シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2020年12月14日~12月18日(12月3週目)

シアトル公立学校区の理事会は17日(木)、Pre-Kから1年生と特別支援教育が必要な生徒を対象に、3月までに学校での対面授業を再開する計画に関して投票を行い、満場一致で承認した。対象となる生徒は約9,000人で、授業は週最大5日実施され、希望者は遠隔授業の選択も可能。今後2カ月かけて、対面授業再開の準備を進めていく。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州知事、対面授業再開の新ガイドラインを発表

12/17/2020 ・KING5

ワシントン州のジェイ・インスリー知事は16日(水)、新型コロナウイルス流行中の学校での対面授業再開について、推奨する新しいガイドラインを発表した。これまでの基準よりも緩和された新ガイドラインによると、郡におけるCOVID-19感染者数が14日間で100,000人当たり50人以下の場合、その地域の学校区は生徒全員に対し、対面授業を受けられるようにすべきとしている。100,000人当たり50〜350人の場合は、小学生と中学生から段階的に学校での授業再開を勧めている。また100,000人当たり350人以上では、小学生と対面授業が必要な生徒を対象に、最大15人の小規模クラスでの対面授業を推奨。知事は、学校再開でのコロナ感染のリスクはあるものの、マスク着用など保健局の方針にきちんと従えば感染の危険性は軽減できると話している。また高校生はよりコロナウイルスの感染拡大が起きやすいため、ガイドラインでは高い学年の生徒ほど、対面授業再開を後にしていると述べた。KING5の関連記事はこちら


キャピトル・ヒルの公園、市がホームレスキャンプ一掃を予定

12/16/2020 ・KIRO7

シアトルのキャピトル・ヒルにあるカル・アンダーソン公園では、16日(水)午前に市がホームレスキャンプを大規模に一掃する予定をしている。付近は黒人に対する警察の行き過ぎた暴力行為に反対する抗議者が占拠していた区域「CHOP」で、市は6月末から公園を閉鎖。しかし多くの抗議者やホームレスが公園で寝泊まりしている。閉鎖以降、3回目となる今回の一掃実施は、14日(月)に看板を立てて告知されており、14日午前7時半までに退去するよう通知。しかし、同日午前8時過ぎの時点で、公園内では火が燃やされ、また人々の姿が見られ、一掃作業はまだ開始されていない。公園でホームレスが寝泊まりしていることに関して、市の対応が不十分であると付近住民から苦情が出ており、ホームレスの擁護者は、手頃な価格の住宅提供への市の対策が進んでいないと指摘している。KIRO7の関連記事はこちら


QFCなどの薬局、コロナワクチン受け入れへ準備

12/15/2020 ・KIRO7

14日(月)に新型コロナウイルスワクチンの初荷がアメリカ国内各州に到着し、ワシントン州でも病院でのワクチン接種が可能となるが、一般の薬局でもワクチンの受け入れ準備が進められている。QFCやフレッド・マイヤーの薬局では1Bグループ(消防士や教員など生活維持に必要不可欠な仕事に従事する労働者)へのワクチン接種実施に必要な手続きを間もなく完了する。早ければ来年1月にファイザー、あるいはモデルナのワクチンが届くとみられ、QFCはどちらのワクチンでも受け入れられるよう準備を進めていると話している。また同店は現在、州保健省と連携して、対象となるグループのみへ正しく接種が行われるためのシステムを整備中で、超低温でのワクチン保管、ワクチンの取り扱いなど課題への対策に取り組んでいる。KIRO7の関連記事はこちら


コロナワクチンの初荷、ワシントン州に到着

12/14/2020 ・KING5

米食品医薬品局(FDA) は11日(金)、製薬会社ファイザーとビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用許可を出したが、その初荷が14日(月)にワシントン州に到着した。今回届いたワクチンは合計62,400回分とみられ、今月末までに合計222,000回分の到着が見込まれている。最初にワクチンを接種するのは医療従事者、救急医療隊員、救急車のドライバーなどを含む感染リスクが高い人。州保健省によると、これらの人々にワクチンが行き渡るのに2ヶ月かかる可能性があり、一般へのワクチン接種まで数ヶ月かかるとみられる。製薬大手モデルナのワクチンの緊急使用許可は1、2週間のうちに出されることが期待されており、許可されれば今月末までに180,000回分がワシントン州へ提供される可能性がある。KING5の関連記事はこちら