シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2019年4月1日~4月5日(4月1週目)

ワシントン州運輸局(WSDOT)は5日(金)より、「Revive I-5」と呼ばれる高速道路I-5の大規模な改修工事を再開する。複数年にわたり行われる同プロジェクトの次の段階で、今回工事が行われるのはダウンタウン・シアトルのSpring St. 付近からボーイング・フィールド近くのS. Lucile St. 間の南行き車線、距離約4マイル。4月から夏にかけて、道路に使われるコンクリートパネルの修復や入れ替え、ランプを含む路面の舗装などが実施される。天候に左右されるが工事の実施は夜中で、また車線閉鎖など交通規制が行われ、通行車両は迂回を強いられる場合がある。工事の詳細についてはWSDOTのウェブサイトで確認できる。KING5の関連記事はこちら


アマゾン・ドット・コムが多数の本社社員をベルビューへ異動

4/3/2019 ・KING5

テクノロジー関連のニュースを配信するGeekWireが入手したeメールよると、アマゾン・ドット・コムは2023年までに、数千人に及ぶ従業員をシアトル本社からベルビューの新キャンパスに移す計画をしている。eメールは社内でやり取りされたもので、世界各地にあるフルフィルメント・センターでの業務の監督、数多くの輸送トラックや貨物機の管理などを行う重要部署の Worldwide Operations 全体が、今月から数年かけて移転する。ベルビューに勤務する同社の従業員数は現在およそ700人で、シアトル本社には4万5000人以上が働いている。KING5の関連記事はこちら


ホールブーズ・マーケット、今週から食料品数百点の値引き実施

4/2/2019 ・Seattle Times

シアトルを拠点とするアマゾン・ドット・コム傘下の食料品チェーン、ホールフーズ・マーケットは今週3日(水)より、食料品数百点の値下げを実施することを発表した。アマゾン・ドット・コムとホールフーズ・マーケットの共同声明によると、平均でおよそ20パーセントの値下げが実施される。またアマゾン・ドット・コムのプライム会員へは、人気商品の値引きが受けられる特典を増やすとしている。今年2月にはウォールストリート・ジャーナルが、ホールフーズ・マーケットが包装、材料、輸送などのコスト増を補うため、昨年後半から今年にかけて数百点の商品を値上げしていると伝えている。アマゾン・ドット・コムは食料品販売においてウォルマートやクロガーなど大手小売店に追いつくことを目的に、2017年7月にホールフーズ・マーケットを買収している。Seattle Timesの関連記事はこちら


ピュージェット湾生息のオルカの群れ、モントレー湾で確認

4/2/2019 ・KING5

ピュージェット湾やバンクーバー島周辺に生息する南部定住型オルカの群れが先週末、1000マイル以上離れたカリフォルニアのモントレー沖に姿を現して話題となっている。Monterey Bay Whale Watchを主催する海洋生物学者のナンシー・ブラック氏によると、3月31日(日)午後に35頭のLポッドの群れに属するオルカがモントレー湾で確認された。今年1月に確認されて以来、姿が見られなかった生後3カ月のLuckyと呼ばれるオルカ(L124)も母親と一緒におり、健康な様子だった。この群れがモントレー湾付近で確認されたのは2000年から2011年の間に4回のみと珍しく、それ以降は同エリアで確認されていない。オルカの群れは、数が減少している鮭を餌としており、食料を求めて南下したと見られる。KING5の関連記事はこちら


日本航空、デルタ航空がシアトル-日本間の運航開始

4/1/2019 ・KIRO7

急成長を遂げているシータック空港では、この2日間に国際線3路線が新たに就航した。3月31日(日)には日本航空(JAL)がシアトル-東京(成田)線の運航を開始。同便にはボーイング787-8型機を投入し、毎日1往復(シアトルは2:15pm発、成田は6:05pm発)のサービスを提供する。JALはアラスカ航空とのコードシェア路線を拡大し、アメリカ国内の他都市への乗り継ぎについて利便性を向上させる。また同日、キャセイ・パシフィック航空がシアトル-香港の直行便を就航。翌日4月1日(月)には、デルタ航空が大韓航空との共同事業としてシアトルと関西国際空港を結ぶ直航便の運航を開始し、一番機がシータック空港から飛び立った。同便ではボーイングB767-300ER型機を利用し、シアトルは11:53am発、関西国際空港は4:00pm発の毎日1往復を運航。デルタ航空はこれまで、シアトル-成田間のサービスを行っており、日本との直行便は2本目となる。シータック空港では2016年以降、12の国際路線が新たに追加されており、より多くの国際線に対応するため、2020年8月完成を目指して新しい国際線到着施設の建設が行なわれている。KIRO7の関連記事はこちら