シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2020年11月6日~11月9日(11月2週目)

ワシントン州のインスリー知事は13日(金)、アメリカ国内で急増している新型コロナウイルス感染を抑制する対策として、州外からの旅行者に対し、到着後14日間の自主隔離を要請する勧告を出した。オレゴン州ブラウン知事、カリフォルニア州ニューサム知事も同日、同様の勧告を発令。勧告では「必要な旅行」の場合、自主隔離要請の対象外となり、仕事や学業、経済サービス、健康、安全などが目的の旅行を必要な旅行としている。またこの勧告で、州境、または国境をまたぐ不要不急の旅行を避け、州住民が地元に留まることを促している。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州知事、感謝祭の集まりを控えるよう住民に呼びかけ

11/13/2020 ・KING5

感謝祭まで2週間となった12日(木)の夕方、ワシントン州のインスリー知事は妻のトゥルーディ氏を伴いテレビ中継にて、新型コロナウイルス新規感染者が急増している状況を踏まえ、屋内でのホリデーの集まりを控えるよう州住民に呼びかけた。知事は、2021年の感謝祭は最も素晴らしいものになると楽観視しているが、今年はウイルス感染が起きやすい屋内での集まりは危険すぎる、と述べている。また、参加する人全員の14日間の自主隔離を実施して安全が明確な場合を除き、感謝祭の集りを避けるよう話した。インスリー知事によると、ワシントン州の週平均の新型コロナウイルス感染件数は過去2週間で2倍となり、3月と同様に危険な状態にある。知事は早ければ16日(月)に、新たな新型コロナウイルス対策を発表するとみられる。KING5の関連記事はこちら


カスケード山脈、週末まで大雪の予報

11/12/2020 ・KIRO7

12日(木)午前の天気予報によると、ワシントン州西部では新しい大気状況により、12日から平地で雨、山地では雪となるもようで、山では14日(土)までに合計12〜24インチの雪になるとみられている。海岸沿いでは今後数日間、強風と高波を引き起こす嵐となる恐れがある。他の平地では13日(金)と14日は風が強くなるが、深刻な嵐になる危険性は低い。国立気象局は12日午後4時から14日午前4時まで、カスケード山脈の標高3000フィート以上のエリアに大雪警報を発令。この地域にはスティーブンズ・パス、スノコルミー・パス、マウント・ベーカー・スキー場、クリスタル・マウンテンスキー場、ノース・カスケードHwy.、レーニア山のパラダイスが含まれており、場所により合計10インチから3フィートの積雪となる可能性がある。
KING5の関連記事はこちら


マリナーズのルイス外野手が最優秀新人に、同球団でイチロー元選手以来

11/11/2020 ・KIRO7

アメリカ大リーグのシアトル・マリナーズに所属するカイル・ルイス外野手が、アメリカン・リーグの最優秀新人(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)に選ばれたことが9日(月)に発表された。マリナーズでは2000年に佐々木主浩元投手、2001年のイチロー元外野手の日本人選手2人が2年連続で同賞を受賞。最優秀新人を決定する全米野球記者協会の投票で、ルイス外野手は30票全てを集め、合計150ポイントを獲得して1位となり、満場一致で最優秀新人に選出されたリーグ12人目、同球団では初めての選手となった。昨季メジャーデビューを果たしたルイス外野手の2020年シーズンにおける成績は、58試合出場で打率.262、11本塁打、28打点、塁打90、出塁率.364。ナショナル・リーグの最優秀新人はミルウォーキー・ブルワーズのデビン・ウィリアムズ投手が受賞している。KIRO7の関連記事はこちら


クララム郡、大統領選挙での郡の勝者が40年間連続して当選

11/11/2020 ・KING5

ワシントン州クララム郡(オリンピック半島北部)は全米で唯一、1980年以降のアメリカ大統領選挙で毎回、郡の勝者となる候補者が大統領に当選し続けていることが話題となっている。レーガン大統領の初当選からトランプ大統領当選まで連続で、郡の勝者が大統領当選者と一致した郡は全米で19郡あった。今回の選挙ではクララム郡において9日(月)までに、当選確実となったジョー・バイデン前副大統領が50.43パーセント、ドナルド・トランプ大統領が46.72パーセントの票を獲得し、バイデン前副大統領が郡での勝者となっている。KING5の関連記事はこちら


多くのシアトル市民がバイデン前副大統領の当選確実を祝う

11/9/2020 ・KING5

アメリカ大統領選挙でジョー・バイデン前副大統領の当選が確実となった7日(土)、これを祝うためにシアトルのキャピトル・ヒルに多くの人が集まり、喜んで踊る人やクラクションを鳴らして通行する車がみられた。シアトルのジェニー・ダーカン市長もバイデン氏、副大統領候補のカマラ・ハリス氏の当選確実を祝う声明を発表し、この結果はシアトル市にとって良いことだと述べている。その一方、ダウンタウンのウエストレイク・センターでも同日集会が行われ、バイデン氏が掲げる方針が、疎外されたコミュニティーにとって十分ではないと訴える声が上がった。キャピトル・ヒルでは警官が乗ったパトカーの窓が割られる暴力事件1件が発生したが、この被害を除いては、これらの集会は概ね平和的に行われている。KING5の関連記事はこちら