ワシントン州、ワクチン接種対象に16歳以上の全住民を追加
4/15/2021・KING5
ワシントン州は15日(木)、新型コロナウイルスのワクチン接種対象を16歳以上の全ての住民に拡大し、州保健省(DOH)によると、約150万人が新たに接種対象に加わる。州では新型コロナウイルス感染や入院の件数が増加しており、感染拡大の第4波初期に入った可能性があると保健長官は話している。ワクチン供給量は増加しているものの、需要に追いついていないため、予防接種まで待ち時間を要すると専門家はみている。DOHも、住民に我慢強く待つよう呼びかけており、今日は予防接種が受けられないかもしれないが、すぐ受けられるようになると話している。KING5の関連記事はこちら
DOH、ジョンソン・エンド・ジョンソン製ワクチン使用を一時停止
4/14/2021・KING5
接種後に6件の血栓が確認されたことを受け、アメリカ食品医薬品局が一時使用停止を勧告しているジョンソン・エンド・ジョンソン製の新型コロナウイルス・ワクチンについて、ワシントン州保健省(DOH)は13日(火)、同社のワクチン接種を一時停止すると発表した。血栓が確認されたのは18歳〜48歳の女性で、接種から6日〜13日後に脳静脈洞血栓症(CVST)と呼ばれる血栓を発症している。これまでアメリカ国内で行われた同ワクチン接種回数は680回以上。DOHは、ワシントン州内での血栓の報告は確認しておらず、現時点で同ワクチン接種による血栓発症は非常に稀と言えるが、深刻な副作用であることから念のため、一時使用停止の措置を取ると述べている。ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチン接種後1ヶ月以上経過している人への影響は、現時点で非常に低いとみられるが、DOHは同ワクチン接種から3週間以内に頭痛、腹痛、足の痛み、息切れの症状がある場合は、医師に相談するよう呼びかけている。シアトル市などの自治体 ではジョンソン・エンド・ジョンソン製のワクチン接種予約を他のワクチンに切り替えたり、予約をキャンセルして対応している。KING5の関連記事はこちら
ピアス郡など3郡、州の経済活動再開計画フェーズ2に戻る
4/13/2021・KING5
ワシントン州のインスリー知事は12日(月)、ピアス郡、カウリッツ郡、ウィットマン郡の3郡が16日(金)より、新型コロナウイルス感染拡大抑制と段階的な経済活動再開を行う計画「Healthy Washington」のフェーズ3からフェーズ2に戻ることを発表した。これら3郡において、新型コロナウイルスの新規感染者率やその入院率がフェーズ3の基準を満していたかったことにより、フェーズの移行が決定された。フェーズ2では、レストランでの屋内飲食やフィットネス・センターなどでの屋内サービス利用が最大収容人数の25パーセントに規制される。インスリー知事は先週9日(金)に、フェーズ3に求めるいくつかの基準の緩和を発表していた。KING5の関連記事はこちら
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