ワシントン州知事、自宅待機命令を5月末まで延長
5/1/2020 ・KIRO7
ワシントン州のインスリー知事は1日(金)、自宅待機命令を少なくとも5月31日まで延長することを発表した。また知事は現在制限されているアクティビティーや経済活動を、4回に分けて段階的に緩和する計画を明らかにしている。それぞれの段階へ移るまでに少なくとも3週間かかるが、COVID-19による死亡件数が少ない郡では保健当局の承認があれば、予定より早く一部経済を再開する可能性があると話している。規制緩和の第1段階には、商品の店先受け取りでの小売店の営業、自動車販売、洗車業の営業再開、教会のドライブインによるサービスなどがが含まれる。第2段階の緩和は、現在禁止されているキャンプなど、5人以下での野外アクティビティーや屋外での集まり理髪店やサロンの営業再開、1テーブルの人数を制限してのレストランの営業、専門的サービス、ペットケアサービスの営業再開など。第3段階は50人以下の野外アクティビティー、スポーツイベント、収容人数を減らしてのレクレーション施設の再開、50人以下の集会、収容人数を制限してのバー、映画館などの営業再開、政府機関サービス、図書館、美術館の再開など。第4段階はナイトクラブやコンサート会場、大規模スポーツイベントの再開、社会的距離や良い衛生を保っての通常の職場勤務再開など。詳しくはオリジナル記事に記載。KIRO7の関連記事はこちら
アラスカ航空など、乗客への機内でのマスク着用義務化へ
5/1/2020 ・KING5
アラスカ航空とサウスウエスト航空は1日(金)、新型コロナウイルス感染抑制のため、機内において全ての乗客にマスクなどで口や鼻を覆うことを義務付ける予定であることを発表した。両社はアメリカ疾病予防管理センターの勧告に従う措置であると話している。4月27日(月)に航空会社として初めてジェットブルー航空が、乗客のマスク着用義務付けを発表し、他の航空会社がそれに続いて同様の方針を発表している。乗客のマスク着用が義務化されるのはジェットブルー航空、デルタ航空、ユナイテッド航空は4日(月)から、フロンティア航空は8日(金)から、そしてサウスウエスト航空とアラスカ航空は11日(月)から。さらにサウスウエスト航空は、3日(日)より、接客する従業員はマスク着用が義務付ける。KING5の関連記事はこちら
ボーイング、業績悪化で大幅な人員削減を発表
4/30/2020 ・KING5
航空機メーカー大手のボーイングは29日(水)、新型コロナウイルスの影響による業績悪化に伴い、全従業員のおよそ10パーセントにあたる1万6000人の人員削減と787型機、777型機の減産を計画していると発表した。ボーイングは希望退職者を募り自然減での人員削減を始めており、必要があればレイオフを行うと話している。同社は2020年第1四半期の決算を29日に発表し、損益6億4100万ドル、売上高は昨年比で26%減少の169.1億ドルを報告している。KING5の関連記事はこちら
ペイン・フィールド空港で搭乗客の検温を開始
4/29/2020 ・KING5
エベレットにあるペイン・フィールド空港では新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、搭乗客の検温を29日(水)より開始した。プライバシーの侵害、体への接触がないサーマルカメラを使用したツール「Elevated Body Temperature Detection System」を採用し、TSAチェックポイントの前に検温する。熱があれば再検査し、旅行ができるかどうかは航空会社と搭乗客により決められる。KING5の関連記事はこちら
コストコ、来週より店内でのマスク着用を徹底
4/29/2020 ・KING5
イサクアに本社を置く会員制倉庫型店のコストコは全店舗にて5月4日(月)より、新型コロナウイルス感染防止策として、全ての買い物客を対象にマスク着用を徹底すると28日(火)に発表した。店内にいる間、マスクなどで口と鼻を覆うことを顧客に求めており、2歳以下の子ども、または医療上の理由でマスクが着用できない人は対象外としている。KING5の関連記事はこちら
春の叙勲、ビル・ゲイツ氏が受章
4/29/2020 ・在シアトル日本国総領事館
日本政府は日本時間の29日(水)に春の叙勲受章者4181人を発表し、外国人叙勲ではマイクロソフト共同創業者兼元CEO、シアトルにあるビル&メリンダ・ゲイツ財団の共同議長であるビル・ゲイツ氏が旭日大綬章を受章する。2000年に妻のメリンダ・ゲイツ氏と同財団を設立し、世界的な技術革新とグローバルヘルスの進歩に貢献したことが認められた。詳細記事はこちら
シアトル市作成の飲食店支援のオンライン地図、掲載地域を拡大
4/28/2020 ・KING5
シアトル市は3月、新型コロナウイルス感染拡大の抑制策で営業が制限されている市内の飲食店を支援するためにオンラインツールを公開したが、28日(火)までにその掲載地域を20市と複数の郡に拡大してしている。キング郡、ピアス郡、スノホミッシュ郡だけでも、およそ2600のレストラン、カフェ、ブルワリーなどのビジネスが検索可能。ダウンタウン・シアトル・アソシエーションによると、2018年にはダウンタウン・シアトルだけでレストラン関連の仕事が2万3000件あった。ワシントン州における3月第2週目の失業保険新規受給申請の割合は飲食業界が最も高く、597パーセントだった。KING5の関連記事はこちら
自宅待機疲れ?アメリカ国内で外出する人の割合が増加
4/28/2020 ・KING5
メリーランド大学が携帯電話の匿名情報を使い隔離の状況を調べた結果、アメリカ国内で自宅待機した人の割合は先週3パーセント減少し、外出する人の数が増えたことがわかった。24日(金)時点のワシントン州における社会的距離の指数は全体の17位で、データによると29パーセントが外出せず自宅待機しており、外出頻度は平均で1人3回という結果だった。また外出した人の20パーセントが郡をまたいで平均27.1マイルの距離の外出をしている。郡別にみると自宅待機している人の割合はキング郡で37パーセント、ピアス郡で27パーセント、スノホミッシュ郡で29パーセント。KING5ニュースのインタビューに答えたウエスト・シアトルで働く男性は、数週間人との接触を避けていた友人たちが、最近会い始めていると話している。医療機関で働く別の女性は、人々が自宅待機に疲れてきていることは理解できるが、社会的距離を確保するは極めて重要で、さもないと医療崩壊を招くことも認識していると話している。KING5の関連記事はこちら
ワシントン州知事、5月5日より一部の野外アクティビティー再開を発表
4/27/2020 ・KIRO7
ワシントン州のインスリー知事は27日(月)、自宅待機命令に伴い3月から制限されていた釣り、狩猟、ゴルフなどの一部の野外アクティビティーを5月5日(火)より再び許可することを発表した。閉鎖されている全ての州立公園、鳥獣保護区、船揚場、自然天然資源局が管轄する土地は、同日以降、社会的距離が保つことを条件に、一般が昼間に利用できる。ゴルフの場合、1グループ2人、同じ世帯であれば4人が一緒にプレーできる。屋外での集会、イベント、チームでのスポーツ、キャンプは今回の変更に含まれない。先週知事は新型コロナウイルスによる規制を緩和する第一歩として、感染拡大の危険が少ない工事現場での作業の再開を発表している。KIRO7の関連記事はこちら
レイク・ユニオンで釣り禁止への抗議運動が行われる
4/27/2020 ・KING5
26日(日)午後、 シアトルのレイク・ユニオンではボートに乗った多くの人が集まり、ワシントン州知事が釣りが禁止していることへの抗議運動を行った。現在ボートに乗ることは許可されているものの、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため釣りが禁止されている。抗議者が乗った多くのボートは、運河を通ってガスワークスワーク・パーク付近に集まり、規制の緩和を訴えた。主催者は、近くに他の人がいると魚が釣れにくくなるため、釣りの9割は社会的距離が保たれると話している。また現在の状況がどれだけ深刻なことか疑う余地もないが、釣りがパンデミックを悪化させるとは思えないと話している。インスリー知事室は野外でのレクリエーション再開について検討しており、近いうちに発表があると期待されている。KING5の関連記事はこちら
コメントを書く