シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2020年6月29日~7月3日(6月5週目 / 7月1週目)

シアトル警察は1日(水)、抗議活動が行われていたCapitol Hill Organized Protest(CHOP)からデモに参加していた抗議者を排除したが、同日から2日(木)にかけて夜間にBroadwayとE. Pine St. 付近で抗議活動が行われ、参加者25人が逮捕された。デモ隊がボトルを警官に投げつけ始め、その鎮圧のため警官隊はブラストボールやペッパースプレーを使用した。キャピトル・ヒルのほか、ダウンタウン・シアトル、ダーカン市長の自宅付近でもデモ更新や抗議活動が行われている。1日朝から行われたCHOPでの抗議者の強制排除では、退去を拒否、妨害などで少なくとも44人が逮捕されている。KING5の関連記事はこちら


CHOPの抗議者に退去命令、シアトル東管区警察署に警官戻る

7/1/2020 ・KING5

シアトルのダーカン市長は1日(水)朝、Capitol Hill Organized Protest(CHOP)の抗議者に対し、違法な集会として同エリアから即時退去を求める48時間の行政命令を発令した。多くの警官が午前5時頃より同エリアで抗議者のテントやバリアの撤去にあたり、ほとんどの抗議者は午前6時20分頃までに退去。しかし中には抵抗する抗議者もおり、同日午前10時50分までに包丁や金属パイプを所持していた男を含む少なくとも32人が逮捕されている。また午前中に、CHOP内のシアトル警察東管区警察署に警官が戻っている。6月8日に抗議者が警察署周辺の数ブロックを占拠し、警察署建物から警官が一時撤退して以降、CHOP周辺では2人の死者や負傷者を伴う複数の発砲事件が発生するなど治安が悪化していた。KING5の関連記事はこちら


ウォーターフロントのビジネスが営業再開、地元観光客に訪問を呼びかけ

7/1/2020 ・KIRO7

イーストサイドのショッピング・モール、ベルビュー・スクエアが30日(火)、およそ3カ月ぶりに営業を再開した。モールではCOVID-19対策のため安全のための新しいルールを設けており、現在施設内の約70パーセントの店舗が営業している。ベルビュー・スクエアは州内ではシータック空港に次ぐ2番目に最も人が集まる場所。営業再開1カ月前の5月31日(日)には、ダウンタウン・ベルビューで行われた抗議デモの間に同ショッピングモールの窓が割られ、多くの店舗が略奪の被害に遭った。ベルビュー警察は、略奪は多くの警察官がデモの警備に当たるタイミングを狙った犯罪組織によるものと話しており、犯罪に関わった多くが逮捕されている。KIRO7の関連記事はこちら


ウォーターフロントのビジネスが営業再開、地元観光客に訪問を呼びかけ

6/30/2020 ・KING5

新型コロナウイルス流行のため臨時閉館していたシアトルのウォーターフロントにあるシアトル水族館が29日(月)、営業を再開し、およそ600人の入場者が訪れた。同水族館は再オープンにあたり、安全対策としてさまざまな変更を実施。入場時間指定のチケットを販売し、入場者数を可能な収容人数の15パーセントに抑え、館内でのマスク着用を義務付けている。また観覧は一方通行で、入場者同士が距離を保てるようバリアを設置している。水族館近くで複数のレストランが入るマイナーズ・ランディングも、キング郡が州経済活動再開計画フェーズ2へ移行後に営業を再開。観覧車のシアトル・グレート・ウィールズも同じ家族、グループ以外とのゴンドラの相乗りを止めて営業している。マイナーズ・ランディングのオーナーは、ウォーターフロントのほとんどのビジネスは小規模で、収入を夏の観光シーズンに頼っており、地元の人々の訪問が必要だと話している。シアトルの観光協会、ビジット・シアトルによると、キング郡の少なくとも20軒のホテルや観光施設が営業再開を予定しており、その中の一つであるMoPOPは、来場者の安全対策として展示に100項目以上の変更を加えていると話している。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州、フェーズ4移行を一時停止

6/30/2020 ・KING5

ワシントン州の8郡では、29日(月)の時点で州の経済再開計画「Safe Start」フェーズ3からフェーズ4へ移行申請する資格があるが、州保健省が郡のフェーズ4移行を一時停止することを27日(土)にインスリー知事により発表された。州内で新型コロナウイルス感染者数の増加が続いていることから、通常の経済活動が許可されるフェーズ4への移行を停止。ワシントン州では、これまでのCOVID-19患者数が31,752人で、同感染症による死亡は1,310件(29日時点)となっている。ワシントン州では新型コロナウイルスの新規感染者数増加を抑えるため、26日(金)より屋内、屋外の公共の場でのマスク着用の義務付けが開始されている。KING5の関連記事はこちら


シアトルのCHOP付近で1人が死亡する発砲事件発生

6/29/2020 ・KIRO7

シアトルのキャピトル・ヒルにあるCapitol Hill Occupied Protest(CHOP)エリア近くで29日(月)午前3時頃、死傷者を伴う発砲事件が発生した。現場は12th Ave. と E. Pike St. 付近で、シアトル市が週末の間に撤去を予定していたCHOPのバリケード近く。事件発生後、ジープ・チェロキーに向かって発砲があったと複数の緊急通報が警察に入っている。被害者は同車両に乗っていた16歳と14歳の少年2人で、2人とも病院へ搬送されたが、16歳の少年は病院で死亡が確認された。容疑者は逮捕されておらず、警察はこの事件の捜査を行っている。CHOP付近では今回の事件を含め、過去9日間に4件の発砲事件が起こっている。KIRO7の関連記事はこちら