シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2020年1月27日~1月31日(1月5週目)

MLBのシアトル・マリナーズは30日(木)、アリゾナ・ダイヤモンドバックスからフリーエージェントになっていた平野佳寿投手を獲得したことを発表した。契約は1年で年棒は160万ドルで登板数などに応じて出来高が加算される。平野投手はダイアモンドバックスで2シーズンプレーしており、その間137試合で登板し、防御率3.47という成績を残している。日本では2006年より11シーズンにわたりオリックス・バファローズに所属し、2017年にダイヤモンドバックスと2年契約でメジャーリーグへ移籍している。KIRO7の関連記事はこちら


シータック空港で新型コロナウイルスの検疫を強化

1/29/2020 ・KING5

中国を中心に世界に広まりつつある新型コロナウイルスに関して、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は中国からアメリカへの渡航者を対象にスクリーニングを行う空港を20カ所に拡大するが、その中にシアトル・タコマ国際空港(シータック空港)が含まれることが28日(火)に明らかになった。すでに中国の武漢から直行便が到着する5つの空港において同ウイルスの検疫が強化されていたが、27日(月)にCDCは、これを20の空港に増やすと発表した。シータック空港によると、CDCとアメリカ保健福祉省(HHS)の職員が中国から到着した旅行者に対し、訪れた場所や体調について確認し、また後日新型コロナウイルス感染の症状が出た場合の対処についての情報を配布する。アメリカ国内で初めて確認された新型コロナウイルス感染者は武漢を訪れた後、今月15日(水)にシータック空港を利用している。シータック空港のほかにアンカレッジ、ボストン、ダラス、デトロイトなどの空港において、新たに新型コロナウイルスの検疫強化が実施される。KING5の関連記事はこちら


キング郡保健局、6人に新型コロナウイルス検査実施

1/28/2020 ・KING5

シアトル・キング郡保健局は27日(月)、郡内においてこれまで6人が新型コロナウイルス感染の検査を受けており、2人は陰性であったが、まだ結果が出ていない4人についてはモニタリングを行っていると報告した。保健局関係者は4人が新型コロナウイルスに感染している可能性は低いとみている。検査を受けた6人のうち3人は、ウイルスが発生したと言われている中国の武漢を最近訪れていたワシントン大学の学生。1人は陰性だったが、検査結果が出ていない大学構内に住む2人は現在、念のため生活場所を隔離されている。今月21日(火)にはアメリカ国内で初めて、スノホミッシュ郡在住の男性の新型コロナウイルス感染が確認された。ワシントン州保健局は患者と接触でウイルスに晒された可能性のある63人の健康状態を観察している。27日までにアメリカ国内では5人の感染が確認されている。KING5の関連記事はこちら


ボーイングが大型旅客機777Xの初テスト飛行を実施

1/27/2020 ・KING5

航空機大手のボーイングは25日(土)、開発中である大型旅客機777Xの初のテスト飛行をワシントン州で行った。同機はエベレットのペインフィールドを午前10時過ぎに飛び立ち、数時間に及ぶ飛行の後、午後2時頃にシアトルのボーイングフィールドに無事着陸。777型機の後継機である777Xの大きさは世界最長で、ゼネラル・エレクトリック製の新型エンジンを搭載した双発ジェットエンジン旅客機。また主翼に炭素繊維の複合素材を新しく取り入れ軽量化を実現し、燃費を向上させている。777Xの初フライトは当初23日(木)に予定されていたが、強風など天候の影響で2度延期されていた。ボーイングの旅客機737 MAXの墜落事故後、同機種の運航停止が今も続いているが、今回の777Xテスト飛行成功は同社のイメージ回復の助けになる可能性があると航空の専門家は話している。KING5の関連記事はこちら