- 1 マリナーズが献血運動をTモバイル・パークで開催
- 2 シアトル市の主要な公園やビーチ、今週末閉鎖に
- 3 ワシントン大学、今年の卒業式はオンラインで行うと発表
- 4 コロナで車の交通量減少、自動車保険が保険料引き下げなどを実施
- 5 センチュリーリンク・フィールドの野戦病院、解体し他州へ
- 6 コストコ、医療従事者や緊急対応要員は優先的に入場可能に
- 7 ウイルス感染流行を予想するアプリのテスト参加者をUWが募集
- 8 WA州発行の運転免許証、一定期間の有効期限を一時的に延長
- 9 フレッドマイヤーやQFCで顧客の入場制限を開始
- 10 ワシントン州の学校、今学年度末まで閉鎖を延長
- 11 シアトル周辺の公共交通機関、6日よりスケジュール改正で減便へ
- 12 ワシントン州保健局、公共の場での布マスク着用を推奨
マリナーズが献血運動をTモバイル・パークで開催
4/10/2020 ・KIRO7
MLBのシアトル・マリナーズはシアトルを拠点とする血液バンクのBloodworks Northwestと協力して、Tモバイル・パークにて3週間の献血運動を行う。開催期間は13日(月)から5月2日(土)までで、献血希望者は事前に予約が必要。献血への協力者は球場近の駐車場が無料で利用でき、またマリナーズ戦のチケット2枚がもらえる。KIRO7の関連記事はこちら
シアトル市の主要な公園やビーチ、今週末閉鎖に
4/10/2020 ・KING5
シアトル市のジェニー・ダーカン市長は9日(木)、新型コロナウイルス対策の社会的距離を保つための取り組として、市が管理する主要な公園やビーチ15カ所をイースターの今週末に閉鎖すると発表した。アルカイ・ビーチ、カル・アンダーソン・パーク、カーキーク・パーク、ディスカバリー・パーク、ガスワークス・パーク、グリーン・レイク・パークなど人気のある公園が、10日(金)午後11時から13日(月)午前4時半まで閉鎖される。シアトル警察署のカルメン・ベスト署長によると、公園を管理する市の職員は違反者へ自発的に立ち去るよう注意するが、必要であれば警察に通報する。またキング郡は郡が管轄する公園やトレイルを3月25日(水)より閉鎖しており、保健局が同意するまで再開しないと話している。ワシントン州でも公園レクリエーション局、魚類野生動物管理局、天然資源局が官有地を5月4日(月)まで閉鎖している。KING5の関連記事はこちら
ワシントン大学、今年の卒業式はオンラインで行うと発表
4/9/2020 ・KING5
ワシントン大学は8日(水)、今年のシアトル、ボセル、タコマのキャンパスの卒業式を6月13日(土)にオンラインで行うことを発表した。新型コロナウイルスの流行のため、6月に人が集まって式典を行うことは不可能と、アナ・マリ・コーズ学長は学生など関係者への通知で述べている。2020年の卒業生は来年に行われる卒業式への参加に招待される。KING5の関連記事はこちら
コロナで車の交通量減少、自動車保険が保険料引き下げなどを実施
4/9/2020 ・KING5
新型コロナウイルス流行による外出制限で、アメリカ国内各地で車の交通量が減っていることを理由に、自動車保険会社が保険料一部の引き下げを発表している。Allstateは合計6億ドル以上を返金し、4月と5月の月額保険料を15%引き下げる。American Family Insuranceは総額2億ドルの保険料引き下げを実施する予定で、商業用車両保険のNext Insuranceは一時的に25パーセントの保険料引き下げを発表。Farmersと21st Centuryも4月の保険料を25パーセント引き下げると8日(水)に発表した。Geicoは自動車、オートバイの保険契約者が今年4月8日から10月7日の間に契約更新を行う際、保険料の15パーセントのクレジットを提供することを明らかにしている。KING5の関連記事はこちら
センチュリーリンク・フィールドの野戦病院、解体し他州へ
4/9/2020 ・KING5
ワシントン州のインスリー知事は8日(水)、センチュリーリンク・フィールド・イベントセンターに設営された野戦病院を解体し、より仮設病院を必要としている州へ送ると発表した。この2日前には国防総省が、同野戦病院は今週中にオープンすることを明らかにしたばかりだった。知事は、この決定から新型コロナウイルスからの危機を脱したという印象を持たず、警戒して健康維持のため必要な用事以外は自宅待機を継続するよう呼びかけている。新型コロナウイルス感染拡大によるシアトル地域の病院での病床不足に対応するため、COVID-19の患者以外の治療を目的に、アメリカ米陸軍工兵隊と連邦緊急事態管理庁の協力で同野戦病院が設営されていた。KING5の関連記事はこちら
コストコ、医療従事者や緊急対応要員は優先的に入場可能に
4/8/2020 ・KING5
コストコは8日(水)、新型コロナウイルス流行中は、医療従事者や救急隊員や警察官などの緊急対応要員が優先的に店内へ入場できるようにすることを発表した。対象となる顧客は同店の会員カードと職業がわかる身分証明書を提示すると、列の前に移動することができる。KING5の関連記事はこちら
ウイルス感染流行を予想するアプリのテスト参加者をUWが募集
4/8/2020 ・KING5
ワシントン大学の医療機関UW Medicineは、インフルエンザやCOVID-19の流行を予測するスマートフォン・アプリのテストをするため、アメリカ全国からアプリをダウンロードしてテストに参加できるボランティア2万5000人を募集している。国防総省と協力して、当初は風邪やインフルエンザの流行を追跡するために作られたスマートフォン・アプリは「Health and Injury Prediction and Prevention Using Complex Reasoning and Analytic Techniques Integrated on a Cellphone(HIPPOCRATIC) 」と呼ばれ、テストは2年間の実施予定。それぞれのボランティアがアプリを使用するのは12週間で、症状などについて毎日記録する。アプリはスマートフォンの使用量、利用者の動きや声のトーンなどの情報も収集する。研究者によると、アプリでより早く病気を診断し、職場や学校でウイルスの感染を広めることを防ぐことが可能となる。参加対象は19歳以上で、謝礼として最大90ドルのアマゾン・ギフトコードが提供される。KING5の関連記事はこちら
WA州発行の運転免許証、一定期間の有効期限を一時的に延長
4/7/2020 ・KING5
ワシントン州は有効期限が今年3月1日〜6月30日の自動車運転免許証に対し、有効期限を一時的に90日間延長する。同期間に有効期限となる免許証保有者で、まだ更新が済んでいないドライバーには州ライセンシング局から通知が郵送される。新しい有効期限が記載された運転免許証は新たに発行されないが、警察側でこれを確認できるようになっている。またライセンシング・オフィスは新型コロナウイルス流行のため現在一時閉鎖されているが、運転免許証、州発行の身分証明書、車両登録はオンラインでの更新が可能。運転免許証の有効期限延長についての詳細はこちら。KING5の関連記事はこちら
フレッドマイヤーやQFCで顧客の入場制限を開始
4/7/2020 ・KIRO7
大手スーパーマーケトチェーンのクロガーは傘下にあるフレッドマイヤーやQFCを含む店舗において、新型コロナウイルス感染予防として客や従業員の距離を保つため、7日(火)より店内への入場制限を行う。店内の収容人数を120スクエア・フィートにつき顧客1人と通常の半分に限定し、それを超える場合、顧客は他の客との距離を保ちながら屋外で列に並び入場を待つことになる。QFCの広報担当者は、買い物の前に予め必要なものをリストにし、必要な商品だけを購入してできるだけ早く買い物を済ませることを顧客に推奨していると話している。KIRO7の関連記事はこちら
ワシントン州の学校、今学年度末まで閉鎖を延長
4/6/2020 ・KING5
ワシントン州のインスリー知事は6日(月)、州内の学校(K-12)の閉鎖を今学年度末まで延長することを発表した。これらの学校では遠隔教育を提供する。3月中旬から始まった学校閉鎖は、4月24日(金)に終了する予定だったが、教室での授業再開が、再び新型コロナウイルス感染を拡大させる原因となることが懸念されることから、この決定が下された。ただし、給食や生活に不可欠なビジネスや医療関係に勤務する家族を対象としたデイケアの提供は継続して行われる。ワシントン州以外にアメリカ国内では、現時点で13の州が今学年度末まで教室での授業を取りやめている。先週の時点でのワシントン大学の研究者による予測データによると、人々が社会的距離を保った場合でも、ワシントン州における新型コロナウイルス感染による1日の死亡者数増加のピークは4月中旬から下旬頃になると予想されており、また新型コロナウイルスに関連する死亡は夏まで続くとみられている。KING5の関連記事はこちら
シアトル周辺の公共交通機関、6日よりスケジュール改正で減便へ
4/6/2020 ・KING5
公共交通機関のキング郡メトロとサウンドトランジットは6日(月)にスケジュールの改正を行い、いくつかの路線の減便や運行時間の削減を実施する。キング郡メトロは通常の平日の運行と比較して、全体でおよそ37%少ないバスの台数、また30%少ない運転手で、19%の減便による運行サービスとなる。また水上タクシーやライトレールでも減便が行われる。キング郡メトロの減便による運行についての詳細はこちら。KING5の関連記事はこちら
ワシントン州保健局、公共の場での布マスク着用を推奨
4/6/2020 ・Seattle Times
アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は新型コロナウイルス対策として先週、公共の場において布のマスクやスカーフなど布で顔を覆うことを推奨し始めたが、ワシントン州保健局でも5日(日)に同様の勧告を発表した。保健局は、食料品店での買い物時、また生活に不可欠なビジネスで勤務している時など、確実に6フィートの社会的距離が保てない場所では、布のマスクなどを着用することを推奨している。布で顔を覆うことはウイルス拡散予防への効果がいくらか見込める一方、最良の予防方法は頻繁に手を洗い顔を手で触らないこと、そして出来る限り家にいることと述べている。また顔を布で覆う方法は、清潔な手と社会的距離を保つことがないと効果がないとしている。Seattle Timesの関連記事はこちら
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