2018年11月13日～11月16日（11月3週目）

保険会社のSafeco Insuranceとの契約が今年で切れるシアトル・マリナーズの本拠地セーフコ・フィールドの命名権を巡って、ベルビューに本社を構える携帯電話会社のT-Mobileが2019年より命名権を引き継ぐとフォーブス誌が15日（木）に報道した。記事では、T-Mobileが支払う金額が1年当たり600万ドル、また300万ドル近くという複数の噂があると伝えている。この報道に対してマリナーズは、”球場を所有するPublic Facilities District（PFD）とのリース契約が最終合意に至っておらず、PFD内でのリースに関する投票もまだ行われていない。リース契約が最終合意するまで、命名権の契約はできない”と話している。またT-Mobileも、現時点で話せることはないとしている。同球場のこれまでの命名権は、1998年に球団とSafeco Insuranceの間で20年契約が結ばれ、1999年7月のオープン以来、「Safeco Field 」のサインが球場に掲げられていた。昨年6月、Safeco Insuranceが命名権の契約延長をしないことがマリナーズにより発表されている。KING5の関連記事はこちら

アラスカ航空は15日（木）、新しく運航を始めるエベレットのペインフィールド空港発着便の航空券販売を同日に開始すると発表した。同社はポートランド、ラスベガス、ロサンゼルス、サンフランシスコなどアメリカ西海岸の8都市との間の直航便を来年2月11日より就航する予定。15日から2日間、特別割引運賃を提供しており、一番安い料金は片道39ドルとなっている。当初13便の運航を発表していたが、サウスウエスト航空が同空港において5便を就航する計画を断念したため、その発着枠をアラスカ航空が獲得し18便へ拡大した。ユナイテッド航空もペインフィールド空港での旅客便就航を計画しているが、スケジュールや航空券の価格などの詳細はまだ発表されていない。KING5の関連記事はこちら

ドックレスの自転車と電動スクーターのシェアリング・サービスを行うLimeが、今週からシアトルで指定場所に返却する必要がないカー・シェアリング・サービス「LimePod」を開始する。同社は現在世界100都市以上においてビジネスを展開しているが、カー・シェアリング・サービスはシアトルが初めて。2ドアのコンパクト・カーFiat 500を使用して50台からサービスを開始し、今年末までに500台へ拡大する計画で、来年には1500台まで増やしたいとしている。料金は車のロック解除に1ドル、利用時間1分ごとに40セント。LimePodはすでに同様のサービスを行っている ZipcarやBMWのReachNowなどと競合することになる。Seattle Timesの関連記事はこちら

シアトルを拠点とするアマゾン・ドット・コムは13日（火）、ニューヨーク市のロングアイランド・シティとワシントンDC近郊にあるバージニア州アーリントンの2都市に分けて第2本社を置くことを正式に発表した。それぞれ2万5千人、合計5万人を雇用する予定で、来年より採用を始める。アマゾン・ドット・コムは昨年9月、総額50億ドルを投資して北米にシアトル本社と同等規模の第2本社建設する計画を発表。238の自治体から誘致提案があり、今年1月に20カ所に絞っていた。KING5の関連記事はこちら