半の時点でポートタウンゼンでは25度、ピュージェット湾のほとんどの地域では30度台半ばから後半となっている。同地域での8日の最高気温は40度台から50度台前半と予報されている。KING5の関連記事はこちら

アメリカでは6日（火）、中間選挙が実施され、同日に開票が始まった。ワシントン州の住民投票が行われたイニシアティブ1639、半自動小銃購入時の身元調査、年齢制限などを含む銃規制強化は6日午後9時半時点の開票結果で、すでに賛成票が60パーセント以上を占めた。またソーダなど砂糖入り飲料含む飲食品への地方自治体による新課税を阻止するイニシアティブ1634については、6日時点で賛成票が55パーセント。化石燃料からの二酸化炭素排出量1トン当たり15ドルを課税する炭素排出税課税のイニシアティブ1631は、6日時点で反対票が56パーセントとなっている。KING5の関連記事はこちら

キットサップ郡の公共交通機関であるキットサップ・トランジットは、26日（月）よりキングストンとダウンタウン・シアトルを結ぶ高速フェリーの運航を開始する。初出港となる便は26日午前5時25分にキングストンから出発。同高速フェリーは平日のみの運航で午前、午後にそれぞれ3往復、1日に合計6往復が予定されている。朝一番となる午前5時25分キングストン発の便がダウンタウン・シアトルに到着するのは午前6時4分。シアトルがら出発する最終便は午後6時45分だが、夏にはこれよりも遅い時間に増便される予定。料金はキングストンからシアトルが2ドル、シアトルからキングストンが10ドル。同フェリーへは車での乗船はできない。キングストン港では19日（月）午前9時から高速フェリーのグランド・オプニング・イベントが行われる。KING5の関連記事はこちら