無料配布されるN95マスク、まもなく薬局などに入荷
1/28/2022・KIRO7
ワシントン州保健省（WDOH）は27日（木）、連邦政府が国民に無料配布する高性能のN95マスクがまもなく地元の薬局などに到着し始めると話している。店舗によっては、早ければ28日（金）に入荷する可能性もあるが、配布開始の日程は今のところ明らかにされていない。またマスクの配布場所となる薬局のリストはまだ公表できないとWDOHは28日に述べているものの、アメリカ疾病対策予防センター（CDC）が発表しているリストには、CVS、アルバートソンズ、バーテル・ドラッグス、コストコ、フレッド・マイヤー、ライタ・エイド、セーフウェイ、ウォルグリーンズ、ウォルマートなどが含まれている。バイデン政権は先週、新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株による感染者数が急増していることを受けて、N95マスク4億枚を薬局や地域医療センターなどで無料配布すると発表。またワシントン州は約1000万枚のマスク配布を計画しており、その一部はまもなく地元の緊急管理当局とK-12の学校に送られる予定。KIRO7の関連記事はこちら
早期地震警報アプリ「MyShake」がワシントン州で利用可能に
1/27/2022・KING5
オレゴン州とカリフォルニア州ですでに運用されている早期地震警報アプリ「MyShake」が、26日（水）よりワシントン州でも利用可能になった。iOSとアンドロイドの端末向けに開発されたMyShakeは、無料でダウンロードできる。カリフォルニア州危機管理局（Cal OES）がアプリ開発の資金を提供し、カリフォルニア大学バークレー校の地震学者とエンジニアが設計した。MyShakeがワシントン州で公開されるまでに、ワシントン州危機管理局とCal OESが協力して、同アプリに津波情報を追加している。ワシントン州ではすでに、アメリカ地質調査所（USGS）の早期地震警報システム「ShakeAlert」の情報に基づく警報を、Wireless Emergency AlertやAndroid端末内蔵の地震警報システムを通じて携帯電話で受け取ることができるが、MyShakeはその新たな選択肢となる。早期地震警報アプリのダウンロードや他の警報システムに関する情報はこちら。KING5の関連記事はこちら
公的介護保険料徴収の延期に関する法案が州上院で可決
1/27/2022・KING5
ワシントン州議会上院で26日（水）、公的介護保険料の徴収を2023年7月まで延期する法案が可決された。インスリー知事は28日（金）に同法案に署名するとみられており、すでに納められた保険料は返金されることになる。アメリカ初となる公的介護保険制度導入は2019年にワシントン州議会で可決され、今年1月から給与税として保険料の徴収が開始される予定だった。しかし議員から同制度に調整が必要な部分があると指摘があり、昨年12月に知事が州の職業安定局に対し、4月まで雇用主から保険料を徴収しないよう命じていた。※アップデート：同法案は27日（木）にインスリー知事が署名し、2023年7月まで保険料の徴収が延期となった。KING5の関連記事はこちら
オミクロン株の亜種BA.2がワシントン州で確認される
1/25/2022・KING5
ワシントン州保健省は24日（月）、今月早くのCOVID-19感染2例からオミクロン株の亜種であるBA.2が検出されたことを明らかにした。BA.2の感染はデンマークなど他の国でも増加しているが、現時点でアメリカ国内で確認されている感染例は約100件。PCR検査で検出できないこともあるため、BA.2はステルスオミクロンとも呼ばれている。今のところBA.2についてはまだ不明な点が多いが、デンマークの研究所で行われた初期解析では、現在感染の主流であるオミクロン株BA.1とBA.2の間で入院数に差はないという結果が出ている。KING5の関連記事はこちら
ピュージェット湾地域、空気停滞で大気汚染悪化の可能性も
1/24/2022・KING5
国立気象局（NWS）の気象学者によると、ピュージェット湾地域では数日の間空気の停滞が予想されており、その影響で大気質が悪化する可能性がある。同地域は高気圧に覆われているため風がほとんどなく、霧が発生しやすい状況で、また大気汚染が悪化しやすい。NWSは同地域で大気の停滞に関する注意報を26日（水）正午まで発表しているが、Puget Sound Clean Air Agencyは23日（日）の時点で、キング郡、スノホミッシュ郡、ピアス郡などにおいて大気の汚染物質の量を抑制する目的で暖炉や野外で薪を燃やすことなどを禁止するBurn Banは発令していない。KING5の関連記事はこちら