アラスカ航空、パイロット不足で6月末まで運航便数を削減
4/8/2022・KING5
シアトルに本社を置くアラスカ航空は、最近パイロット不足のため多くの便を欠航しているが、現在稼動できるパイロット数に合わせて6月末までの運航便を約2パーセント削減すると7日(木)に発表した。シアトル・タコマ国際空港を含むアメリカ国内の空港では、多発している欠航で数万人の旅行者が足止めされており、8日(金)も午前7時半時点で少なくとも34便が欠航し、そのうち31便はアラスカ航空のフライト。同社は、パイロットの労働組合と新たな契約合意にこぎつけるのに苦労しており、大きな打撃を受けている。KING5の関連記事はこちら
ワシントン州、求人広告への給与範囲などの記載が義務化
4/6/2022・KIRO7
ワシントン州では2023年1月より、雇用主は求人広告に給与範囲や福利厚生を記載することが義務づけられる。この法案(SB 5761)は先月末にインスリー知事が署名して成立。従業員15人以上の企業に適用され、施行後は第三者機関を通した求人広告、印刷された求人広告、デジタル求人媒体への投稿には、給与範囲と福利厚生に関する情報を含める必要がある。現在、求人情報への給与範囲や福利厚生などの記載は任意となっており、採用見込みとなる段階まで該当する求職者に明らかにされないことがある。州政府機関はすでにこれらの情報を求人広告に掲載している。この法律の支持者は、初任給の範囲の開示は給与の交渉において、求職者により均等な機会を提供することができると述べている一方で、企業経営者からは、小規模ビジネスにとって非常に負担になるという声が上がっている。KING5の関連記事はこちら
先住民女性の蔑称を含む州内の地名変更について、住民の意見を受付け
4/6/2022・KIRO7
米国内務省が今年2月、先住民女性の蔑称として使われる「squaw」を含む地名などの変更を進めるためにそのリストを明らかにしたが、ワシントン州内での地名変更について、地理的名称に関する州の特別委員会が住民からの意見を4月25日まで受付けている。内務省によるとアメリカ国内の湖、小川、山など660の地名、ワシントン州では18の地名にsquawが含まれている。以前に地名の変更方法についてワシントン州天然資源委員会で取り上げられたが、新しい名称のつけ方によっては土地と先住民女性とのつながりや、その歴史などを消してしまうという懸念が浮上。州は地域やランドマークに名前を付ける権限を持っているが、州住民の意見を聞くことなしに地名変更を進めることは難しい状況にある。具体的な地名などはオリジナル記事に記載。KIRO7の関連記事はこちら
山で雪、低地では雨や強風、ワシントン州西部で荒天の予報
4/4/2022・KING5
ワシントン州西部では5日(火)まで、強風や低地での雨、山岳部での雪など荒天が予報されており、ピュージェット湾地域の一部では雷雨になる可能性がある。4日(日)早くには嵐をもたらす気象システムが沿岸地域に移動し、その後オリンピック半島やカスケード山脈に広がった。4日(月)には別のシステムが移動し、寒冷前線の影響で積雪が標高2,000フィート付近まで下がる見込みで、国立気象局(NWS)は5日(火)午前8時までカスケード山脈の標高2,500フィート以上の地域に大雪注意警報を発表。同地域では12〜24インチの積雪と45mphの強風となる可能性があり、スティーブンズ・パスやスノコルミー・パスの峠越えには注意が必要。またオリンピック山脈の標高2,500フィート以上の地域にも暴風雨警報が出されている。その他、エベレット、シアトル、タコマ、オリンピアなどでは4日午後8時まで強風注意報が発表されており、NWSによると23〜35mphの強風や、最大50mphの突風が吹く可能性がある。またピュージェット湾地域の一部では5日までに最大1インチ、サウス・サウンド、キットサップ半島などの低地では2インチ以上の大雨が予想されている。KING5の関連記事はこちら