- 1 キング郡でのCOVID-19による新たな死亡者、2カ月間で初めてゼロに
- 2 カッパーリバー産サーモンの初荷、シータック空港に到着
- 3 Food Lifelineがキング郡で保存食品を無料配布
- 4 ワシントン州雇用安定局、失業給付金に関する詐欺に警告
- 5 UWとWSU、ペットとCOVID-19に関する調査で参加者募集
- 6 Tモバイル・パークでドライブスルーの無料COVID-19検査実施
- 7 ワシントン州知事、COVID-19患者の接触者追跡計画について発表
- 8 キング郡、公共の場でマスク着用を住民に要請
- 9 ワシントン州での経済活動再開フェーズ2、飲食店における規制を発表
- 10 ベルビューやタコマなど、独立記念日イベントを中止
- 11 シータック空港で来週からマスク着用など義務付け
キング郡でのCOVID-19による新たな死亡者、2カ月間で初めてゼロに
5/15/2020 ・KING5
キング郡では14日(木)のCOVID-19による新たな死亡者が過去2カ月間、3月7日以来初めてゼロとなった。郡内ではこれまで514人がCOVID-19で死亡しており、ワシントン州での死亡者数の半数以上を占めている。KING5の関連記事はこちら
カッパーリバー産サーモンの初荷、シータック空港に到着
5/15/2020 ・KING5
15日(金)朝、アラスカのカッパーリバー産サーモン数千パウンドがシータック空港に今年初めて到着した。シアトルの有名シェフであるトム・ダグラス氏は翌日16日(土)に届いたばかりのサーモンを200食分以上料理し、新型コロナウイルス流行の最前線で働くスウェディッシュ病院の医療従事者に寄付する。またダグラス氏は17日(日)にグリルしたサーモンを販売する予定で、その収益をフードバンクに食料品を供給する非営利団体のFood Lifelineに寄付する。脂が乗ったカッパーリバー産サーモンは人気があり、毎年高値で取引されている。KING5の関連記事はこちら
Food Lifelineがキング郡で保存食品を無料配布
5/14/2020 ・KING5
フードバンクに食料品を供給するシアトルの非営利団体Food Lifelineは14日(木)と15日(金)にキング郡4カ所で、常温保存食品が入った箱(22-25lbs.)を援助が必要な人に無料配布する。場所はノースゲート・モール、ノースベンド・アウトレット、ソードーにあるFood Lifeline倉庫、シアトル南部にあるFood Lifeline本部。ドライブスルー、または徒歩で受け取りができ、書類提出は必要ないが、住所の郵便番号が尋ねられる。KING5の関連記事はこちら
ワシントン州雇用安定局、失業給付金に関する詐欺に警告
5/14/2020 ・KING5
ワシントン州雇用安定局(ESD)は、不正に入手した個人情報を使用して失業給付金を受け取る詐欺が急増していることから、その防止対策と被害調査の強化を行っている。特に州からの給付金に加え、7月31日まで連邦政府から週600ドルが追加支払いされていることが、犯罪者を失業給付金に関する詐欺に駆り立てるようだとESDの関係者は話している。ESDではソーシャルセキュリティー番号などの個人情報を安全ではない同局以外のウェブサイトで求めることはなく、偽のウェブサイトに注意するよう呼びかけている。また失業給付金詐欺の被害に合った場合、ESDへ報告する方法などをウェブサイトに記載している。ワシントン州に限らず、全米で同様の詐欺が増加している。ニュースメディアのKING5は、失業給付金の詐欺に遭った被害者についてオリジナル記事で報告している。KING5の関連記事はこちら
UWとWSU、ペットとCOVID-19に関する調査で参加者募集
5/14/2020 ・KING5
ワシントン大学(UW)とワシントン州立大学(WSU)は共同で、ペットの新型コロナウイルス感染についての予備研究COVID-19 and Pets Study (CAPS) を開始した。CAPSではCOVID-19患者のペットを調査して、新型コロナウイルス流行にペットがどのように影響するのかを研究するため、現在調査への一般の協力者を募集している。犬、猫、フェレット、ハムスターなどのペットを対象としており、参加者は本人、または同世帯に住む人が過去2週間以内にCOVID-19検査で陽性反応が出たことを証明するものを提出することが求められる。調査への参加についての詳細はこちら。KING5の関連記事はこちら
Tモバイル・パークでドライブスルーの無料COVID-19検査実施
5/13/2020 ・KIRO7
シアトルのTモバイル・パークの駐車場において13日(水)と14日(木)の午前10時〜午後4時、ドライブスルーのCOVID-19検査が無料で実施される。シアトル・マリナーズ、シアトル市、QFC、フレッド・マイヤーが共同で行う同検査への参加はオンライン、または電話1-888-8522567での事前登録をし、検査が必要かどうかスクリーニングを受ける必要がある。1日あたり車両250台に対する検査が可能で、結果は48時間以内に本人に通知される。詳細はオリジナル記事に記載。KIRO7の関連記事はこちら
ワシントン州知事、COVID-19患者の接触者追跡計画について発表
5/13/2020 ・KING5
ワシントン州のジェイ・インスリー知事は12日(火)、州による新たな新型コロナウイルス対策計画として、感染者の接触者追跡について概要を発表した。接触者追跡は州の経済活動再開に向けた対策で、今週末までに国家警備隊、免許局、州や自治体の保健局から1400人近くをCOVID-19接触者追跡に対応できるよう訓練する。知事によると、COVID-19の陽性反応があった患者へは検査結果が出てから24時間以内、また接触者には48時間以内に連絡を取ることを目標とし、検査や隔離を迅速に行えるようにする。感染者や接触者の情報は秘密にされ、また患者が接触者追跡に参加するかどうかは任意となる。KING5の関連記事はこちら
キング郡、公共の場でマスク着用を住民に要請
5/12/2020 ・KING5
キング郡保健当局とキング郡のダウ・コンスタンチン郡長官は、18日(月)より、同居していない人との6フィート以上の距離確保が難しい屋内、屋外の公共の場においてマスク着用を住民に要請すると11日(月)に発表した。法的に強制するものではないが、食料品店や薬局などの店舗、その他の人が集まる場所で新型コロナウイルス感染拡大を抑制するため、口や鼻を布で覆うことを強く求める。医療用マスクN95を使用する必要はなく、清潔な布マスク、あるいはバンダナやスカーフなどの布を何層かにして顔をぴったりと覆うよう指示している。これを受けてシアトルのジェニー・ダーカン市長は同日、4万5000枚のマスクをホームレス、低所得の年配者などへ無料配布すると発表している。KING5の関連記事はこちら
ワシントン州での経済活動再開フェーズ2、飲食店における規制を発表
5/12/2020 ・KING5
ワシントン州のジェイ・インスリー知事は11日(月)、州での経済活動再開「Safe Start」のフェーズ2で行う飲食店店内での飲食サービス再開におけるルールを発表した。店内での飲食が許可される客数は最大収容人数の50パーセント以下、また1テーブル5人以下に制限され、バーは使用できない。バフェやサラダバーの禁止、またテーブル間の距離や店内飲食する客の利用時間と連絡先の記録など、他にも細かく規制が設けられている。規制を遵守できなければ店内での飲食サービス提供は許可されない。ワシントン州では11日までに、人口が7万5000人以下で、過去3週間新型コロナウイルスの新しい感染者が出ていない8郡においてフェーズ2への移行が認められている。KING5の関連記事はこちら
ベルビューやタコマなど、独立記念日イベントを中止
5/12/2020 ・KING5
新型コロナウイルス流行を受けて、ワシントン州西部のいくつかの市では予定していた7月4日の独立記念日を祝うイベント中止や延期が発表されているが、11日(月)にはタコマ市が「T-Town Family 4th」の延期を発表した。市はもし社会的距離に関する規制が解除された場合、今年の夏遅くに開催したいと話している。ベルビュー、ボセル、エドモンズ、バンクーバーも独立記念日のイベント中止を発表している。ワシントン州の経済活動再開「Safe Start」ではフェーズ4が認められるまで50人以上が集まるイベントは許可されない。KING5の関連記事はこちら
シータック空港で来週からマスク着用など義務付け
5/11/2020 ・KING5
シアトル・タコマ国際空港(シータック空港)では18日(月)より全ての利用客と空港で勤務する従業員に対し、公共のスペースにおいてマスクなど布で口や鼻を覆うこと(またはマスク着用)を義務付ける。医療上の理由で顔を覆うことができない人、また小さな子どもは対象外となる。コロナウイルス流行により、シータック空港の利用客は90パーセント以上減少。毎年この時期の平均利用客数はおよそ5万人だが、現在は3800人となっている。KING5の関連記事はこちら
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