2020年9月28日～10月2日（9月5週目）

ワシントン州では10月1日（木）より自転車の通行に関して、一時停止の道路標識や停止線があるところで完全に停止する交通ルールが変更される。これまでは車両と同様、自転車は交差点などで道路標識に従い、一旦停止する必要があった。しかし今後は安全が確認できれば、「yield」の道路標識でのルールと同じようにそのまま進むことができる。この新しい法律「Safety Stop」は、自転車の交通安全の向上につながるという理由で導入が決定され、アメリカ国内ではアイダホ州やオレゴン州など4州が、すでにこの法律を実施している。アイダホ州では同法律実施後に自転車での負傷件数が14パーセント減少している。KING5の関連記事はこちら

全国紙のウォール・ストリート・ジャーナルは29日（火）、航空機製造メーカーのボーイングが、エバレット工場で行っていた787型機ドリームライナーの生産をサウス・カロライナの工場へ移転すると報道している。787型機は両工場の2カ所で生産されているが、コロナ・パンデミックの影響で航空機需要が落ち込んでいることから、ボーイングは同機種の減産を発表しており、1カ所での生産集約を検討していた。エベレット工場でのドリームライナー生産は10年以上行われており、生産拠点の移転による雇用や地元経済への影響が懸念される。ボーイングは30日（水）午後にこの報道が正しいことを認めている。KING5の関連記事はこちら

ワシントン州西部では今週30日（水）または10月1日（木）までに、北カリフォルニア州で発生している山火事の煙が流れ込むと予想されている。しかし、今月半ばに発生した極めて健康に良くないレベルの大気汚染ほどの煙の量はなく、大気質は悪くても普通、また場所により敏感な人の健康に影響するレベルと予想されている。KING5の気象予報士によると、今回の流れ込む煙のほとんどは5000フィートよりも高い上空に漂い空に霞がかかるかもしれないが、地上付近での大気汚染への影響は少ないとみている。また今のところ、大気質レベルは10月2日（金）には改善する見込み。KING5の関連記事はこちら

NFLシアトル・シーホークスは27日（日）、本拠地シアトルのセンチュリーリンク・フィールドでダラス・カウボーイズと対戦し、38対31で敵を打ち負かし開幕から3連勝となった。22対30とシーホークスのリードで迎えた第4クォーター、カウボーイズはタッチダウン1回、そして試合残り時間3分59秒でフィールドゴール1回を決め、31対30と僅差で逆転。しかし残り時間1分47秒でシーホークスのラッセル・ウィルソン選手（QB)がDKメットカーフ選手（WR）への29ヤードのタッチダウン・パスを成功させ、リードを奪い返した。この試合、シーホークスのウィルソン選手は5回のタッチダウン・パスを決め、今季その合計は14回となり、NFLでの開幕から3試合のタッチダウン成功回数記録を塗り替えた。KING5の関連記事はこちら