2019年8月26日～8月30日（8月5週目）

レイバーデーの週末を前に、ワシントン州運輸局（WSDOT）は予想される道路での交通混雑についてドライバーに警告を発している。車を利用する場合、I-90、I-5、Hwy.2での渋滞、またアメリカとカナダの国境やフェリー乗り場の待ち時間が通常より長くなることを意識して出かけるように呼びかけている。I-90のノースベントとクレ・エルム間、Hwy. 2のスティーブンズ・パスとレベンワース間、I-5のタコマとオリンピア間で渋滞が最もひどくなると予想されるのは30日（金）と9月2日（月）で、WSDOTは渋滞がひどくなる予想時間を公表している。また週末の渋滞を少しでも緩和するため、WSDOTはI-90での工事作業を停止する予定。公共交通機関では、サウンダー列車はレイバーデーは運休するが、サウンド・トランジットのエクスプレス・バスとリンク・ライトレール、そしてキング郡メトロ・バスは日曜のスケジュールで運行。またメトロ・バスは31日（土）に行われるワシントン大学での大学フットボール戦のため、44番、65番、75番を臨時増便する。さらにハスキースタジアムまでの直行シャトル・バス（往復料金15ドル）をイーストサイドにあるパーク・アンド・ライドなどから運行する。渋滞予想時間などの詳細はオリジナル記事に掲載。Seattle Timesの関連記事はこちら

シアトルのTモバイル・パークで27日（火）に行われたシアトル・マリナーズ対ニューヨーク・ヤンキース戦で、マリナーズの菊池雄星投手、そしてヤンキースの田中将大投手の日本人投手2人が先発登板した。試合の結果は7対0でマリナーズが敗れた。菊池投手は4回まで投げ、アーロン・ジャッジ選手から同選手の通算100号本塁打となる2ランを浴びるなど8安打5失点。成績は5勝9敗となった。田中投手は7回3安打無失点、また7三振を奪い10勝目を挙げ、日本投手初となる6年連続での2桁勝利を達成した。KING5の関連記事はこちら

高齢者に向けた情報を提供する非営利団体Senior Livingの新しい調査結果によると、ワシントン州の平均寿命は80.2歳でアメリカ50州のうち8番目に長いことがわかった。平均寿命が最も長いのはハワイ州で81.3歳、一番短いのはミシシッピ州で74.7歳。また平均寿命が最も短い9州はアメリカ南部に集まっている。平均寿命に影響する要因は州によりさまざまだが、ワシントン州ではアルコールが関連する肝臓病が増加している一方、心臓病が最も少ない州の1つとなっている。全国的にみると、癌と心臓病の2つが依然として最も高い死亡原因で、また自殺、薬物の過剰摂取やアルコールが関係する肝臓病による死亡が急激に伸びている。米疾病対策センター（CDC）の報告では、アメリカ全国の平均余命は過去3年間で78.8歳から78.6歳へと短くなる傾向に転じている。Seattle Timesの関連記事はこちら

ワシントン州運輸局は26日（月）、シアトルで今年2月に開通したSR99トンネルの有料化を11月9日（土）午前5時より開始すると発表した。当初は今年夏より有料化する予定だったが、州内の有料道路で使用されているGood To Go!の新しい料金徴収会社ETANのシステム開発の遅延のため、開始が遅れていた。トンネルの通行料金は1ドル〜2.25ドル（GoodToGo!使用時）の変動制が設定されており、2022年6月以降は3年ごとに3パーセント値上げされる予定。KING5の関連記事はこちら

タコマにあるカトリック教会、Holy Rosary Catholic Churchの建物が、老朽により安全性に問題があるため取り壊されることが24日（土）に明らかになった。昨年10月には5フィート四方の大きさの天井の一部が落下。大司教区の関係者は、800時間以上かけて専門家が分析を行った結果、取り壊しを勧められたと話している。また建物の修復などには合計1800万ドルの費用が必要となるとみられ、それを賄う資金を用意することが難しく、取り壊しが決定された。およそ100年の歴史がある高さ210フィートの教会建物はタコマのランドマーク的存在で、高速道路I-5に隣接して建っている。KING5の関連記事はこちら