スノホミッシュ郡とピアス郡のフェーズ2、キング郡のフェーズ1修正案承認
6/5/2020 ・KIRO7
スノホミッシュ郡とピアス郡は5日(金)、州の段階的な経済活動再開計画「Safe Start」のフェーズ2への移行が承認された。フェーズ2では、キャンプなどのアウトドア・アクティビティー、理髪店、サロンの営業再開、最大収容人数の50パーセント以下での飲食店の営業再開などが許可される。また同日、キング郡はフェーズ1の修正案が承認され、フェーズ2と同じ野外でのアクティビティー、収容人数の25%での飲食店やサロンでの店内サービス再開などが許可される。KIRO7の関連記事はこちら
インスリー知事、ガイドライン遵守によるプロスポーツ活動再開を許可
6/5/2020 ・KING5
ワシントン州のインスリー知事は5日(金)、新型コロナウイルス感染抑制のための新たなガイドラインを発表し、条件を遵守した上での州内でのプロスポーツ活動再開を即時許可している。州の経済活動再開計画「Safe Start」のフェーズに関わらず、安全のためのガイドライン遵守によりプロスポーツ活動再開が許され、チームでの練習や無観客試合が可能となる。活動を再開するためには、郡保健局への練習や試合日程の報告、選手会によるリーグ再開案の承認などの複数の条件を満たす必要がある。KING5の関連記事はこちら
シアトル市、新たに新型コロナウイルスの無料検査場を開設
6/5/2020 ・KING5
シアトルのダーカン市長は4日(木)、市は新たにUW Medicineと提携して新型コロナウイルスの無料検査を5日(金)より提供すると発表した。市長によると、検査件数を1日最大1600に拡大することを目指している。新たなドライブスルー検査場はノース・シアトルの12040 Aurora Ave. N. と、ソードーの3820 6th Ave. S.の市内2カ所に開設され、月曜から土曜の午前10時から午後3時に検査を実施。検査の希望者は事前にウェブサイトより登録する必要がある。シアトル市はこれまで、ダウンタウン・シアトルやレニア・ビーチにも検査場を設けている。またダーカン市長は最近の抗議デモへの参加者が検査を受けられるよう、ウエストシアトルなどへの検査場開設や移動検査場の導入を検討すると述べている。KING5の関連記事はこちら
シアトル市内全域の夜間外出禁止令、水曜夜に解除
6/4/2020 ・KING5
シアトルの市庁舎前やキャピトル・ヒルでは3日(水)も、警察による拘束中にジョージ・フロイドさんが死亡したことに対する6夜目の抗議デモが行われ、多くの参加者が集まった。シアトルでは6日(土)までの予定で夜間外出禁止令が出されていたが、シアトルのダーカン市長は3日夜に同命令を解除。同日午後、ダーカン市長とシアトル警察のベスト署長は抗議デモのリーダーとのミーティングを開催し、抗議デモのリーダーの要請で夜間外出禁止令を終了することとなった。KING5の関連記事はこちら
ワシントン州6郡が経済活動再開フェーズ3移行を申請
6/4/2020 ・KIRO7
ワシントン州のインスリー知事室によると、3日(水)時点で州南西部のワカイアカム郡や州東部のフェリー郡、スティーブンズ郡など合計6郡が経済活動再開計画「Stay Safe」のフェーズ3移行を申請している。これらの郡はフェーズ2移行後3週間が経過している8郡に含まれており、フェーズ3への申請する条件を満たしている。フェーズ3ではスポーツ活動を含む50人以下の集会、最大収容人数の75パーセント以下での飲食店店舗内でのサービス再開、最大収容人数の半分でのスポーツジムや映画館の営業再開などが許可される。KIRO7の関連記事はこちら
家賃未払いが理由の入居者強制立ち退きの猶予期間を延長
6/3/2020 ・KING5
ワシントン州のインスリー知事は、州における家賃未払いなどの理由による入居者の強制立ち退きの猶予期間を、8月1日(土)まで延長すると2日(火)に発表した。知事は、新型コロナウイルス流行中のホームレス増加を防ぐための措置と話している。強制立ち退きの猶予については今年3月より開始され、4月に6月4日までの延期が発表されていた。命令によると入居者の強制立ち退きと、延滞料の請求を禁止している。また家主は未払い分の家賃の支払い計画を提示することが求められる。KING5の関連記事はこちら
シアトルで5日目の抗議デモ、土曜まで夜間外出禁止令
6/3/2020 ・KIRO7
シアトルでは2日(火)、ミネソタ州で黒人男性が白人警官に首を膝で押さえつけられて死亡した事件に対する5日目の抗議デモが行われた。同日午後3時頃、ダウンタウン・シアトルのウエストレイク・パークに参加者が集まり、その後キャピトル・ヒルのカル・アンダーソン・パークまで行進した。またダウンタウンでは別の抗議デモも行われ、数多くの参加者が5th Ave. と Jackson St. 付近に集まっている。2日もワシントン州パトロール警察はI-5の一部、I-90からSR520の間を一時閉鎖した。抗議デモは概ね平和的に行われたが、同日夜遅くには、シアトルの東警察署付近の一部の抗議デモ参加者が行動をエスカレートさせ、警官は群衆を分散させるために催涙スプレーや閃光弾を使用している。シアトルのダーカン市長は、今週土曜まで、市内において午後9時から翌朝午前5時の間の外出禁止令を出している。KIRO7の関連記事はこちら
キャピトル・ヒルでの抗議デモ、警察が暴動と見なす
6/2/2020 ・KIRO7
ダウンタウン・シアトルでは1日(月)午後、ミネソタ州ミネアポリスで5月25日(月)に黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官に首を膝で押さえつけられて死亡した事件への抗議デモが再び行われ、多くの参加者がダウンタウン・シアトルに集まった。シアトルで4日目となるデモ行進は平和的にキャピトル・ヒルへ向かい、数人の警察が膝をついてデモ参加者に団結の意思を示す場面もあった。しかし午後9時を過ぎた頃、抗議デモ参加者の行動がエスカレートし、警官に向かって石、瓶、花火を投げつけ、シアトル警察東警察署の1ブロック先のバリケードを突破しようと試みた。シアトル警察はこの事態を暴動と判断。10時頃には落ち着きを見せ、抗議者は午後11時までにダウンタウン・シアトルに戻っている。同日夜、シアトルでは夜間禁止令が出されていた。KIRO7の関連記事はこちら
シアトル周辺の抗議デモ、一部暴徒化し破壊や略奪が発生
6/1/2020 ・KING5
ミネソタ州ミネアポリスで25日(月)に黒人男性のジョージ・フロイドさんが逮捕された後、白人警官に首を膝で押さえつけられて死亡した事件を受け、先週末にシアトル地域では講義デモが行われたが、一部の参加者が暴徒化して破壊行為や店舗での略奪行為があった。シアトルでは29日(金)に行われた抗議デモで、ダウンタウンにあるアマゾン・ゴーなどで店舗のガラス窓が割られた。30日(土)にもダウンタウンで別の抗議デモが行われたが、複数台の警察車両が燃やされ、ノードストロム、ターゲット、オールド・ネイビー、Tモバイルなど複数店舗が破壊されたり、商品が略奪されたりした。ワシントン州のインスリー知事はシアトル市長の要請で最大200人の州兵を出動を許可した。シアトル警察のベスト警察署長によると、30日に少なくとも55人が暴行、放火、破壊や略奪で逮捕されている。シアトルのダーカン市長は30日(土)と31日(日)に夜間外出禁止令を発令。ベルビューでは31日、ダウンタウンで抗議デモが行われたが、暴徒化した参加者によりショッピングモールのベルビュースクエアの窓が割られ、モール内の多くの店舗で略奪が行われた。ベルビューでも同日、州兵が動員され対応にあたり、市内では夜間外出禁止令が出された。両市では抗議デモ翌朝、ボランティアが落書きを消したり、ガラスの破片を片付けるなど清掃活動を行っている。シアトル周辺の他の街でも破壊や略奪が発生し、夜間外出禁止令が出された。KING5の関連記事はこちら
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