シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2020年8月10日~8月14日(8月3週目)

パシフィック・ノースウエストでは今週末、熱波に見舞われる予報が出ており、16日(日)にはワシントン州西部の各地で最高気温が華氏90度半ばから後半まで上昇すると予想されている。KIRO7の気象予報士によると、ワシントン州西部での14日(金)の最高気温は70度台後半から80度台前半、15日(土)は80度前半から半ば、シアトルの南側では90度前半になる見込み。現時点での予報では、16日はシアトルの最高気温は94度で、7月27日(月)以来の今年最高気温になる可能性があり、州西部に猛暑注意報が発令される。KIRO7の関連記事はこちら


シアトル教育委員会、新学年度を遠隔授業で再開する計画を承認

8/13/2020 ・KING5

ワシントン州最大の学校区であるシアトル公立学校区の教育委員会は12日(水)、数週間後に始まる新学年度をオンラインによる遠隔授業で開始する計画を承認した。決定はこの後、ワシントン州へ承認を得るため送られる。また、教育委員会は学校区へ、屋外での対面による授業の可能性について検討するよう命令を出した。州教育長室は数週間前、毎日の体調チェックや6フィートの他の人との間隔確保などを含む、教室での授業再開で従わなければならない基準を各学校区に公開している。シアトル学校区は新型コロナウイルスの流行を受け、全校舎を今年3月12日(木)から閉鎖している。KING5の関連記事はこちら


REI、ベルビューの新本社ビルを売却へ

8/12/2020 ・KIRO7

シアトルを拠点とするアウトドア用品チェーンであるREI Co-opは12日(水)、ベルビューに建設した新本社ビルを売却する計画があると発表した。同社によると、本社を1カ所に集中させずシアトル地域の複数カ所に分散し、本社勤務の従業員を今後もリモートワークにするといった方向転換を行う。面積約8エーカーの新本社は2018年に建設工事が始まり、今年夏に移転予定だった。新型コロナウイルス流行を受けて、REI Co-opでは今年3月以降、本社の従業員100パーセント近くが自宅勤務に切り替えている。KIRO7の関連記事はこちら


フレッドマイヤー、チーズ・ディップをリコール

8/12/2020 ・KIRO7

スーパーマーケット・チェーンのフレッドマイヤーは同店デリで販売するチーズ・ディップの商品がサルモネラ菌に汚染されている可能性があるとして、リコールを発表している。同社によると、同店に玉ねぎを供給するOnions 52より、サルモネラ菌汚染の疑いについて7月31日(金)に報告を受け、すぐに店舗から玉ねぎを撤去。その後いくつかの店舗で製造したチーズ・ディップに、問題の玉ねぎが材料として使われた疑いがあることがわかった。リコール対象のチーズ・ディップは今年5月15日から8月6日の間に販売されており、チーズ・ディップを購入した顧客へは返品して商品の交換、または返金を受けるよう呼びかけている。Onions 52は、北米で発生しているサルモネラ菌よる食中毒に関連するThomson International, Incから玉ねぎを仕入れていた。リコール対象商品の詳細はオリジナル記事に記載。KIRO7の関連記事はこちら


シアトル警察署のベスト署長、辞任を表明

8/11/2020 ・KING5

シアトル警察署のカルメン・ベスト署長は10日(月)夜、来月2日(水)に現職を辞任し退職することを明らかにした。同日にはシアトル市議会が警官100人の人員削減、警察署長などの減給を含む年内のシアトル警察予算約300万ドル削減を賛成7票、反対1票で承認。市議会は今後さらなる警察削減を検討する可能性がある。ベスト署長の辞任後、エイドリアン・ディアス副署長が暫定的に署長を務める。ベスト署長はシアトル警察署で28年間勤務し、2018年に黒人女性としてシアトル警察初の署長に任命された。シアトル警察の予算大幅削減案を巡っては、予算50パーセント削減に賛同する抗議者がスノホミッシュ郡にあるベスト署長の自宅へデモ行進を行い、付近住民と緊張状態に至る出来事が発生。またベスト署長は、予算削減など警察署に関する市議会の話し合いの場に立ち会わせてもらえなかったと、これまでに話している。KING5の関連記事はこちら