2019年8月12日～8月16日（8月3週目）

アマゾン・ドット・コムが新しいコンセプトの実店舗、アマゾン・4スターを15日（木）にWestlake Ave. 沿いのシアトル本社ビルにオープンした。面積約4000スクエア・フィートの同店舗には、電化製品、キッチン＆ホーム用品、書籍、おもちゃなどさまざまなジャンルから、アマゾンのウェブサイトにおける顧客評価が4つ星以上（最高5つ星）の商品、売れ筋またはトレンド商品のみ約2000アイテムが並ぶ。またデジタルの値札を採用し、通常価格とプライム会員価格、カスタマーレビューの星の数を表示。アマゾンのアルゴリズムにより表示価格は変動する。車で来店する場合、午後4時から翌日午前2時の間、デニー・レグレードにあるアマゾン本社ビル地下駐車場が無料で利用できるとアマゾンの関係者は話している。同社はアマゾン・4スターの店舗をニューヨークやカリフォルニアのバークレーなどですでに出店している。Seattle Timesの関連記事はこちら

アラスカ航空は14日（水）、エベレットのペイン・フィールド空港とワシントン州スポケンを結ぶ直行便を11月4日（月）に就航することを発表した。午前7時40分スポケン発と午後7時55分ペイン・フィールド発が予定されている。航空券の販売はすでに開始されており、14日の時点で料金は片道64ドル〜。アラスカ航空によるペイン・フィールド空港発着の運航路線は10都市となる。KING5の関連記事はこちら

シアトル・サウンダースFCは同球団のオーナーシップ・グループ加わる新しい出資者を13日（火）に発表した。その中にはシアトル・シーホークスのラッセル・ウィルソン選手とその妻で歌手のシアラ、ラッパーのマックルモア夫妻、マイクロソフト社のCEOサティア・ナデラ氏夫妻が含まれている。これまで出資していた映画プロデューサーのジョー・ロス氏がグループから離れることに伴い、新しいオーナーとして11家族が加わる。KING5の関連記事はこちら

シアトル市議会は12日（月）、工事費用の超過を理由に中断していたダウンタウンのストリートカー、シティ・センター・コネクターの拡張計画に対し、900万ドルの予算追加を投票により承認した。現在見積もられている工事費は2億8600万ドルで、2015年当時のおよそ2倍。昨年7月には発注した車両の大きさに問題が見つかり、また工事費用の見積り額が増加して資金不足に直面する可能性が出てきたため、ダーカン市長が同計画を即時停止する決定を下していた。既存のストリートカー2路線を結ぶ全長1.3マイルのストリートカー拡張計画は間もなく再開され、工事は2022年開始予定。開通は現時点で当初目指していた2020年から6年遅れの2026年になると見ている。Seattle Timesの関連記事はこちら

ワシントン州ライセンシング局（DOH）は運転免許証に記載する性別について、男（M）女（F）のどちらでもない中間的な第3の性別として ”X” を選択できるようにすることを検討しており、12日（月）午後5時よりシアトル市立中央図書館にて最初の公聴会が行われる。13日（火）にはオリンピア、15日（木）にはスポケンでも予定されている。ワシントン州では昨年より、出生証明書の性別に男女以外のノンバイナリー・ジェンダー（X）が選択肢として認められている。ライセンシング局のディレクターによると、出生証明書の性別をXへ変更した住民から、運転免許証の性別が変更できないことへの不満の声が出ていた。運転免許証に第3の性別の選択肢が認められれば、早ければ今年10月に導入される可能性がある。KING5の関連記事はこちら