シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2021年3月8日~3月12日(3月2週目)

ワシントン州経済活動再開計画、州全域でフェーズ3へ移行

3/12/2021・KING5

ワシントン州のインスリー知事は11日(木)、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制して段階的な経済活動再開を行う計画「Healthy Washington」において、州内すべての郡が22日(月)にフェーズ3へ移行すると発表した。フェーズ3ではレストラン、映画館、ジムなど屋内施設での人数制限を収容人数の50パーセントまで緩和。コンサート、高校の卒業式などのイベントやアクティビティーでは、社会的距離の確保とマスク着用を条件に、屋内・屋外で最大400人までの参加が可能となる。また球場などの座席が固定されている屋外施設では、座席定員の最大25パーセントに人数制限して観客の入場が許可される。シアトル・マリナーズは、4月1日(木)に予定されているTモバイル・パークでの開幕戦から、1試合最大9000人の観客入場をワシントン州とキング郡から許可されている。KING5の関連記事はこちら


シアトルの大規模ワクチン接種会場、今週土曜に開設

3/10/2021・KING5

シアトル市が開設を計画しているルーメン・フィールド・イベント・センターでの新型コロナウイルス・ワクチンの大規模接種会場だが、13日(土)のオープンが10日(水)に発表された。シアトル市とスウェディッシュ病院が会場を運営し、最初は週2〜3日、およそ5,000回/週のペースで接種を開始。その後、供給があれば最大21,000回/日まで増やすことができる。同会場での接種予約は黒人、先住民、有色人種(BIPOC)のコミュニティーに基盤がある団体が優先されるが、現在ワシントン州によるワクチン接種対象者は予約が可能。KING5の関連記事はこちら


スカジット・バレーのチューリップ・フェスティバル、今年は開催へ

3/9/2021・KING5

新型コロナウイルス流行のため、去年は中止されたスカジット・バレーのチューリップ・フェスティバルだが、今年は4月1日から1ヶ月間開催される。チューリップ農園Tulip TownのCEOアンドリュー・ミラー氏は、畑で同時に花見をする訪問者数を最大3000人に制限すると話しており、3時間枠で訪問が許可されるチケットの事前購入が必要になる。また近隣にある別のチューリップ農園RoozenGaardeでも人数制限のため、入場時間指定のチケット(滞在時間は2時間まで)の事前購入が必要。訪問中、花見客はマスクを着用しなければならない。これまで40年近く行われているチューリップ・フェスティバルには毎回およそ40万人が訪れ、6500万ドルの地元への経済効果がある。しかし、通常フェスティバルの間に開催される30〜40の関連イベントやアクティビティーが今年は中止されるため、地元の小規模ビジネスでは以前のような客足は見込めないと、フェスティバルの関係者は話している。KING5の関連記事はこちら


ファーストレディーのジル・バイデン博士、WA州西部を訪問

3/8/2021・KING5

ジョー・バイデン大統領の妻、ジル・バイデン博士が8日(月)、ワシントン州西部に到着した。バイデン博士は9日(火)にルイス・マッコード合同基地とウィッビー島海軍航空基地の2カ所を訪問し、軍人家族とCOVID-19パンデミックでの体験について話をする。バイデン博士は2011年に当時ファーストレディーだったミシェル・オバマ氏と始めた兵士とその家族を支援する活動「Joining Forces」を、今年再開する計画を立てている。ワシントン州西部訪問後、10日(水)にはカリフォルニア州のトゥエンティナイン・パームス海兵隊空陸戦センターへ向かう。KING5の関連記事はこちら