シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2020年11月30日~12月4日(11月5週目/12月1週目)

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は1日(火)、新型コロナウイルス感染者と接触した場合の推奨する隔離期間を短縮したが、ワシントン州保健省もそれに従い、隔離期間に関するウェブサイトの記載を変更すると2日(水)に発表した。CDCは、新型コロナウイルス感染者に接触後の隔離期間はこれまでの14日間から10日間に、検査で陰性となった場合は7日間に変更。州保健省のキャッシー・ローフィー博士は、隔離期間は短縮するものの、接触から14日間は症状がないか注意するべきと話している。ワシントン州外からの訪問者の14日間の隔離要請は2日午後の時点では変更されていない。KING5の関連記事はこちら


アラスカ航空やWA州兵、コロナワクチン輸送の大仕事に備える

12/2/2020 ・KING5

アメリカでは、食品医薬品局(FDA)が申請されている新型コロナウイルス・ワクチンの緊急使用許可を認めれば、今月半ば頃にワクチン提供が開始される見込みで、国や州が大仕事となるその物流の準備に取り組んでいる。ファイザーが開発したワクチンは華氏マイナス94度の超低温で輸送が必要となる。ヘリコプター、トラック、兵士や他の資源を保有するワシントン州兵は州保健省、あるいは国防総省からの物流に関するどのような要請にも応じるため待機している。アメリカン航空やユナイテッド航空、FedEx、UPSでは、アメリカ国内で大量のワクチンを冷蔵輸送できる貨物飛行機を保有。またシアトルを拠点とするアラスカ航空はアンカレッジ、またはシータックの空港からアラスカの遠隔地へワクチンを輸送する準備が整っていると話している。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州西部で車の触媒コンバーター盗難が増加

12/1/2020 ・KING5

ワシントン州西部にあるいくつかの警察署は、過去数週間において、車の触媒コンバーターの盗難被害が増えていると報告している。触媒コンバーターは車の排気ガス浄化装置で、レアメタルであるパラジウム、ロジウム、プラチナが含まれ、そのそれを狙って犯行が行なわれている。アーバーン警察によると、車から切断して盗まれた触媒コンバーターは、リサイクル・ヤードで売られており、先週にはその件数が急増している。またトヨタ・プリウスが最も狙われやすいと話している。車はガレージや明るい場所に駐車したり、自動車警報システムが切断時の振動を感知できるよう調整するなど、警察は住民に防犯対策を勧めている。KING5の関連記事はこちら


新型コロナウイルス感染者との接触通知アプリ、ワシントン州で利用可能に

11/30/2020 ・KING5

ワシントン州のインスリー知事と州保健省は30日(水)、新型コロナウイルス感染者と接触した可能性を通知する州内全域を対象とした無料アプリ、「WA Notify」が利用可能になったと発表した。同アプリはアップルとグーグルにより開発された、個人情報や位置情報を収集したり明らかにしないプライパシー保護技術を採用。Bluetoothを活用しており、過去14日間に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを報告しているWA Notifyユーザーに接触した可能性があれば通知される。またどのように、どこでCOVID-19検査を受けられるのかなど次にやるべき情報も提供する。iPhoneでは、すでに搭載されている「exposure notifications」機能を有効にすれば、感染者との接触通知サービスを使用できる。Android OSのスマホではアプリをダウンロードする必要がある。アプリの詳細についてはこちらに記載。KING5の関連記事はこちら