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2022年1月31日~2月4日(1月6週目 / 2月1週目 )

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ワシントン州知事、公道用地のホームレス問題に対する新法案発表

2/4/2022・KING5

ワシントン州のジェイ・インスリー知事は3日(木)、ワシントン州交通局(WSDOT)が管理する公道用地のホームレスキャンプ問題に対応する州の専門機関を新設する法案を発表した。地方自治体と州機関が協力して、歩道、橋の下、I-5や州道脇などに野営するホームレスをシェルターや住宅に入居できるよう支援する部門設立が提案されており、予算は8億1500万ドル。州は、WSDOTが管理する公道には1,750以上の無認可のホームレスキャンプが存在すると推定している。3日に行われた記者会見では、シアトル市のブルース・ハレル市長とデボラ・ワレス市議会議長がインスリー知事と共に出席し、市はWSDOT管轄地のホームレスキャンプへのアクセスが難しいことから、同法案を支持すると表明している。KING5の関連記事はこちら


高速道路での銅線の盗難増加、シアトルのI-5ランプも閉鎖に

2/2/2022・KING5

ワシントン州運輸局(WSDOT)は1日(火)、ダウンタウン・シアトルにあるI-5エクスプレス・レーンへの出入り口ランプ(9th Ave& Pike St.)を無期限で閉鎖した。WSDOTは、ランプのゲートや看板へ電気を送るための銅線が盗まれたため、ランプを閉鎖せざるをえなくなったと話している。ワシントン州警察によると、過去13カ月間にWSDOTから通報された高速道路沿いでの銅線の盗難は、キング郡だけで30件。道路の照明、信号機、標識、保管庫などの銅線が狙われており、公共の安全が脅かされるとWSDOTは指摘している。スクラップヤードでの銅の価格は、この1年間で20%以上上昇した。KING5の関連記事はこちら


キング郡で発生した2021年の発砲事件数、過去4年間で最多に

2/1/2022・KING5

キング郡検察庁が1月31日(月)に発表した銃暴力に関する報告によると、2021年に発生した発砲事件数とその被害者数は過去4年間で最も多くなっている。キング郡で昨年発生した発砲事件は合計1,405件で、死亡した被害者は88人、また負傷者は372人。速報値では、2017年~2020年の4年間の平均に比べ、2021年の発砲事件数は54%増加、死亡者数は54%増加、負傷者数は82%増加。発砲事件全体の62%はシアトル市外で発生している。KING5の関連記事はこちら


サウンドトランジットの運賃収入が大幅減少、不正乗車の増加などが原因

1/31/2022・KING5

公共交通機関のサウンドトランジットでは、バスや電車の運賃収入が近年大幅に減少しており、CEOのピーター・ロゴフ氏は利用者数の減少や運賃を支払わない不正乗車の増加がその原因だと話している。同社は、不正乗車がパンデミック以前の約4%から30%〜40%の範囲で増加しているとみており、不正乗車取締まりの縮小などシステムに問題があるとしている。またパンデミックにより乗客数は約67%減少しており、2019年から2020年にかけて、運賃収入は1億ドル近くから3000万ドルまで減少。ライトレール拡張計画が進む中、2046年までの運営や建設など同社のコストの6%に計上されている運賃収入が、プロジェクトの進行に影響する可能性がある。KING5の関連記事はこちら