シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2018年12月10日~12月14日(12月3週目)

ワシントン州のジェイ・インスリー知事は13日(木)、州の2カ年(2019年-2021年)予算について、現行よりもおよそ21パーセント増の544億ドルの運営予算を提案した。学校、メンタルヘルスに関するプログラム、環境保全対策などへの支出増加を求めており、ピュージェット湾に生息し、絶滅の危機にあるオルカの生息数回復の対策予算11億ドルも含まれている。また新しい財源として、キャピタル・ゲイン税導入とサービスを対象とする事業税の増税などによる税収37億ドルを見込んだ税金一括法案を提案。事業税増税では、会計士、弁護士、不動産エージェントなどに課せられる税金が1.5パーセントから2.5パーセントへ増加。また株や債券の取引などからの利益に対し課税されるキャピタル・ゲイン税では、およそ4万2千世帯が影響を受けると推定されている。KING5の関連記事はこちら


アップル社がシアトルで従業員1000人規模の拠点開設を発表

12/13/2018 ・KING5

アップル社は13日(木)、シアトル、そしてカリフォルニア州のサンディエゴとカルバーシティにて、従業員1000人以上の規模の新拠点を開設することを発表した。また、テキサス州オースティンに10億ドルかけて新キャンパスを開き、5000人を雇用する計画を明らかにした。さらに今後3年以内にオレゴン州ポートランド、ピッツバーグ、ニューヨークなどを含む米国内で、従業員を増員すると話している。同社は今年初め、今後5年間にアメリカ国内で300億ドル以上の設備投資を行い、2万人以上の雇用を創出する計画であることを明らかにしていた。KING5の関連記事はこちら


アレン氏遺産からの初の大規模な寄付が医学研究機関へ

12/13/2018 ・Seattle Times

マイクロソフトの共同創業者で実業家であったポール・アレン氏の遺産から初めてとなる大規模な慈善寄付が、同氏が設立した非営利医学研究機関へ行われることが12日(水)に明らかになった。アレン・インスティチュートの発表によると、10月に亡くなったアレン氏が生前取り組んでいたプロジェクトである、免疫学関連の研究所設立の資金として1億2500万ドルが贈られる。実現すれば同研究機関の第4番目の部門となる。Seattle Timesの関連記事はこちら


WA州のカスケード山脈各地で今週スキー場開き

12/12/2018 ・Seattle Times

今秋は平年よりも気温が高く、積雪が少なかったカスケード山脈では、先週末からまとまった量の雪が降り、ようやく各地でスキー場開きが行われる。 サミット・アット・スノコルミーは14(金)日よりサミット・ウエストにて限定営業を行う。マウント・ベーカー・スキー場やスティーブンズ・パスでは12日(水)より営業開始。クリスタル・マウンテンはすでにリフト数基が稼働しているが、今後さらに積雪量が増えれば、稼働エリアを広げる。カスケード山脈では12日から13日(木)にかけて大量の雪が予報されており、国立気象局は12日午後4時からの吹雪警報を発令している。Seattle Timesの関連記事はこちら


オバマ前大統領夫人、出版記念イベントでノースウエストに

12/11/2018 ・Seattle Times

回顧録「Becoming」を11月に出版したミシェル・オバマ前大統領夫人の出版記念イベント・ツアーの追加スケジュールが発表され、来年2月8日(金)にタコマ、2月9日(土)にポートランドにて開催されることがわかった。発表によると、2月から5月にかけて北米とヨーロッパにおいて、21回のイベントが追加。オプラ・ウィンフリーなどがこれまでゲスト出演しており、また今月予定分ではリース・ウィザースプーンやサラ・ジェシカ・パーカーなどが登場する。2月以降のゲストについては、11日(火)の時点では発表されていない。追加イベントのチケットは今週15日(土)の午前10時より、チケットマスターにて販売される。Seattle Timesの関連記事はこちら


シアトル・シンフォニー、グラミー賞3部門にノミネート

12/10/2018 ・Seattle Times

世界で最も権威ある音楽賞の一つといわれるグラミー賞2019の受賞候補作品やアーティストが7日(金)に発表され、交響楽団のシアトル・シンフォニーが3部門でノミネートされた。トーマス・ダウスゴー指揮による「ニールセン:交響曲第3番と第4番」での最優秀オーケストラ・パフォーマンス賞、カーニス:バイオリン協奏曲での最優秀クラシカル・インストゥルメンタル・ソロ賞(バイオリン奏者はジェームス・エーネス)と最優秀クラシック現代音楽作曲賞の受賞候補となっている。シアトル・シンフォニーは、これまでグラミー賞を3回受賞している。Seattle Timesの関連記事はこちら