2020年1月13日～1月17日（1月3週目）

ダウンタウン・シアトルにある大手書店のバーンズ＆ノーブルが18日（土）に閉店することが明らかになった。ショッピング・センターであるパシフィック・プレイスで22年間経営を続けていたが、今週フェイスブックにて、顧客への感謝とともに閉店を発表。これにより、一般の書店がダウンタウンから消える。最近ではウエスト・シアトル店が2018年1月に閉店となっており、オンラインショップに圧されて全国的にも過去10年間で150店舗以上を閉鎖。現在残っているシアトル周辺のバーンズ＆ノーブルの店舗は、ノースゲート・モール、ベルビュー、イサクア、ウディンビル、そしてリンウッドなど。KING5の関連記事はこちら

シアトル・センターで現在工事中の新しいスポーツ施設の名称が、アラスカ・エアラインズ・アトリウム（Alaska Airlines Atrium）となることが16日（木）に正式に発表された。以前はキーアリーナという名称だった同施設は、新しくシアトルに誕生するナショナル・アイスホッケー・リーグ（NHL）加盟チームと女子バスケットボールのシアトル・ストームの本拠地となる。シアトルを拠点とするアラスカ航空のCEOブラッド・ティルデン氏とNHLシアトルCEOトッド・レイウェック氏は同日シータックにて、同航空会社がNHLシアトルのオフィシャル・エアライン、そして命名権を持つ共同設立者となることを発表。同時にアラスカ・エアラインズ・アトリウムのデザインを公開した。KING5の関連記事はこちら

大雪の影響で、US Hwy. 2のゴールドバーとスティーブンズ・パスの間が12日（日）から全面閉鎖されていたが、16日（木）にスカイコミッシュ近くから西側の区間が再開した。しかしワシントン州運輸局（WSDOT）は、現時点でもまだ危険な状態のため、必要がなければできるだけ通行を避けるように呼びかけている。スカイコミッシュ近くからスティーブンズ・パス頂上までは引き続き閉鎖されており、WSDOTの作業員は除雪や倒木を取り除く作業を継続中。ゴールドバーとスカイコミッシュの間にある Hwy. 2 沿いの町では、倒木などで電線のたるみが起こったため、住民が停電した町に数日間閉じ込められていた。15日（水）には近隣地域のボランティアにより水や食料、発電機などが住民へ届けられている。KING5の関連記事はこちら

シアトルを拠点としているホームレス・シェルターの Mary’s Place は、ホームレスのためのキャンペーン”No Child Sleeps Outside”に対し、同エリアにある企業から300万ドル以上の寄付が集まったと発表した。アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、ディックス・ドライブインなど多くの企業が支援している。このキャンペーンで集まった資金は、主にホームレス家族のおよそ1500人がシェルターを見つけるために利用される。またアマゾン・ドット・コムは以前より Mary’s Place への支援に大きく貢献しており、同社本社付近の7th St. とBlanchard St. の新築高層建物の中にホームレス・シェルターを間も無く開設する。またスターバックスは、過去数年の間にMary’s Place支援に1200万ドルを寄付している。一方、シアトル市議会のシャマ・サワント議員は13日（月）、ホームレスと住宅問題対策への税金による資金調達を目指す ”Tax Amazon” 運動を再び立ち上げた。サワント議員が支持し、市議会で可決されたももの取り消された2018年の新課税法案（head tax）と同様に、アマゾン・ドット・コムや他の地域の大企業から1年間に2〜5億ドルの税金を徴収することを目的としている。KING5の関連記事はこちら

シアトルとベルビューの間に架かるSR-520浮橋で13日（月）夕方、道路の凍結状態により合計約30台の車が衝突する事故が発生した。いくつかの分かれた衝突が起こっており、浮橋の西行き車線は午後6時頃から午後10時頃まで閉鎖された。ワシントン州警察によると、橋東側のたもと付近の高層になった区間は凍てついて滑りやすい状態だった。この事故による重傷者は確認されていない。またマイクロソフト社従業員専用シャトルバスのMicrosoft Connectorが、事故に巻き込まれた人が暖をとれるよう現場に留まったと、警察官がツイッターに投稿している。KING5の関連記事はこちら

12日（日）にウィスコンシン州グリーンベイで行われたフットボールリーグ（NFL）プレーオフのディビジョナルラウンドで、シアトル・シーホークスは第2シードのグリーンベイ・パッカーズと対戦し、28対23で敗れた。前半はパッカーズが21対3と大きくシーホークスを引き離して試合リードし折り返した。しかし後半はシーホークスが反撃を開始し、3タッチダウンを決めた。12月にシーホークスに現役復帰して注目を浴びていたマーショーン・リンチ選手（RB）は、第3クオーターと第4クオーターにそれぞれ1回ずつタッチダウンを決めて活躍したが、パッカーズも第3クオーターに1ダッチダウンで追加点を獲得。シーホークスはパッカーズからリードを一度も奪い取ることができなかった。パッカーズは19日（日）に、ナショナル・フットボール・カンファレンス（NFC）優勝をかけてサンフランシスコ・フォーティーナイナーズと敵地で戦う。KING5の関連記事はこちら