シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2020年6月15日~6月19日(6月3週目)

ワシントン州保健省は19日(金)、州で最も人口が多いキング郡の経済活動再開計画「Safe Start」フェーズ2への移行を承認した。同郡は今週、2500万枚のフェイスカバリング配布計画を含むフェーズ2移行への準備を開始。18日(木)までに150万枚の布マスクを確保し、郡内16市にすでに配布している。また15日(月)に郡が提出したフェーズ2移行申請によると、キング郡は17カ所で無料または低コストのCOVID-19検査を提供する。フェーズ2では、キャンプなどのアウトドア・アクティビティー、5人以下での集まり、理髪店やサロンの営業再開、レストランにおける最大収容人数の50パーセント以下で1テープル5人以下での店内飲食サービス再開などが許可される。テレワークは継続して推奨となる。19日にはアイランド郡、ルイス郡、メイソン郡がフェーズ3に移行。同日朝までにワシントン州では19郡がフェーズ2、15郡がフェーズ3に移行している。KING5の関連記事はこちら


アマゾン・ドット・コム、ケントの施設で社会的距離確保の装置の試験開始

6/18/2020 ・KING5

アマゾン・ドット・コムはケント市の配送施設にて17日(水)、COVID-19から従業員を守るための新しい対策の一環として、適切な社会的距離の確保を助ける装置の試験を開始したと、ニュースメディアのCNBCが伝えている。このウェアラブル装置はクリップが付いた透明のプラスチック製で、LEDライトやオーディオシステムが使用されている。他の従業員との距離が近くなると、大きな音や光で知らせ注意を促す。この装置を装着するかどうかは同配送センターの従業員の意思に任せている。また前日の16日(火)にアマゾン・ドット・コムはDistance Assistantと呼ばれる、社会的距離確保のためのシステムをアメリカ国内の施設に導入したと発表。50インチのモニターやカメラ、端末機、またセンサー技術を使用し、従業員が他の人との距離を十分確保できているかリアルタイムで知らせる。同社はCOVID-19流行中、従業員に対する安全対策への対応が遅いと、倉庫勤務の従業員や政治家から批判が上がっていた。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州、職員の自宅待機と一部の賃上げ取り消を実施

6/18/2020 ・KING5

ワシントン州のインスリー知事は17日(水)、州政府のほとんどの職員を対象に一時的な自宅待機を実施し、高賃金を受け取る職員に対し、予定していた3パーセントの賃上げを取り消すと発表した。新型コロナウイルス流行の影響で、ワシントン州の収入が大きく減少したことを受け、これらの措置が決定された。6月28日から7月25日の間に週1日、またそれ以降秋まで月1日の頻度で州職員4万人以上の自宅待機が行われる。また7月1日に予定されていた賃上げ取り消しの影響を受けるのは、機関のディレクターやマネジメント・サービスに関わる職員、また1年の給与が53,000ドル以上のすべての職員の5,600人近く。職員の賃上げ取り消しと自宅待機により、ワシントン州は今後1年間におよそ5500万ドルの出費を抑えられる。KING5の関連記事はこちら


キャピトル・ヒルのCHOP、市が道路の障壁を移動

6/17/2020 ・KING5

シアトルの運輸局は16日(火)、キャピトル・ヒルの「Capitol Hill Organized Protest(CHOP)」の一部道路を開放するため、CHOP周辺に設置された障壁を移動した。警察の黒人に対する暴力や差別への抗議者により、シアトル警察の東管区警察署周辺の数ブロックが封鎖され、周辺の道路では車両での交通が遮断されており、付近の住民や配送トラック、緊急車両などが通行できない問題が発生していた。運輸局は12th Ave. の道路を封鎖していたバリケードを撤去し、道路中央に新しく障壁を置いて道路片側の通行ができるようにした。 10th Ave.と E. Pine St. などでも道路を封鎖していたものを撤去し、通行しやすいように別のものに置き替えている。KING5の関連記事はこちら


アメリカとカナダの国境における規制措置、7月21日まで延長

6/16/2020 ・KING5

アメリカとカナダの政府は、両国の国境を越える不要不急の旅行に関する規制を7月21日(火)まで延長することに合意した。新型コロナウイルス感染拡大を抑制するため3月から同規制が続いており、4月と5月に規制の延長が行なわれ、今月21日(日)の期限切れを前に延長を決定した。規制では、医療従事者、航空会社の乗務員、商業用輸送車両の運転手が国境を越えることは許可されている。また、アメリカに戻るアメリカ市民、カナダに戻るカナダ市民も同規制の対象外となる。アメリカとメキシコの国境を越える不要不急の旅行についても、同じく7月21日まで規制が延期されることが決まっている。KING5の関連記事はこちら


キング郡、「Safe Start」フェーズ2移行を申請

6/16/2020 ・KIRO7

キング郡は15日(月)、ワシントン州保健省へ州の経済活動再開計画「Safe Start」のフェーズ2移行申請を行った。同郡は現在修正されたフェーズ1で経済活動再開を実施。隣接するピアス郡、スノホミッシュ郡はすでにフェーズ2に入っている。フェーズ2では、キャンプなどのアウトドア・アクティビティー、理髪店、サロンの営業再開、最大収容人数の50パーセント以下での飲食店の営業再開などが許可。テレワークは継続して推奨される。16日(火)朝までにワシントン州では22郡がフェーズ2、11郡がフェーズ3に移行している。KING5の関連記事はこちら


キング郡メトロ、今年秋の運行サービスの削減を発表

6/15/2020 ・KIRO7

シアトル水族館は新型コロナウイルス流行のため、3月12日(木)から閉鎖しているが、キング郡が州の経済活動再開計画「Safe Start」フェーズ2に移行すれば、営業を再開できるよう準備を始めている。同水族館のCEOであるブラッド・ラザフォード氏はオンラインでのチケット購入を推奨しており、入場は30分間隔の時間制になると話している。館内は一方通行を案内する看板が設けられ、他の人との間隔を保つ助けとなるようになっている。ラザフォード氏によると、しばらくはインタラクティブな展示は行われす、また他のプログラムも規模を小さくするなど安全のため変更される。フェーズ2のルールでは最大収容人数の25パーセントの入場が許可されるが、同水族館は15パーセント、最大300人から営業を再開する予定。6月いっぱいまで新型コロナウイルス流行による閉鎖が続けば、シアトル水族館は21000万ドルの予算のうち、600万ドルの収益を失うとみられている。KIRO7の関連記事はこちら