シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2018年12月3日~12月7日(12月2週目)

ワシントン州最高裁判所は6日(木)、合法的薬物注射施設への資金拠出と運営を禁止するキング郡のイニシアチブ27(I-27)は住民投票にかけられないという郡上級裁判所の決定を支持する判断を下した。裁判官は、I-27の内容は住民投票で決定する範囲のものでなく、州の地方自治体立法機関が持つ予算決定の権限を侵害すると話している。2016年、オピオイドなどの薬物乱用の軽減対策を検討していたシアトルとキング郡の合同特別対策チームは、薬物注射を安全に行う合法施設をアトル市内に1カ所、キング郡内に1カ所開設する勧告を出しており、2017年1月に郡衛生委員会が満場一致で承認。同年7月には、これに反対する住民グループがI-27をキング郡へ提出し、住民投票に問うために必要な数の署名を集めていた。Seattle Timesの関連記事はこちら


シアトルのNHL新規加盟チーム、理事会が正式に承認

12/5/2018 ・KING5

北米のナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)は4日(火)、同日の理事会でシアトルに新規加盟チームを置くことを満場一致で承認したと発表した。NHL32番目となる新チームは、2021年シーズンより試合を行うことが決まり、期待されていた時期よりも1年遅れとなる。本拠地は5日(水)から改修工事が開始されるシアトルセンターのキーアリーナで、チームの事務所や練習施設はノースゲートに建設を予定している。今年3月にはデポジットによる新チームのシーズンチケット販売が行われ、1時間以内に2万5千枚が売れた。KING5の関連記事はこちら


マリナーズのカノ選手とディアズ投手がメッツへトレード移籍

12/4/2018 ・KING5

MLBのシアトル・マリナーズはニューヨーク・メッツとのトレードで、同球団のスター選手で2塁手のロビンソン・カノ選手とエドゥイン・ディアズ投手を放出し、メッツからジェイ・ブルース外野手、アンソニー・スウォーザック投手など5人の選手を得たことを3日(月)に正式に発表した。またマリナーズはフィラデルフィア・フィリーズとの間でも3日にトレードを成立させており、遊撃手のジーン・セグーラ選手、ジェームズ・パゾス投手、フアン・ニカシオ投手を放出し、カルロス・サンタナ選手、J.P.クロフォード選手をフィリーズから獲得した。先月にはマイク・ズニーノ選手がタンパベイ・レイズへ、ジェームズ・パクストン投手がニューヨーク・ヤンキーズへトレードに出されるなど、マリナーズは今季オフに複数の主力選手を放出している。KING5の関連記事はこちら


UWアメフト・チームがPac-12で優勝、ローズボウル進出

12/3/2018 ・KING5

11月30日(金)にカリフォルニア州サンタクララで行われた大学フットボールPac-12の決勝、ワシントン大学対ユタ大学戦において10対3でワシントン大学が勝利し、カンファレンスでの優勝を果たした。ワシントン大学は2000年シーズン以来初めて、ローズボウルへ駒を進めた。来年元旦にカリフォルニア州パサデナで開催される同試合において、ワシントン大学はBig Tenでの優勝チームであるオハイオ州立大学と対戦する。KING5の関連記事はこちら