シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2021年11月8日~11月12日(11月2週目)

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ダウンタウンで、キング郡職員のエスコートプログラム開始

11/12/2021・KING5

ダウンタウンにあるキング郡庁舎周辺では治安の悪化が問題となっているが、郡は今週、公共交通機関を利用して通勤する職員へセキュリティエスコートを提供する試験プログラムを開始した。Walking Busと呼ばれる同プログラムでは、平日の夕方、キング郡裁判所とコールマン埠頭、またはキングストリート駅の間でサービスを提供する。同裁判所から通りを挟んだ公園にホームレスのキャンプができて以来数年間にわたり、パイオニア・スクエアの裁判所内外で治安への懸念が高まっており、最近では裁判所のトイレで女性職員に暴行を加えたとされる男性が起訴されている。この事件後、キング郡の職員は郡に安全対策を求め集会を行った。またダウンタウン地域でビジネスを行う民間の事業主は、市に犯罪防止対策を懇願している。KING5の関連記事はこちら


イースト・リンク・ライトレールで試験走行を実施

11/10/2021・KING5

4年間の建設工事が行われていたイースト・リンク・ライトレールのベルビューとレドモンド間で、試験走行が行われている。今月19日(金)までの午後9時から午前5時に、ベルビュー・ダウンタウン・ステーションからレドモンド・テクノロジー・ステーションで試験走行を実施し、制御、安全性、信号システムの評価を行う。公共交通機関のサウンドトランジットによると、線路の上を車両が一両編成の列車を徒歩スピードで引っ張り、確認作業を行う。イースト・リンク・ライトレール拡張線は2023年に開通する予定。KING5の関連記事はこちら


ベルビューとシアトルの公立学校、人員不足で今週金曜に臨時休校

11/10/2021・KING5

ベルビューとシアトルの公立学校は12日(金)に、人員不足のため臨時休校すると発表している。休校措置を取る理由として、シアトル公立学校(SPS)は生徒の家族へ送った通知で、これまでにない数多くの職員が12日に休暇を取るため、またベルビュー学校区は人員不足、予想される悪天候、またCOVID-19による制限のためと伝えている。シアトル公立学校は、先週の時点で600人以上の教員から12日の代用教員の要請があり、今週にはさらに増える見込みだが、代用教員が大幅に不足している現在の状況で、生徒へ安全で質の高い授業を提供することは難しいと話している。今回の休校日数分を補うため、シアトル公立学校は今学年度の最終日を1日遅らせ、ベルビュー学校区は授業を予定していなかった来年1月28日(金)を登校日に変更する。KING5の関連記事はこちら


アメリカ政府、COVID-19ワクチン接種完了の渡航者受け入れ開始

11/9/2021・KING5

アメリカ政府は8日(月)、COVID-19ワクチン接種を完了した空港や陸路での渡航者の受け入れを再開した。新型コロナウイルスのパンデミックが始まってから アメリカ政府は入国規制を行ってきたが、今後ワクチン接種の証明とCOVID-19検査での陰性証明を提示すれば、入国が制限されていた国からの空路での入国が可能となる。またメキシコとカナダからの陸路での入国には、ワクチン接種の証明が必要だが、COVID-19検査は不要。シアトル・タコマ国際空港(シータック空港)では42路線あった国際線がパンデミックで激減したが、現在カタールのドーハなどの新規就航路線を含む30便が運行し、その数は戻りつつある。12月にはパリ、東京(羽田)、シンガポールへのフライトも再開される予定。同空港での先週までの国際線旅行者数は平均2,100人~2,400人だったが、8日には約3,100人となるとみており、シアトル港湾局はわずかながら増加したと話している。KING5の関連記事はこちら