長年シアトル市民に親しまれたKeyArenaの看板が外される
7/10/2020 ・KING5
大規模な改装工事が行なわれているシアトル・センターのアリーナでは9日(水)、長年屋根に設置されていた「KeyArena」の看板の取り外し作業が行われた。ヘリコプターを使用し、文字やキーバンク・ロゴの看板が釣り上げられ施設の屋根から外された。キー・バンクは1990年代に命名権を獲得して2010年には契約が終了しており、それ以降は支払いをしていない。しかし市は看板を下ろし、リブランドに出費する価値がないとして、看板は上がったままになっていた。今年6月下旬に、アマゾンの命名権取得とアリーナの新名称「Climate Pledge Arena」が発表。改装中のアリーナは来年夏にオープン予定で、アイスホッケーリーグ(NHL)に新規参入するチームと女子バスケットボール(WNBA)に所属するシアトル・ストームの本拠地となる。アリーナは1962年の国際博覧会のために建設され、過去にはバスケットボールのシアトル・スーパーソニックスの本拠地だった。KING5の関連記事はこちら
ICEが発表した新しい方針、留学生に不安の声
7/8/2020 ・KIRO7
アメリカの移民税関捜査局(ICE)が6日(月)に発表した外国からの留学生に対する新方針について、ワシントン大学(UW)のアナ・マリ・コース学長はツイッターで、同大学は残酷で完全にパンデミックの現実への認識が欠如した方針であると批判している。またワシントン大学はこの方針が変更されるよう働きかけ、学生をサポートすると述べている。ICEの発表では、今年秋の新学期より留学生(F-1、M-1ビザ保持者)がオンライン授業しか受けられない場合、アメリカ国内での滞在を許可されず、留学生がアメリカ国内に留まるためには、教室で対面授業を行う他の学校へ転校しなければならない。UWのシアトル・キャンパスに在籍する4万8000人の学生のうち留学生は8000人を占め、州外の住民と同じく高額の授業料を支払っている。ニュースメディアKIRO7のインタビューに応じた複数の学生は、コロナウイルス流行の影響で飛行機の運航停止などで自分の国への渡航が難しかったり、費用が高額になる可能性があると話している。また帰国後に政府のインターネットに対する規制で大学のオンライン授業が受けられないことも考えられるという心配の声もあった。UWは秋よりオンラインと教室での授業を組み合わせた授業を予定しているが、新型コロナウイルス感染拡大状況により変更される可能性もある。KIRO7の関連記事はこちら
シアトル市の路上駐車、来週より料金徴収を再開
7/7/2020 ・KIRO7
ワシントン州の自宅待機命令に伴い、4月より一時停止されていたシアトル市内の路上駐車での料金徴収が13(月)より再開される。当面は全てのエリアでの料金は1時間当たり50セントに設定され、場所により最低料金が設定される。また時間制限がある路上駐車ゾーンでの取り締まりも再開。シアトル交通局によると商業地での路上駐車の状況を再確認し、年内に料金の再調整が行われる可能性がある。KIRO7の関連記事はこちら
7日より、マスクしない顧客へサービス提供しない新ルール開始
7/7/2020 ・KING5
ワシントン州では7日(火)より、小売店やレストランなどのビジネスはマスクを着用していない顧客へのサービス提供を断ることを求められる。違反した場合は罰金やビジネス許可の取り消しなどの処分を受ける恐れがある。ワシントン州では新型コロナウイルスの新規感染者数が増加しており、先週、インスリー知事は屋内、または6フィートの距離が確保するのが難しい屋外においてマスク着用を義務付ける命令を出している。KING5の関連記事はこちら
シアトルでのデモ参加者、I-5で車にはねられ1人死亡
7/6/2020 ・KING5
ダウンタウン・シアトルのI-5で4日(土)午前1時半頃、人種差別問題のデモ参加者2人が車にはねられ、搬送先の病院で1人が死亡した。もう1人の被害者も重体。事故当時、デモのため付近のI-5は閉鎖され、南行き車線のYale St. 辺りには抗議者が道路を封鎖するために車数台を駐車していた。警察は事故を起こした車が障壁を避けるため、南行きのオフランプからI-5に入ったのではないかとみている。車を運転していた27歳の男性は事故後間もなく逮捕され、6日(月)に裁判所に出頭する予定。ワシントン州警察は、フリーウェイへのデモ隊の侵入は違法行為であり、警察が参加者の身の安全を保証できないためI-5での抗議活動を再考してほしいと話している。KING5の関連記事はこちら
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